アルキダモス4世せい

アルキダモス4世せい（古希こき: Ἀρχίδαμος、？-紀元前きげんぜん275年ねん、在位ざいい：紀元前きげんぜん305年ねん-紀元前きげんぜん275年ねん）はエウリュポン朝あさのスパルタ王おうである。

アルキダモス4世せいは先王せんおうエウダミダス1世せいの子こであり、エウダミダス2世せいの父ちちである。紀元前きげんぜん296年ねん、アルキダモス4世せいはペロポネソスに侵攻しんこうしてきたデメトリオス1世せいとマンティネイア近ちかくで戦たたかうも、敗やぶれた。ラコニアへと進軍しんぐんしたデメトリオスはスパルタ市しを攻撃こうげきしたが、リュシマコスとプトレマイオス1世せいがデメトリオスの勢力せいりょく圏けんを侵食しんしょくしたためにデメトリオスはスパルタから撤退てったいし、スパルタは危機ききを免まぬかれた。アルキダモスの王位おういはエウダミダス2世せいが継ついだ。

参考さんこう文献ぶんけん

• プルタルコス著しる、村川むらかわ堅太郎けんたろう他た訳やく、『世界せかい古典こてん文学ぶんがく全集ぜんしゅう　プルタルコス』、筑摩書房ちくましょぼう, 1966年ねん
• プルタルコス（プルターク）著ちょ、河野こうの与一よいち訳わけ、『プルターク英雄えいゆう伝でん』（11）、岩波書店いわなみしょてん、1956年ねん

先代せんだい エウダミダス1世せい

スパルタ王おう（エウリュポン朝あさ） 紀元前きげんぜん305年ねん-紀元前きげんぜん275年ねん

次代じだい エウダミダス2世せい