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SO-DIMM - Wikipedia

SO-DIMM(small outline dual in-line memory module、エスオーディム、ソーディム)はコンピュータで使用しようするメモリモジュールの規格きかく一種いっしゅである。その用途ようとから販売はんばいてんなどではノートPCようメモリともばれる[1]

PC100 144ピン SO-DIMM
PC2700 DDR SO-DIMM
PC6400 DDR2 SO-DIMM
PC10600 DDR3 SO-DIMM
DDR4 SO-DIMM
SODIMM DDR Memoryの比較ひかく

概要がいよう

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SO-DIMMはDIMMたいしてよりちいさなサイズでモジュールを提供ていきょうするための規格きかくであり、そのおおきさはDIMMのやく半分はんぶんとされている。そのためSO-DIMMはおもノートパソコンしょうスペースパソコン使用しようされる。さらに、プリンターやルーターをはじめとするネットワーク機器きき機能きのう拡張かくちょうさいにももちいられる。

SO-DIMMには72ピン、100ピン、144ピン、200ピン、204ピン、または260ピンのモジュールが用意よういされている。100ピンのモジュールは32ビットデータ転送てんそうをサポートし、144ピンから200ピンのモジュールは64ビットデータ転送てんそうをサポートする。これは、64ビットデータ転送てんそう可能かのうな168ピン、184ピンまたは、240ピンのDIMMに相当そうとうする。

種類しゅるい見分みわかた

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SO-DIMMの種類しゅるい見分みわけるには、モジュールじょう端子たんしいている「きがどこにあるか」によって判別はんべつできる。100ピンのSO-DIMMモジュールはきがふたつあり、144ピンのモジュールは端子たんし中央ちゅうおう付近ふきん(完全かんぜん中央ちゅうおうではない)にきがひとつあり、200ピンのモジュールは端子たんし左右さゆうどちらかのはし付近ふきんきがひとつある。

200ピンのSO-DIMMモジュールは、DDRのかく世代せだいごとを区別くべつするためにきの位置いちことなっており、物理ぶつりてきさらないようになっている。たとえば、DDRDDR2ではきがピンのあるあたりはしによりちかければDDRであり、中央ちゅうおうによりちかければDDR2となる。DDRのかく世代せだいあいだでは互換ごかんせいがないため、あやまって使用しようするのをふせぐためにこのような差違さいがつけられている。一見いっけんすると見分みわけがかないため、これらを見分みわけるさい注意ちゅうい必要ひつようである。

動作どうさ速度そくど

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SO-DIMMの動作どうさ電圧でんあつは、DIMMと比較ひかくしておおきくちがわない。そして、技術ぎじゅつ進歩しんぽによりDIMMと同等どうとう動作どうさ速度そくど-クロックすう(たとえば400MHz PC3200)やCASレート(2.0、2.5、3.0)-および記憶きおく容量ようりょう(512MB、1GB、あるいはそれ以上いじょう)を実現じつげんしている。現在げんざい、DDR2 SO-DIMMメモリモジュールは800MHz PC6400、DDR3では1866MHz PC14900のクロックすう実現じつげんしている。

関連かんれん項目こうもく

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出典しゅってん

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  1. ^ メモリーの規格きかく, アイ・オあいお・デタ機器たきき, https://www.iodata.jp/product/memory/info/base/kikaku.htm 2022ねん6がつ25にち閲覧えつらん