エール・モーリタニー625便びん墜落ついらく事故じこ

エール・モーリタニー 625便びん

1991年ねん4月がつに撮影さつえいされた事故じこ機き
事故じこの概要がいよう
日付ひづけ	1994年ねん7月がつ1日にち
概要がいよう	砂嵐すなあらしの影響えいきょうによるCFIT
現場げんば	モーリタニア ティジクジャ空港くうこう
乗客じょうきゃく数すう	89
乗員じょういん数すう	4
死者ししゃ数すう	80
生存せいぞん者しゃ数すう	13
機種きしゅ	フォッカー F28-4000
運用うんよう者しゃ	エール・モーリタニー
機体きたい記号きごう	5T-CLF
出発しゅっぱつ地ち	ヌアクショット空港くうこう
目的もくてき地ち	ティジクジャ空港くうこう

エール・モーリタニー625便びん墜落ついらく事故じこ（エール・モーリタニー625びんついらくじこ）は、1994年ねん7月がつ1日にちに発生はっせいした航空こうくう事故じこである。ヌアクショット空港くうこうからティジクジャ空港くうこうへ向むかっていたエール・モーリタニー625便びん（フォッカー F28-4000）がティジクジャ空港くうこうに墜落ついらくし、乗員じょういん乗客じょうきゃく93人にん中ちゅう80人にんが死亡しぼうした。この事故じこはフォッカー F28による航空こうくう事故じこの中なかで最悪さいあくの事故じこであり、またモーリタニアで発生はっせいした航空こうくう事故じこの中なかでも最悪さいあくの事故じことなっている。

事故じこ機き

事故じこ機きのフォッカー F28-4000（5T-CLF）は製造せいぞう番号ばんごう11092として製造せいぞうされ、1975年ねん7月がつ10日とおかに初はつ飛行ひこうし、同年どうねん7月がつ30日にちに機体きたい記号きごうPH-SIXとしてリンジェフライグに納入のうにゅうされた。その後ご、1978年ねん4月がつに同機どうきは4000型がたに改修かいしゅうされ、同年どうねん4月がつ17日にちにNLMシティホッパーに引ひき渡わたされた。1979年ねん4月がつ27日にちにはリビア・アラブ航空こうくうにリースされ、1980年ねん2月がつ26日にち、パースエアにリースされた際さいに機体きたい記号きごうがEP-PBGへと変更へんこうされた。1981年ねん11月26日にちに同機どうきはリンジェフライグに返却へんきゃくされて機体きたい記号きごうもPH-SIXに戻もどされたが、1983年ねん12月15日にち、エール・モーリタニーへと売却ばいきゃくされた際さいに再ふたたび機体きたい記号きごうが変更へんこうされ、5T-CLFとなった。

事故じこの経緯けいい

625便びんはヌアクショット空港くうこうからティジクジャ空港くうこうへ向むかう便びんとして運航うんこうされており、同機どうきには乗員じょういん乗客じょうきゃく93人にんが搭乗とうじょうしていた。ティジクジャ空港くうこう着陸ちゃくりくへの着陸ちゃくりく時じ、同どう空港くうこうは砂嵐すなあらしに見舞みまわれていた。625便びんは数すう回かい進入しんにゅうを試こころみた後のち、ハードランディングしたことで機体きたい前部ぜんぶの足あし回まわりが破壊はかいされ、機体きたいは滑走かっそう路ろから滑落すべりおちして岩場いわばに衝突しょうとつ、炎上えんじょうした。この事故じこで乗員じょういん乗客じょうきゃく93人にん中ちゅう80人にんが死亡しぼうした。