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さるかめ合戦かっせん (日本にっぽん)

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さるかめ合戦かっせん』は、日本にっぽん山口やまぐちけん青海島おうみじまつたわる民話みんわ

テレビアニメ『まんが日本にっぽんむかしばなし』で「さるかめ合戦かっせん」として1986ねん3月29にち放映ほうえいされた。

長門ながとでは、この民話みんわ大日だいにちから仙崎せんざき分離ぶんり独立どくりつ示唆しさしているのではないかと推測すいそくしている[1]

あらすじ[編集へんしゅう]

むかし青海せいかいとう仙崎せんざきはとてもちかく、しおになるとあるいてができた。

青海島おうみじま多数たすうのサルがんでおり、しおになると仙崎せんざきあるいてやってていた。

ある、サルが仙崎せんざきこうとすると、途中とちゅうおおきなカメねむっていた。カメをうごかそうと、サルは大声おおごえげてカメのくびるが、おどろいたカメはくび甲羅こうらなかめてしまう。サルのはカメのくび甲羅こうらはさまれてけなくなってしまった。仲間なかまのサルもやってきていになるが、どうしてもサルのけない。

やはてしおになってきて、カメがくびをだすと、その拍子ひょうしにサルのけるものの、いきおいでしりもちをついてしまう。その振動しんどう青海島おうみじま仙崎せんざきからとおくにはなれてしまい、以後いごしおになってもあるいてすることが出来できなくなってしまった。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 長門ながと編集へんしゅう委員いいんかい長門ながと民俗みんぞくへん〉』長門ながと、1979ねん、68ぺーじ 

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 松岡まつおか利夫としお へんさるかめ合戦かっせん」『周防すおう長門ながと民話みんわ だいいちしゅう』(新版しんぱん未來社みらいしゃ日本にっぽん民話みんわ 29〉、2016ねんISBN 978-4-624-93529-0