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カット主戦しゅせんがた

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

カット主戦しゅせんがた(カットしゅせんがた)は、卓球たっきゅうにおいて相手あいて攻撃こうげきドライブスマッシュなど)をした回転かいてん(バックスピン)で相手あいてかえす、卓球たっきゅう戦型せんけいなかでも独特どくとく戦型せんけいである。日本にっぽんではカットマンともばれる。ちなみに、この意味いみでのカットは和製わせい英語えいごであり、英語えいごでは "chop"(チョップ)といい、カットマンを "chopper" (チョッパー)という。カット主戦しゅせんがた世界せかいてき活躍かつやくする選手せんしゅなかでは少数しょうすうである。

概要がいよう

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卓球たっきゅうだいからはなれた位置いちで、相手あいて強打きょうだたいしてつよした回転かいてんをかけたボールで対応たいおうしながら、好機こうきには一気いっきまえ反撃はんげきするなど、きわめてダイナミックな戦型せんけいである[1]動作どうさ範囲はんいひろいフットワークとねばりづよいカットの技術ぎじゅつ、また、めにてんじたときのパワーとスピードが要求ようきゅうされる[1]基本きほんてきには相手あいてのボールにたいし、しも回転かいてん中心ちゅうしんとする変化へんかけて返球へんきゅう相手あいてのミスをねら守備しゅび中心ちゅうしん戦型せんけいで、チャンスボールをスマッシュやドライブでねらう。それゆえ十分じゅうぶん持久じきゅうりょくねばづよさ、卓球たっきゅうのほぼすべてのほう習得しゅうとく必要ひつようとされる。

基本きほんてきはずみのおさえられたラケットをおももちい、フォアめんうらソフトラバー回転かいてんがかかるラバー)、バックめんにツブだかラバーをるのが主流しゅりゅうである。かつてはフォアめんうらソフトラバーとして、はずみをおさえた守備しゅびようラバーや粘着ねんちゃくけいのラバーが主流しゅりゅうであったが、現在げんざいでは攻撃こうげきようラバーを使つか選手せんしゅ主流しゅりゅうである。なかには粘着ねんちゃくりょくつよ中国ちゅうごくせいのラバーを使用しようする選手せんしゅもいる。

現代げんだい卓球たっきゅうでは、守備しゅびりょくだけではなく、得点とくてんする機会きかいをよりやすため、チャンスボールを確実かくじつめられる攻撃こうげきりょくそなえたスタイルをまとめて、カット主戦しゅせんオールラウンドがたぶこともある。

卓球たっきゅうまえじん中陣なかじん後陣ごじんけることができるが、カット主戦しゅせんおも後陣ごじんである。

カット主戦しゅせんがたおも選手せんしゅ

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脚注きゃくちゅう

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 前原まえはら正浩まさひろ『みるみる上達じょうたつスポーツ練習れんしゅうメニュー5 卓球たっきゅうポプラ社ぽぷらしゃ、2015ねん4がつISBN 978-4591143629 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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