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「ぼくのそばにおいでよ」 加藤 かとう 和彦 かずひこ の シングル 初出 しょしゅつ アルバム『ぼくのそばにおいでよ 』B面 めん
アーサーのブティック リリース
1969年 ねん 10月 がつ 10日 とおか (1969-10-10 ) 規格 きかく
シングルレコード 録音 ろくおん
1969年 ねん ジャンル
カントリー フォーク 時間 じかん
3分 ふん 58秒 びょう (ぼくのそばにおいでよ) 5分 ふん 37秒 びょう (アーサーのブティック) レーベル
EXPRESS EP-1184 作詞 さくし ・作曲 さっきょく
エリック・アンダーソン (作詞 さくし /作曲 さっきょく )日高 ひだか 仁 ひとし (訳詞 やくし ) 加藤 かとう 和彦 かずひこ シングル 年表 ねんぴょう
『 ぼくのそばにおいでよ 』 収録 しゅうろく 曲 きょく
ぼくのそばにおいでよ (COME TO MY BEDSIDE)
日本 にっぽん の幸福 こうふく I (THIS IS MY LAND I)
日本 にっぽん の幸福 こうふく II (THIS IS MY LAND II)
日本 にっぽん の幸福 こうふく III (THIS IS MY LAND III)
だいせんじがけだらなよさ (DAISENJIGAKEDARANAYOSA)
タヌキ (TANUKI)
9月はほうき星 ぼし の流 なが れる時 とき (SEPTEMBER IS A LONELY WORD)
ネズミ・チュウ・チュウ、ネコ・ニャン・ニャン (CHU CHU AND NIYAN NIYAN)
アーサーのブティック (ARTHER'S BOUTIQUE)
ひるねのミカ (DREAMIN' MIKA)
ゼニフェッショナル・ブルース (ZENIFESSIONAL BLUES)
13番 ばん 街 がい のおもちゃ屋 や (SLAUGHTER ON 13TH STREET TOY SHOP)
僕 ぼく のおもちゃ箱 ばこ (MY TOY BOX)
テンプレートを表示 ひょうじ
「ぼくのそばにおいでよ 」 (COME TO MY BEDSIDE ) は、1969年 ねん 10月 がつ 10日 とおか (1969-10-10 ) に発売 はつばい された加藤 かとう 和彦 かずひこ のソロ名義 めいぎ による3枚 まい 目 め のシングル。アメリカのシンガーソングライター、エリック・アンダーソンの楽曲 がっきょく を日本語 にほんご でカバーしたものである。
原曲 げんきょく の「COME TO MY BEDSIDE」はアメリカのシンガーソングライター、エリック・アンダーソン が1964年 ねん に発表 はっぴょう した楽曲 がっきょく で、自身 じしん の1枚 まい 目 め のアルバム『TODAY IS THE HIGHWAY』(1965年 ねん )にも収録 しゅうろく された。日本 にっぽん では日高 ひだか 仁 ひとし による訳詞 やくし 版 ばん がフォーク系 けい のミュージシャンなどに取 と り上 あ げられ、ザ・フォーク・クルセダーズ もこの曲 きょく をレパートリーとして1968年 ねん 10月 がつ の「フォークル さよならコンサート」(アルバム発売 はつばい :1969年 ねん 2月 がつ 、キャピトル CPC-8003)でも歌 うた われた。加藤 かとう はフォークル解散 かいさん 後 ご もこの曲 きょく をステージで取 と り上 あ げ、初 はつ のソロ・アルバム『ぼくのそばにおいでよ 』にもカントリー 風 ふう の編曲 へんきょく で収録 しゅうろく している。当 とう シングルはアルバムと同 おな じヴァージョンで、演奏 えんそう および編曲 へんきょく 面 めん で加藤 かとう の人脈 じんみゃく による「加藤 かとう 和彦 かずひこ と彼 かれ のグループ」名義 めいぎ のミュージシャンが参加 さんか している[1] (パーソネルを参照 さんしょう )。一方 いっぽう 、カップリング曲 きょく の「アーサーのブティック」は詞 し を松山 まつやま 猛 たけし が手 て がけているが、加藤 かとう によれば、これはSF小説 しょうせつ からインスパイアされたもので、タイトルのアーサーとは人名 じんめい ではなく、地球 ちきゅう を意味 いみ する「EARTHER」を指 さ しているという[2] 。なお、この曲 きょく もアルバムと同 どう ヴァージョンで、サウンド面 めん では編曲 へんきょく を手 て がけたクニ河内 かわち により三味線 しゃみせん やバンジョー、マンドリン、ブラス・セクションなどが使用 しよう されている[3] 。
カバーには上半身 じょうはんしん 裸 はだか の加藤 かとう の写真 しゃしん が使用 しよう されている。アルバム『ぼくのそばにおいでよ』にも同 おな じフォト・セッションの写真 しゃしん が用 もち いられたが、後年 こうねん 加藤 かとう は「裸 はだか になればいいってものじゃない、若 わか い。」と語 かた っている[4] 。なお、カバー表 ひょう には以下 いか のキャッチコピー が記 しる されている。
加藤 かとう 和彦 かずひこ の決定 けってい 盤 ばん C&W !!
パーソネルと収録 しゅうろく 時間 じかん はオリジナル・シングルレコードの表記 ひょうき による[3] 。SIDE Bのパーソネルは不明 ふめい 。
ぼくのそばにおいでよ (COME TO MY BEDSIDE ) – (3:58)
作詞 さくし /作曲 さっきょく :エリック・アンダーソン、訳詞 やくし :日高 ひだか 仁 ひとし 、編曲 へんきょく :加藤 かとう 和彦 かずひこ と彼 かれ のグループ
加藤 かとう 和彦 かずひこ - ヴォーカル、ギター
遠藤 えんどう 俊雄 としお - ペダルスティール・ギター
谷野 たにの ひとし - ベース
つのだひろ - ドラムス
藤田 ふじた 秀雄 ひでお - ピアノ
アーサーのブティック (ARTHER'S BOUTIQUE ) – (5:37)
作詞 さくし :松山 まつやま 猛 たけし 、作曲 さっきょく :加藤 かとう 和彦 かずひこ 、編曲 へんきょく :クニ河内 かわち
「ぼくのそばにおいでよ」には加藤 かとう の合同 ごうどう コンサート出演 しゅつえん 時 じ の音源 おんげん が存在 そんざい する。
1969年 ねん 8月 がつ 29日 にち (1969-08-29 ) 、渋谷 しぶや 公会堂 こうかいどう 「実況 じっきょう 録音 ろくおん のためのカレッジ・ポップス・コンサート」※アルバム「カレッジ・ポップス・コンサート」(1970年 ねん 、東芝 とうしば 音楽 おんがく 工業 こうぎょう EP-7730)収録 しゅうろく 。なお、ここで加藤 かとう は一部 いちぶ 歌詞 かし を変 か えて歌 うた っている。
「COME TO MY BEDSIDE」には他 ほか にもいくつかの日本語 にほんご カバーが存在 そんざい する。タイトルに異同 いどう があるが、いずれも日高 ひだか 仁 ひとし の訳詞 やくし を用 もち いている。
中川 なかがわ 五郎 ごろう 「恋人 こいびと よベッドのそばにおいで」※収録 しゅうろく アルバム『六 ろく 文 ぶん 銭 ぜに ・中川 なかがわ 五郎 ごろう 』(1969年 ねん 4月 がつ 、URC URL-1002)
高石 たかいし ともや 「おいで僕 ぼく のベッドに」※収録 しゅうろく アルバム『坊 ぼう や大 おお きくならないで 高石 たかいし ともやフォーク・アルバム第 だい 3集 しゅう 』(1969年 ねん 6月 がつ 、ビクター SJV-405)
岡林 おかばやし 信康 のぶやす 「カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド」※収録 しゅうろく アルバム『私 わたし を断罪 だんざい せよ』(1969年 ねん 8月 がつ 、URC URL-1007)
小室 こむろ 等 ひとし 「おいでよぼくのベッドに」※収録 しゅうろく アルバム『長 なが い夢 ゆめ 』(1980年 ねん 1月 がつ 、フォーライフ FLL-5039)
泉谷 いずみや しげる 「COME TO MY BEDSIDE」※収録 しゅうろく アルバム『全身全霊 ぜんしんぜんれい 〜Life to Soul』(1996年 ねん 7月 がつ 、ビクター VICL-791)
チェリッシュ 「愛 あい のメロディ(Come to my Bedside)」※収録 しゅうろく アルバム『ひまわりの小径 しょうけい 』(1972年 ねん 、ビクター SF-1027)
文藝 ぶんげい 別冊 べっさつ (編 へん ) 編 へん 『加藤 かとう 和彦 かずひこ あの素晴 すばら しい音 おと をもう一度 いちど 』河出書房新社 かわでしょぼうしんしゃ 、2010年 ねん 2月 がつ 。ISBN 978-4-30-997731-7 。
前田 まえだ 祥 さち 丈 たけ (き手 きて ・構成 こうせい ) 編 へん 『エゴ〜加藤 かとう 和彦 かずひこ 、加藤 かとう 和彦 かずひこ を語 かた る』スペースシャワーネットワーク、2013年 ねん 7月 がつ 。ISBN 978-4-90-670088-2 。
^ 『加藤 かとう 和彦 かずひこ あの素晴 すばら しい音 おと をもう一度 いちど 』p.67
^ 加藤 かとう と北山 きたやま 修 おさむ が架空 かくう のラジオパーソナリティ を務 つと めた企画 きかく 盤 ばん 『ON-AIR 日本 にっぽん ポップス界 かい を斬 き る』(1970年 ねん 、東芝 とうしば 音楽 おんがく 工業 こうぎょう EP-7748)での発言 はつげん から。
^ a b シングル「ぼくのそばにおいでよ」(1969年 ねん 10月 がつ 、東芝 とうしば 音楽 おんがく 工業 こうぎょう EP-1184)カバー裏面 りめん の朝妻 あさづま 一郎 いちろう の解説 かいせつ より
^ 『エゴ〜加藤 かとう 和彦 かずひこ 、加藤 かとう 和彦 かずひこ を語 かた る』p.93
シングル アルバム
スタジオ ベスト・作品 さくひん 集 しゅう イメージ トリビュート サウンドトラック
楽曲 がっきょく 関連 かんれん 項目 こうもく