アエロポス1世せい

アエロポス1世せい（希まれ：Ἀέροπος Αあるふぁʹ , ラテン文字もじ転記てんき：Aeropos I, 在位ざいい：紀元前きげんぜん602年ねん - 紀元前きげんぜん576年ねん）は、アルゲアス朝あさのマケドニア王おうである。

アエロポス1世せいは先代せんだいの王おうピリッポス1世せいの子こで、次代じだいの王おうアルケタス1世せいの父ちちである。アエロポスは幼おさなくして王位おういについたが、幼おさない王おうを侮あなどったイリュリア人ひとがマケドニアに侵入しんにゅうしてきた。マケドニア軍ぐんはイリュリア人じんと戦たたかって一いち度どは敗やぶれたものの、王おうを最前線さいぜんせんのすぐ後うしろにおいて再ふたたび戦たたかった。この時とき兵士へいしたちは幼おさない王おうを守まもろうと奮戦ふんせんしたため、イリュリア人じんに勝利しょうりした。

参考さんこう文献ぶんけん

• ヘロドトス『歴史れきし（下した）』松平まつだいら千秋ちあき訳わけ、岩波いわなみ文庫ぶんこ、1972年ねん
• ポンペイウス・トログス / ユスティヌス抄録しょうろく『地中海ちちゅうかい世界せかい史し』合ごう阪ばん學まなぶ 訳やく、京都大学きょうとだいがく学術がくじゅつ出版しゅっぱん会かい〈西洋せいよう古典こてん叢書そうしょ〉、1998年ねん

先代せんだい ピリッポス1世せい

マケドニア王おう 紀元前きげんぜん602年ねん - 紀元前きげんぜん576年ねん

次代じだい アルケタス1世せい