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しろはたずし

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

しろはたずしとは鳥取とっとりけん鳥取とっとり周辺しゅうへん郷土きょうど料理りょうりとしてつくられている、ハタハタおから使つかったなれずし一種いっしゅである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

しろはたは鳥取とっとり方言ほうげんハタハタのこと。塩漬しおづけしてから、甘酢あまずけたハタハタのはら甘酢あまず味付あじつけしたおからめ、数日すうじつけた寿司すし鳥取とっとりけんでは4がつがハタハタりょう最盛さいせいで、4がつおこなわれる賀露かろ大明神だいみょうじんはるまつりの行事ぎょうじしょくとなっている[1]

つくかた[編集へんしゅう]

  1. ハタハタを背開せびらきにして内臓ないぞうし、1にち塩漬しおづけをする。
  2. 流水りゅうすい半日はんにちほどしおきする。
  3. みずばい程度ていどうすめた砂糖さとうぜて甘酢あまずつくり、ハタハタを1にち以上いじょうむ。
  4. 乾煎からいしたおからとアサ少量しょうりょう用意よういし、うすめたすこ砂糖さとうをまぜた調味ちょうみえきをかけて味付あじつけする。
  5. おからをハタハタのはらめ、おからをいた容器ようきにハタハタをならべ、おからと交互こうごそうになるようにかさねる。
  6. ぶたをして重石おもしせ、数日すうじつすると出来上できあがる。
  7. べるさいには一口ひとくちだいって、ミカンかわきざんでえる[2]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 日本にっぽん食生活しょくせいかつ全集ぜんしゅう鳥取とっとり編集へんしゅう委員いいんかいへん、『日本にっぽん食生活しょくせいかつ全集ぜんしゅう31 ききがき鳥取とっとり食事しょくじ』p24、1991ねん東京とうきょう社団しゃだん法人ほうじんのうやま漁村ぎょそん文化ぶんか協会きょうかいISBN 4-540-91003-5
  2. ^ 日本にっぽん食生活しょくせいかつ全集ぜんしゅう鳥取とっとり編集へんしゅう委員いいんかいへん、『日本にっぽん食生活しょくせいかつ全集ぜんしゅう31 ききがき鳥取とっとり食事しょくじ』p56、1991ねん東京とうきょう社団しゃだん法人ほうじんのうやま漁村ぎょそん文化ぶんか協会きょうかいISBN 4-540-91003-5

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]