アズテキウム

アズテキウム属ぞく
	アズテキウムの一種いっしゅ・ヒントニーの花はな
分類ぶんるい
種たね
	本文ほんぶん参照さんしょう;

アズテキウム（学名がくめい：Aztekium）は、サボテン科かの属ぞくの一ひとつである。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

メキシコ北部ほくぶの山岳さんがく地帯ちたいに自生じせいする小型こがたのサボテン。刺とげは無なく少量しょうりょうの綿毛わたげに覆おおわれる。永ながらく花はな籠かごの園芸えんげい名めいで知しられる Aztekium ritteri 一いち属ぞく一いち種しゅとされていたが、1990年ねんに後述こうじゅつのヒントニーが発見はっけんされて2種しゅとなった。枯かれた味あじわいの容姿ようしに愛好あいこう家かも多おおい。

地域ちいきと植生しょくせい[編集へんしゅう]

メキシコ・ヌエボレオン州しゅう付近ふきんの山岳さんがく地帯ちたいの岩場いわばの断崖だんがいにコケ植物しょくぶつのようにへばりついて自生じせいする。同属どうぞくの2種しゅともに限かぎられた地域ちいきにのみ自生じせいするため、乱獲らんかくにより現在げんざいでは絶滅ぜつめつの危機ききに瀕ひんしている。

主おもな種たね[編集へんしゅう]

ヒントニー（Aztekium hintonii）
花はな籠かご（はなかご）（Aztekium ritteri）^[1]
紅べに籠こめ（Aztekium valdezii）

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

^ “GRIN Species Records of Aztekium”. Germplasm Resources Information Network. United States Department of Agriculture. 2012年ねん7月がつ31日にち閲覧えつらん。

[GRINSpecies-1] “GRIN Species Records of Aztekium”. Germplasm Resources Information Network. United States Department of Agriculture. 2012年ねん7月がつ31日にち閲覧えつらん。

[1]