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キガリ(Kigali)は、ルワンダ共和国の首都である。ルワンダのほぼ中央に所在し標高1433mから1645mと高地に位置し、人口は約330,000人(1997年)。
ドイツ植民地時代の1907年に開かれ、以後ベルギー領時代を通してルワンダの中心都市であった。1962年にルワンダが独立した際に、首都に指定される。キガリ市は、ルワンダ全体がそうであるように、いくつかの丘から構成されていて、中心はキヨブ(Kiyovu)地区、カキィル(Kacyiru)地区の丘の上部地域となる。旧都心のキヨブ地区には大統領官邸や多くの商店が集まり、新都心であるカキィル地区には国会議事堂、いくつかの中央省庁や大使館が位置し、その他の地区や丘の下部は概ね住宅街となっている。
なお、映画、ホテル・ルワンダのモデルとなったオテル・デ・ミル・コリン(Hôtel des Mille Collines)は、キヨブ地区に所在する。また、近くでは錫が採掘されており、1980年代に精錬工場が作られた。
交通
キガリ国際空港は、キガリ市中心から約10キロ離れた郊外のカノンベ(Kanombe)に位置する。
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