アイェルベ

**Ayerbe**
州しゅう	アラゴン州しゅう
県けん	ウエスカ県けん
面積めんせき	63.89 km²
標高ひょうこう	582m
人口じんこう	1,097 人にん（2014年ねん）
人口じんこう密度みつど	17.17 人にん/km²
住民じゅうみん呼称こしょう	ayerbense
	Ayerbe スペイン内ないアイェルベの位置いち Ayerbe ウエスカ県内けんないアイェルベの位置いち北緯ほくい42度ど16分ふん36秒びょう西経せいけい0度ど41分ふん21秒びょう / 北緯ほくい42.27667度ど西経せいけい0.68917度ど座標ざひょう: 北緯ほくい42度ど16分ふん36秒びょう西経せいけい0度ど41分ふん21秒びょう / 北緯ほくい42.27667度ど西経せいけい0.68917度ど ;

アイェルベ（Ayerbe）は、スペイン・アラゴン州しゅうウエスカ県けんのムニシピオ（基礎きそ自治体じちたい）。県けん都とウエスカからは西にしに28kmの距離きょりで、エブロ川がわの支流しりゅうガレゴ川がわからやや東ひがしに離はなれた位置いちにある。2014年ねんの人口じんこうは1,097人にん。

乾燥かんそうした土地とちで、灌漑かんがい農業のうぎょうが行おこなわれている。土地とちの多おおくは、オーク、アーモンド、ブドウ、オリーブに覆おおわれている。

歴史れきし[編集へんしゅう]

11世紀せいきのタイファ時代じだいにサラゴサ王国おうこくによって砦とりでが築きずかれた。1083年ねん、アラゴン王国おうこくのサンチョ1世せいによって征服せいふくされ、植民しょくみんが行おこなわれた。12世紀せいきのアルフォンソ1世せいの時代じだいに町まちが作つくられた。

19世紀せいき末まつに鉄道てつどうが開通かいつうし、この地域ちいきの商業しょうぎょうの中心ちゅうしんとなった。1970年代ねんだいにカンフランクの国際こくさい駅えきが閉鎖へいさされると、失業しつぎょう者しゃが増ふえ人口じんこうが減少げんしょうした。現在げんざいのおもな産業さんぎょうは農業のうぎょうだが、サービス部門ぶもんでは観光かんこうの振興しんこうが図はかられている。

名所めいしょ[編集へんしゅう]

町まちの中心ちゅうしんにあるアイェルベ侯こう宮殿きゅうでんは16世紀せいきに建たてられたゴシック様式ようしきの建物たてもので、中庭なかにわはルネサンス様式ようしきとなっている。2004年ねんからは私立しりつの音楽おんがく学校がっこうに使つかわれている。

ノーベル生理学せいりがく・医学いがく賞しょうを受賞じゅしょうしたサンティアゴ・ラモン・イ・カハールがこの町まちに10年間ねんかん滞在たいざいしたことを記念きねんして、記念きねん館かんが建たてられている。

近隣きんりんの町まちには中世ちゅうせいのロアーレ城じょう（英語えいご版ばん）やボレア教会きょうかい（スペイン語ご版ばん）がある。

聖きよしレティシア（英語えいご版ばん）の祭礼さいれいは、1549年ねん以来いらいこの町まちでもっとも重要じゅうようなもので、9月9日にちから4-6日間にちかんにわたって催もよおされる。ブドウで飾かざった台だいに載のせた聖人せいじんの像ぞうが町まちを練ねり歩あるく。巨きょ大人おとな形がたのパレードが行おこなわれ、夜よるには花火はなびでできた火ひの雄お牛うし（スペイン語ご版ばん）の競争きょうそうが行おこなわれる。