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アンヌ・チェン

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
アンヌ・チェン
Anne Cheng
2021年ねんの写真しゃしん
生誕せいたん (1955-07-11) 1955年ねん7月がつ11日にち（69歳さい）
フランス、パリ
著名ちょめいな実績じっせき 中国ちゅうごく哲学てつがく
親おや フランソワ・チェン
中国ちゅうごく語ご
繁体字はんたいじ 程ほど艾あい蘭らん
簡体字かんたいじ 程ほど艾もぐさ兰
発音はつおん記号きごう
標準ひょうじゅん中国語ちゅうごくご
漢語かんご拼音Chéng Àilán

アンヌ・チェン[1][2][3]またはアンヌ・チャン[4][5]（Anne Cheng, 1955年ねん7月がつ11日にち - ）は、フランスの中国ちゅうごく学者がくしゃ・中国ちゅうごく思想しそう史し学者がくしゃ。フランス中国ちゅうごく学がくの代表だいひょう的てき人物じんぶつ[6]。

経歴けいれき

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1955年ねん、華人かじんの両親りょうしんのもとフランス・パリに生うまれる[7]。父親ちちおやは学者がくしゃで作家さっかのフランソワ・チェン[8]。

エコール・ノルマル・シュペリウールを卒業そつぎょう後ご、ケンブリッジ大学けんぶりっじだいがくのリサーチフェローや、CNRS、INALCO、リヨン第だい3大学だいがく、パリ第だい7大学だいがくの講師こうし・研究けんきゅう員いんを経へて、1997年ねんにINALCOの教授きょうじゅに就任しゅうにん。2008年ねん、コレージュ・ド・フランスの教授きょうじゅに選出せんしゅつ[9]。

主著しゅちょに、『論語ろんご』フランス語ふらんすご訳わけ（Entretiens de Confucius）、『中国ちゅうごく思想しそう史し』（Histoire de la pensée chinoise）など。専せん門もんは後こう漢かんの何なに休きゅうなど[10][11]。

著作ちょさく

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詳細しょうさいは「fr:Anne Cheng#Publications」を参照さんしょう

日本語にほんご訳やく

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  • Histoire de la pensée chinoise, Éditions du Seuil, 1997
    • 日本語にほんご訳わけ : アンヌ・チャン 著ちょ、志野しの好伸よしのぶ；中島なかじま隆博たかひろ；廣瀬ひろせ玲子れいこ 訳やく『中国ちゅうごく思想しそう史し』知泉ちせん書しょ館かん、2010年ねん。ISBN 978-4862850850。 

栄誉えいよ

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1998年ねんフランス文学ぶんがく院いんよりスタニスラス・ジュリアン賞しょうを受賞じゅしょう。2017年ねん、レジオンドヌール勲章くんしょうオフィシエ受章じゅしょう[12]。

外部がいぶリンク

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ウィキメディア・コモンズには、アンヌ・チェンに関連かんれんするカテゴリがあります。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ “日仏会館にちふつかいかんフランス事務所じむしょ | イベント・カレンダー | 中国ちゅうごくと日本にっぽんのあいだの儒教じゅきょう・儒学じゅがくの過去かこと現在げんざい”. 日仏会館にちふつかいかん (2016年ねん3月がつ30日にち). 2020年ねん12月24日にち閲覧えつらん。
  2. ^ ラマール・クリスティーン (2018年ねん10月がつ6日にち). “シノロジーから言語げんご科学かがくまで──ヨーロッパの中国語ちゅうごくご学がくの多様たよう性せい（日本にっぽん中国ちゅうごく学会がっかい第だい70回かい大会たいかい 記念きねんシンポジウム）”. 日本にっぽん中国ちゅうごく学会がっかい. 2020年ねん12月24日にち閲覧えつらん。
  3. ^ 福井ふくい文雅ぶんが「フランス東洋とうよう學がくの昔むかしと今いま -在外ざいがい研究けんきゅうの昔むかしと今いま(中國ちゅうごく學がくと日本にっぽん學がくを中心ちゅうしんに)-」『東洋とうようの思想しそうと宗敎しゅうきょう』第だい15巻かん、早稻田大學わせだだいがく東洋とうよう哲學てつがく會かい、1998年ねん、172頁ぺーじ。 
  4. ^ “中国ちゅうごく哲学てつがくの日本にっぽん的てき発明はつめい、翻訳ほんやくをめぐる諸しょ問題もんだい（人文じんぶん社会しゃかい系けいセミナー）-講座こうざ・セミナー - 日仏会館にちふつかいかん”. www.mfjtokyo.or.jp. 日仏会館にちふつかいかん. 2020年ねん12月24日にち閲覧えつらん。
  5. ^ チャン 2010.
  6. ^ Blitstein, Pablo Ariel. "A new debate about alterity." Korea Argentina Study Center, ブエノスアイレス大学だいがく. Retrieved on 11 December 2013.
  7. ^ "Anne Cheng Biographie." コレージュ・ド・フランス. Retrieved on 11 December 2013.
  8. ^ "La pensée chinoise par-delà les fantasmes." Sciences humaines (FR). 4 March 2013. Retrieved on 11 December 2013.
  9. ^ “【報告ほうこく】アンヌ・チャン連続れんぞく講演こうえん会かい "Virtue and Politics"”. Blog | University of Tokyo Center for Philosophy. 東京大学とうきょうだいがく 共生きょうせいのための国際こくさい哲学てつがく教育きょういく研究けんきゅうセンター. 2020年ねん12月24日にち閲覧えつらん。
  10. ^ 渡邉わたなべ義浩よしひろ 著ちょ「第だい5章しょう 古典こてん中国ちゅうごくの成立せいりつ」、伊藤いとう邦武くにたけ・山内やまうち志朗しろう・中島なかじま隆博たかひろ・納富のうとみ信しん留とめ 編へん『世界せかい哲学てつがく史し2』筑摩書房ちくましょぼう〈ちくま新書しんしょ〉、2020年ねん。ISBN 978-4480072924。 （「さらに詳くわしく知しるための参考さんこう文献ぶんけん」）
  11. ^ アンヌ・チャン 著ちょ、志野しの好伸よしのぶ；中島なかじま隆博たかひろ；廣瀬ひろせ玲子れいこ 訳やく『中国ちゅうごく思想しそう史し』知泉ちせん書しょ館かん、2010年ねん、637頁ぺーじ。ISBN 978-4862850850。 
  12. ^ “Décret du 30 décembre 2016 portant promotion et nomination - Légifrance”. www.legifrance.gouv.fr. フランス共和きょうわ国こく官報かんぽう. 2022年ねん9月がつ24日にち閲覧えつらん。
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