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アルテミシア2世せい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
アルテミシア2世せい
アルテミシア像ぞう　右みぎは推定すいてい復元ふくげん 　大だい英えい博物館はくぶつかん
カリア総督そうとく
在位ざいい期間きかん
紀元前きげんぜん353年ねん – 紀元前きげんぜん351年ねん
先代せんだい マウソロス
後任こうにん イドリエウス
王室おうしつ ヘカトムノス朝あさ
父親ちちおや ヘカトムノス
配偶はいぐう者しゃ マウソロス
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アルテミシア2世せい（古代こだいギリシア語ご: Αρτεμισία Β΄ της Καρίας、? - 紀元前きげんぜん350年ねん）は、カリアの王おうマウソロスの姉妹しまいであり妻つま。海軍かいぐん戦略せんりゃく家か、司令しれい官かんで、カリアの支配しはい者しゃとしての地位ちいをマウソロスから継承けいしょうする。マウソロスはアケメネス朝あさのサトラップだったが、ヘカトムノス朝あさの王おうとしての地位ちいにあった。アルテミシアの兄弟きょうだい/夫おっとの死後しご、彼女かのじょは紀元前きげんぜん353年ねんから351年ねんまでの2年間ねんかん統治とうちの任にんにあたった。王位おういへの彼女かのじょの昇任しょうにんは、彼女かのじょの支配しはい下かにある島しまと沿岸えんがんのいくつかの都市としで、統治とうち者しゃが女性じょせいであることに対たいする異議いぎのために反乱はんらんが引ひき起おこされた[1]:27。彼女かのじょの政権せいけんは夫おっとと同おなじ方向ほうこう性せいに基もとづいて運営うんえいされた。特とくに、彼女かのじょはロドス島とうの寡頭制せいを支持しじした[2]。

彼女かのじょが夫おっとの灰はいを飲のむ逸話いつわは西洋せいよう絵画かいがの題材だいざいとなった。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ Pennington, Reina (2003). Amazons to Fighter Pilots: A biographical dictionary of military women. Westport, CT: Greenwood Press. pp. 27–28. ISBN 0313327076 
  2. ^ Diodorus Siculus, Bibliotheca, xvi. 36, 45; Demosthenes, Speeches, "On the liberty of the Rhodians", 11, 27
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