アムールスク

アムールスク市しの紋章もんしょう

アムールスク（ロシア語ご: Аму́рск, Amursk）は、ロシア極東きょくとうのハバロフスク地方ちほうにある都市とし。人口じんこうは3万まん8606人にん（2021年ねん）。アムール川がわの左岸さがんにあり、上流じょうりゅうに位置いちするハバロフスクからは北きたへ230km、コムソモルスク＝ナ＝アムーレの南みなみへ45km。市しの西にしにはパダリ湖みずうみがある。清朝せいちょう時代じだいは傅でん達いたる里さとと呼よばれていた。

歴史れきし

アムールスクの町まちは1958年ねん6月がつ19日にちに建設けんせつされた。近ちかくにはもともとナナイ人ひとの村むらパダリ（Падали、傅でん達いたる里さと、近ちかくのパダリ湖こに由来ゆらいする）があるが、その近ちかくに大型おおがたのパルプ工場こうじょうの建設けんせつが始はじまり、その従業じゅうぎょう員いんの町まちとして建設けんせつされたのがアムールスクで、最初さいしょから都市とし型がた集落しゅうらく（町まち）の地位ちいを得えていた。市しに昇格しょうかくしたのは1973年ねんである。

1959年ねんに3,500人にんだった人口じんこうは1989年ねんのソ連それん国勢調査こくせいちょうさでは58,395人にんにまで達たっしたが、ソビエト連邦れんぽうの崩壊ほうかい以後いご人口じんこうは減少げんしょうし、2008年ねんでの推定すいてい人口じんこうは46,000人にんほどになっている。

経済けいざい・文化ぶんか・交通こうつう

周囲しゅういは針葉樹しんようじゅ林りんが多おおく、アムールスクとその周辺しゅうへんではセルロース製造せいぞうおよび製紙せいしのほか、化学かがく工場こうじょうや製材せいざい工場こうじょうなどが主おもな企業きぎょうとなっている。他たに機械きかい工業こうぎょうもある。街まちには博物館はくぶつかんや植物しょくぶつ園えんなどもそろう。

アムールスクはアムール川がわ水運すいうんのほか陸上りくじょう交通こうつうの便びんもよく、ハバロフスクからコムソモリスク・ナ・アムーレを経へてジェムギ空軍くうぐん基地きちへ向むかう鉄道てつどう路線ろせんやコムソモリスク・ナ・アムーレからの道路どうろも通かよっている。

外部がいぶリンク

• 市しの公式こうしきウェブサイト （ロシア語ご）
• 非公式ひこうしきサイト （ロシア語ご）