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ウィリアム・フィールディング (1760-1799)

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フィールディング子爵ししゃくウィリアム・ロバート・フィールディング（英語えいご: William Robert Feilding, Viscount Feilding、1760年ねん6月15日にち – 1799年ねん8月がつ8日にち）は、グレートブリテン王国おうこくの政治せいじ家か、軍人ぐんじん。

生涯しょうがい

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第だい6代だいデンビー伯爵はくしゃくおよび第だい5代だいデズモンド伯爵はくしゃくバジル・フィールディングと妻つまメアリー（Mary、旧姓きゅうせいコットン（Cotton）、1782年ねん10月がつ14日にち没ぼつ、第だい6代だい準じゅん男爵だんしゃくサー・ジョン・コットンの娘むすめ）の長男ちょうなんとして、1760年ねん6月がつ15日にちに生うまれた[1][2]。1774年ねんから1775年ねんまでハーロー校こうで教育きょういくを受うけた[3]。

1777年ねんに中尉ちゅういとして第だい7歩兵ほへい連隊れんたい（英語えいご版ばん）に入隊にゅうたい、1778年ねんに第だい75歩兵ほへい連隊れんたい（英語えいご版ばん）の大尉たいいに昇進しょうしん、1779年ねんに第だい3竜りゅう騎き衛兵えいへい隊たい（英語えいご版ばん）に転てんじた後のち、1782年ねんに軽けい竜騎兵りゅうきへい第だい22連隊れんたい（英語えいご版ばん）の中佐ちゅうさに昇進しょうしんした[4]。軽けい竜騎兵りゅうきへい第だい22連隊れんたいは1783年ねんに一旦いったん解散かいさんされた。

1780年ねん12月、初代しょだいノーサンバーランド公爵こうしゃくヒュー・パーシーの後援こうえんを受うけてベア・アルストン選挙せんきょ区く（英語えいご版ばん）の補欠ほけつ選挙せんきょに出馬しゅつばした[4]。ノーサンバーランド公爵こうしゃくはベア・アルストン選挙せんきょ区くを掌握しょうあくしており、フィールディングは無む投票とうひょうで当選とうせんした[5]。1784年ねんイギリス総そう選挙せんきょでも無む投票とうひょうで再選さいせんした[5]。

議会ぎかいではノース内閣ないかく（1770年ねん – 1782年ねん）を支持しじし、1781年ねん5月がつの演説えんぜつで議会ぎかい改革かいかくの請願せいがんを批判ひはんした[4]。シェルバーン伯爵はくしゃく内ない閣かく期き（1782年ねん – 1783年ねん）にアメリカ独立どくりつ戦争せんそうの予備よび講和こうわ条約じょうやくに賛成さんせい票ひょうを投とうじ、第だい1次じ小しょうピット内ない閣かく期き（1783年ねん – 1801年ねん）では1787年ねん11月の演説えんぜつで首相しゅしょう小しょうピットの対たいネーデルラント連邦れんぽう共和きょうわ国こく（オランダ）政策せいさくに賛意さんいを示しめしたが、1788年ねんから1789年ねんにかけての摂政せっしょう法ほう危機きき（Regency Crisis）では野党やとうに同調どうちょうして投票とうひょうした[4]。

摂政せっしょう法ほう危機ききをきっかけに野党やとうに転てんじ[3]、1790年ねんイギリス総そう選挙せんきょではコーンウォールのニューポート選挙せんきょ区く（英語えいご版ばん）に鞍替くらがえして、同おなじく小しょうピット内ない閣かくに対たいし野党やとうの立場たちばにある第だい2代だいノーサンバーランド公爵こうしゃくヒュー・パーシーの後援こうえんを受うけて当選とうせんした[6]。1790年ねん3月がつにホイッグ・クラブ（Whig Club）に加入かにゅうしたほか、1790年ねんと1791年ねんにホーウィック子爵ししゃくチャールズ・グレイによる政府せいふの外交がいこう政策せいさく批判ひはん決議けつぎに賛成さんせいしたが、1793年ねん初はつにはホイッグ・クラブを離脱りだつ、同年どうねん4月がつにブルターニュへの遠征えんせい部隊ぶたいに民兵みんぺい隊たいから志願しがん兵へいを募集ぼしゅうすることを提案ていあんしたが、統監とうかんや民兵みんぺい隊長たいちょうの反対はんたいを受うけて取とり下さげた[3]。1793年ねん7月がつ3日にち、オックスフォおっくすふぉード大学どだいがくよりD.C.L.（英語えいご版ばん）の学位がくいを授与じゅよされた[1]。

1794年ねんに軽けい竜騎兵りゅうきへい第だい22連隊れんたいを再ふたたび編成へんせいしてその隊長たいちょう（軍ぐん階かいは大佐たいさ）に就任しゅうにん、以降いこう軍務ぐんむに専念せんねんして議会ぎかい活動かつどうを減へらした[3]。1795年ねんには少将しょうしょうに昇進しょうしんするに至いたったが、ホイッグ党とうからの離脱りだつによりノーサンバーランド公爵こうしゃくの支持しじを失うしない、1796年ねんイギリス総そう選挙せんきょをもって議員ぎいんを退任たいにんした[3]。

1799年ねん8月がつ8日にち、ニューカッスル・アポン・タインで父ちちに先立さきだって病死びょうしした[3]。

家族かぞく

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1791年ねん4月がつ26日にち、アン・キャサリン・ポウィス（Anne Catherine Powys、1852年ねん1月がつ1日にち没ぼつ、トマス・ジェルフ・ポウィスの娘むすめ）と結婚けっこん、4男なん3女じょをもうけた[2]。

  • 男子だんし（1792年ねん3月がつ23日にち没ぼつ） - 夭折ようせつ[1]
  • キャサリン・フランシス（Catherine Frances、1818年ねん2月がつ21日にち没ぼつ）
  • マリアン（Marianne、1814年ねん2月がつ13日にち没ぼつ）
  • ウィリアム・バジル・パーシー（1796年ねん3月がつ25日にち – 1865年ねん6月がつ25日にち） - 第だい7代だいデンビー伯爵はくしゃく、第だい6代だいデズモンド伯爵はくしゃく
  • エミリー（1797年ねんごろ – 1883年ねん10月がつ8日にち） - 1827年ねん10月がつ11日にち、ヘンリー・ハーディング（Henry Harding）と結婚けっこん、子供こどもあり
  • ヘンリー・ウェントワース（Henry Wentworth、1798年ねん7月がつ31日にち – 1875年ねん3月がつ14日にち）
  • エヴェラード・ロバート・ブルース（Everard Robert Bruce、1799年ねん10月がつ30日にち – 1854年ねん9月がつ14日にち） - 1832年ねん6月がつ21日にち、アン・ヘンリエッタ・ボギー（Anne Henrietta Boughey、1879年ねん8月がつ21日にち没ぼつ、第だい2代だい準じゅん男爵だんしゃくサー・ジョン・ボギー（英語えいご版ばん）の娘むすめ）と結婚けっこん

出典しゅってん

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  1. ^ a b c Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, Herbert Arthur, eds. (1916). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Dacre to Dysart) (英語えいご). Vol. 4 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 181–182.
  2. ^ a b "Denbigh, Earl of (E, 1622)". Cracroft's Peerage (英語えいご). 8 October 2012. 2021年ねん1月がつ26日にち閲覧えつらん。
  3. ^ a b c d e f Thorne, R. G. (1986). "FEILDING, William Robert, Visct. Feilding (1760-99), of Chesterfield Street, Mdx.". In Thorne, R. G. (ed.). The House of Commons 1790-1820 (英語えいご). The History of Parliament Trust. 2021年ねん1月がつ26日にち閲覧えつらん。
  4. ^ a b c d Drummond, Mary M. (1964). "FEILDING, William Robert, Visct. Feilding (1760-99).". In Namier, Sir Lewis; Brooke, John (eds.). The House of Commons 1754-1790 (英語えいご). The History of Parliament Trust. 2021年ねん1月がつ26日にち閲覧えつらん。
  5. ^ a b Namier, Sir Lewis (1964). "Bere Alston". In Namier, Sir Lewis; Brooke, John (eds.). The House of Commons 1754-1790 (英語えいご). The History of Parliament Trust. 2021年ねん1月がつ26日にち閲覧えつらん。
  6. ^ Thorne, R. G. (1986). "Newport". In Thorne, R. G. (ed.). The House of Commons 1790-1820 (英語えいご). The History of Parliament Trust. 2021年ねん1月がつ26日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

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グレートブリテン議会ぎかい（英語えいご版ばん）
先代せんだい
アルジャーノン・パーシー卿きょう
マカートニー男爵だんしゃく 		庶民しょみん院いん議員ぎいん（ベア・アルストン選挙せんきょ区く（英語えいご版ばん）選出せんしゅつ）
1780年ねん – 1790年ねん
同職どうしょく：マカートニー男爵だんしゃく 1780年ねん – 1781年ねん
ローレンス・コックス（英語えいご版ばん） 1781年ねん – 1784年ねん
モーニントン伯爵はくしゃく 1784年ねん – 1787年ねん
チャールズ・レインズフォード（英語えいご版ばん） 1787年ねん – 1788年ねん
サー・ジョン・ミットフォード 1788年ねん – 1790年ねん 		次代じだい
サー・ジョージ・ボーモント準じゅん男爵だんしゃく（英語えいご版ばん）
サー・ジョン・ミットフォード
先代せんだい
サー・ジョン・リグス＝ミラー準じゅん男爵だんしゃく（英語えいご版ばん）
ウィリアム・ミットフォード（英語えいご版ばん） 		庶民しょみん院いん議員ぎいん（ニューポート選挙せんきょ区く（英語えいご版ばん）選出せんしゅつ）
1790年ねん – 1796年ねん
同職どうしょく：チャールズ・レインズフォード（英語えいご版ばん） 		次代じだい
ウィリアム・ノーシー
ジョセフ・リチャードソン（英語えいご版ばん）
軍ぐん職しょく
新設しんせつ連隊れんたい 軽けい竜騎兵りゅうきへい第だい22連隊れんたい（英語えいご版ばん）隊長たいちょう
1794年ねん – 1799年ねん 		次代じだい
トマス・ガース（英語えいご版ばん）
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