エティエンヌ・バリバール

エティエンヌ・バリバール

エティエンヌ・バリバール（Étienne Balibar, 1942年ねん4月がつ23日にち-）は、フランスの思想家しそうか、哲学てつがく者しゃ。

ヨンヌ県けんアヴァロン出身しゅっしん。フランス高等こうとう師範しはん学校がっこう卒業そつぎょう。ルイ・アルチュセールの教おしえ子ご。女優じょゆうジャンヌ・バリバールは娘むすめで、彼女かのじょの元もと夫おっとは俳優はいゆうのマチュー・アマルリック。萱野かやの稔みのる人じん、佐藤さとう嘉幸よしゆきは、パリ第だい10大学だいがくにおける教おしえ子ご。

邦訳ほうやく著書ちょしょ

単たん著ちょ

• 水嶋みずしま一憲かずのり訳わけ『スピノザと政治せいじ』（水声すいせい社しゃ, 2011年ねん）
• 堅田かただ研一けんいち＝澤里さわさと岳たけし史し訳わけ『真理しんりの場所ばしょ／真理しんりの名前なまえ』（法政大学ほうせいだいがく出版しゅっぱん局きょく, 2008年ねん）
• 松葉まつば祥一しょういち＝亀井かめい大輔だいすけ訳わけ『ヨーロッパ市民しみんとは誰だれか――境界きょうかい・国家こっか・民衆みんしゅう』（平凡社へいぼんしゃ, 2008年ねん）
• 大中おおなか一彌かずや訳わけ『ヨーロッパ、アメリカ、戦争せんそう――ヨーロッパの媒介ばいかいについて』（平凡社へいぼんしゃ, 2006年ねん）
• 松葉まつば祥一しょういち訳わけ『市民しみん権けんの哲学てつがく――民主みんしゅ主義しゅぎにおける文化ぶんかと政治せいじ』（青土おうづち社しゃ, 2000年ねん）
• 杉山すぎやま吉弘よしひろ訳わけ『マルクスの哲学てつがく』（法政大学ほうせいだいがく出版しゅっぱん局きょく, 1995年ねん）
• 福井ふくい和美かずみ編へん訳やく『ルイ・アルチュセール――終おわりなき切断せつだんのために』（藤原ふじわら書店しょてん, 1994年ねん）
• 『史的してき唯物ゆいぶつ論ろん研究けんきゅう』（新しん評論ひょうろん, 1979年ねん）
• 加藤かとう晴久はるひさ訳わけ『プロレタリア独裁どくさいとはなにか』（新しん評論ひょうろん, 1978年ねん）

共著きょうちょ

• （ルイ・アルチュセール）『資本しほん論ろんを読よむ』（合同ごうどう出版しゅっぱん, 1974年ねん／筑摩書房ちくましょぼう［ちくま学芸がくげい文庫ぶんこ］, 1996年ねん）
• （イマニュエル・ウォーラーステイン）『人種じんしゅ・国民こくみん・階級かいきゅう――揺ゆらぐアイデンティティ』（大村おおむら書店しょてん, 1995年ねん）
• 『来きたるべきデリダ――連続れんぞく講演こうえん「追悼ついとうデリダ」の記録きろく』（明石書店あかししょてん, 2007年ねん）