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アット・ザ・ビーチ

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『アット・ザ・ビーチ』
スティーヴィー・ワンダースタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 1963ねんヒッツヴィルUSA
ジャンル ソウル
レーベル モータウン
プロデュース ハルデイビス
マークゴードン
Dorsey Burnette
スティーヴィー・ワンダー アルバム 年表ねんぴょう
わがしんうたえば
(1963ねん)
アット・ザ・ビーチ
(1964ねん)
アップタイト
(1965ねん)
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アット・ザ・ビーチ』(Stevie at the Beach)は、1964ねん発表はっぴょうされたスティーヴィー・ワンダーのアルバム。4まいのオリジナル・アルバム。

特徴とくちょう

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1964ねん6がつ、スティーヴィー・ワンダーが14さいとき発表はっぴょうされたアルバムである、当時とうじ、サーフィン・サウンドが流行りゅうこうしており、ビーチ・ボーイズジャン&ディーンによって開花かいかしたサーフィン・ブームは社会しゃかいめんでも文化ぶんかめんでもおおきな影響えいきょうおよぼし、とりわけ映画えいがかいあたえた影響えいきょうおおきく、アネット・ファニセロフランキー・アヴァロン主演しゅえんの『ビーチ・パーティ/やめないで、もっと!』、そして1963ねんにその続篇ぞくへんとしてつくられた『マッスル・ビーチ・パーティ』があり、後者こうしゃにスティーヴィーが出演しゅつえんしたことがきっかけで、この企画きかくアルバムの制作せいさくまったといういきさつがある。アルバムのタイトルどおり、海辺うみべ主題しゅだいとした作品さくひんおおく、スタンダードきょくおおいのが特徴とくちょうである[1]

アルバム発売はつばい以前いぜんにシングルカットされた「ひとりぼっちの浜辺はまべ」はミディアムテンポのきょくで、せるなみおとはじまり、スティーヴィーも若々わかわかしいのびのびとしたうたかたをしており、商業しょうぎょうてきには失敗しっぱいしたきょくだが、なかなかの力作りきさくである。スティーヴィー自身じしんはカリフォルニアでの滞在たいざい満喫まんきつしていたけれども、映画えいがとアルバムのけんたのしくなかったようで、「ヘイ・ハーモニカ・マン」に戸惑とまどったことをみとめており、かれのレコード汚点おてんべている[1][2]

収録しゅうろくきょく

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Side 1
  1. ひとりぼっちの浜辺はまべ - Castles in the Sand
  2. ひきしお - Ebb Tide
  3. サッド・ボーイ - Sad Boy
  4. 夕陽ゆうひあか - Red Sails in the Sunset
  5. ビーチカマー - The Beachcomber
  6. ひとりぼっちの浜辺はまべ - Castles in the Sand (Instrumental)
Side 2
  1. ハッピー- Happy Street
  2. ビーチ・ハウスのパーティ - The Party at the Beach House
  3. ヘイ・ハーモニカ・マン - Hey Harmonica Man
  4. ビーチストンプ - Beachstomp
  5. ビヨンド・ザ・シー - Beyond the Sea

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b LP『アット・ザ・ビーチ』解説かいせつぶん上野うえのシゲル
  2. ^ 『スティービー・ワンダー しんあい』(ジョン・・スウェンソンちょ米持よねもち孝明たかあきやく、シンコー・ミュージック、1987ねん3がつ)より「だい5しょう アルバム『アット・ザ・ビーチ』」より