(Translated by https://www.hiragana.jp/)
SDTV - Wikipedia

SDTV

デジタルテレビ放送ほうそうにおいて、おもにアナログカラーテレビ放送ほうそう使用しようされた解像度かいぞうどちか解像度かいぞうど

SDTV(Standard definition television、標準ひょうじゅん解像度かいぞうどテレビ)とは現在げんざいデジタルテレビ放送ほうそう解像度かいぞうどたいして、おもアナログカラーテレビ放送ほうそう使用しようされた解像度かいぞうどちかいものをす。

概説がいせつ

編集へんしゅう

日本にっぽんでは基本きほんてき480i/pのみが使用しようされる[1]。デジタル放送ほうそう(ISDB、DVB、ATSC)の開始かいし以降いこうHDTV区別くべつするためにもちいられるようになった。

解像度かいぞうどおおきく分類ぶんるいする場合ばあいにも使用しようされ、ひくほうからじゅんに、LDTV - SDTV - HDTV - UHDTVとなる。

基本きほんてきMPEG-2H.264圧縮あっしゅくされて使用しようされることがおおい。圧縮あっしゅくのデジタルシリアルコンポーネント映像えいぞうとは解像度かいぞうど一部いちぶことなり、圧縮あっしゅくのほうが高画質こうがしつである。

SDTVはNTSCアナログテレビ放送ほうそうより、やく330ほんから500ほん水平すいへい解像度かいぞうど大幅おおはば向上こうじょうしているが、SDTVは基本きほんてき圧縮あっしゅくされて使用しようされるため、ビットレートによっては画質がしつうえとはかぎらない。

日本にっぽん、アメリカ、韓国かんこく台湾たいわん、ブラジルではNTSCなどの走査そうさせん525ほんのテレビ方式ほうしきだったため、480i/pをよく使用しようしている。一方いっぽう、ヨーロッパ、中国ちゅうごく、ロシアではPALSECAM走査そうさせん625ほんのテレビ方式ほうしきだったため、576i/pをよく使用しようしている。

名称めいしょう 最大さいだい画素がそすうよこ:たて アスペクトよこ:たて インターレス(フィールド) 順次じゅんじ走査そうさ(フレーム)
480i 720×480 16:9/4:3 60 -
480p 720×480 16:9/4:3 - 60
576i 720×576 16:9/4:3 50 -
576p 720×576 16:9/4:3 - 50

これよりひく解像度かいぞうど、ワンセグなどはSDTVはふくまれない。日本にっぽんでは480pで4:3の放送ほうそうはない。DVDで使つかわれる解像度かいぞうどもほぼおなじである。

順次じゅんじ走査そうさの480pや576pはSDTVでもありEDTVでもあるが、日本にっぽんではデジタルにおいてはEDTVはあまり使つかわれず、SDTVに分類ぶんるいされる。しかし、アメリカでは全米ぜんべい家電かでん協会きょうかいが480p/576pはSDTVにふくまずにEDTVとしている[2]

解像度かいぞうど アスペクトよこ:たて 名称めいしょう
480i/576i 16:9/4:3 SDTV
480p/576p 16:9/4:3 EDTV
720p/1080i/1080p 16:9 HDTV

マルチ編成へんせい

編集へんしゅう

ISDB-Tでは、HDTV放送ほうそうおこなわない場合ばあい、SDTVで3チャンネルまでの放送ほうそうくだりなえる。またエンコード技術ぎじゅつ進歩しんぽにより、セグメントのすくない地上波ちじょうはでもHDTVとSDTVの2チャンネルの放送ほうそうおこなわれており、スポーツ中継ちゅうけい延長えんちょうなどで使つかわれている。

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
  1. ^ スター・チャンネルBSが480p放送ほうそうおこなっていた時期じきがあった
  2. ^ べいCEAがDTVの定義ていぎ拡張かくちょう、EDTVを追加ついか 2000-09-01