アフリカ開発かいはつのための新しんパートナーシップ

アフリカ開発かいはつのための新しんパートナーシップ（アフリカかいはつのためのしんパートナーシップ、New Partnership for Africa's Development, 通称つうしょう：NEPAD）は、2001年ねんにアフリカ統一機構あふりかとういつきこう（現在げんざいのアフリカ連合れんごう）が定さだめた、アフリカのための開発かいはつ目標もくひょうプログラム。

意義いぎ

2002年ねんにOECD閣僚かくりょう会議かいぎの議題ぎだいとなったほか、同年どうねんにカナナスキスで開催かいさいされた先進せんしん国こく首脳しゅのう会議かいぎ（G8）では、アフリカのための新しんパートナーシップに応こたえるべく、多額たがくのアフリカ向むけ資金しきん援助えんじょやアフリカ各国かっこくが抱かかえる対外たいがい債務さいむの免除めんじょなどが議題ぎだいとなり、最終さいしゅう的てきにこれらの対策たいさくを盛もり込こんだ「G8・アフリカ共同きょうどう計画けいかく」が採択さいたくされた。

概要がいよう

アフリカの貧困ひんこん撲滅ぼくめつ、持続じぞく可能かのうな成長せいちょうと開発かいはつ、経済けいざい的てきな孤立こりつ化かの回避かいひと世界せかいの政治せいじ経済けいざいとのグローバル化か、女性じょせいの社会しゃかい進出しんしゅつを目指めざすプログラム。

行動こうどう計画けいかく

平和へいわと安全あんぜん保障ほしょう、民主みんしゅ的てきな政治せいじ体制たいせい、経済けいざいの持続じぞく的てきな発展はってん、教育きょういくの拡充かくじゅうなど、多岐たきにわたる分野ぶんやを対象たいしょうにしている。