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カルディナルアーク 〜混沌こんとんふうさつ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
カルディナルアーク〜混沌こんとんふうさつ
ジャンル 戦略せんりゃくボードカードゲーム
対応たいおう機種きしゅ PlayStation 2[PS2]
開発元かいはつもと アイディアファクトリー
発売はつばいもと アイディアファクトリー
人数にんずう 1〜2人ふたり
メディア CD-ROM1まい
発売はつばい 2003ねん8がつ7にち
2005ねん10月6にち(IFコレクション)
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カルディナルアーク 〜混沌こんとんふうさつ』は、日本にっぽんで2003ねん8がつアイディアファクトリーより発売はつばいされたPlayStation 2ようゲームソフト同社どうしゃ筆頭ひっとうブランドであるアイエフネバーランドシリーズうちいちさくである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

戦略せんりゃくボードカードゲーム」と銘打めいうたれた、ウォー・シミュレーションかたボードゲームトレーディングカードゲーム要素ようそ融合ゆうごうさせた作品さくひん主人公しゅじんこうガラハドがスペクトラルカードばれるカードあつめながら邪神じゃしんヘルガイアの封印ふういん目指めざすストーリーモードと、のプレイヤーやCOMと任意にんい勝負しょうぶできる対戦たいせんモードからる。

プレイヤーキャラクタードミネーターばれるカード使づかいとなり、対戦たいせん相手あいてとなるもう一人ひとりのドミネーターとボードじょう勝敗しょうはいきそう。多種たしゅ多様たよう能力のうりょくそなえたカードを駆使くしし、相手あいてドミネーターを撃破げきはするのがゲームの目的もくてきである。片方かたがた陣営じんえいあお、もう片方かたがた陣営じんえいあかをシンボルカラーとし、それぞれの陣営じんえいを「ぐん」とぶ。勝負しょうぶ進行しんこうターンせい。ターンのながれは各種かくしゅカードを使用しようする「カードフェイズ」と、それにつづ行動こうどう段階だんかいである「アクションフェイズ」のふたつにかれている。

ゲームせいとしては、ランダム要素ようそすくなさが特徴とくちょう攻撃こうげきつねに、絶対ぜったい命中めいちゅうするか絶対ぜったい命中めいちゅうしないかのどちらかであり、てき即死そくしさせる魔法まほう絶対ぜったいぬか絶対ぜったいなないかのどちらかであるといった具合ぐあい。ある行動こうどうたいする結果けっか成否せいひかくりつ要素ようそたとえばダイスひとし)によって判定はんていされることはなく、プレイヤーが適切てきせつ判断はんだんくだかぎり、行動こうどうたいしてなん効果こうかられない「ハズレ」や「失敗しっぱい」は発生はっせいしない。

カード[編集へんしゅう]

ほんさく登場とうじょうするぜん206種類しゅるいのスペクトラルカードは、その用途ようと特性とくせいからユニットカード・スペルカード・ベースカードさん系統けいとう区分くぶんされており、ろく段階だんかいあるレアリティによって格付かくづされている。

カードの使用しようには例外れいがいなく「コスト」とばれる代価だいか必要ひつようになり、コストとはべつだい代価だいかとして「ソウル」という要素ようそ存在そんざいする。くわしくは#ソウルこう参照さんしょう

「ユニット」とは、ドミネーターと、カードによってボードじょう召喚しょうかん配置はいちされるものすべてをわせた総称そうしょう。ゲームちゅうでカード効果こうか説明せつめいぶんもちいられる「ユニット」というかたりは、ユニットカードにぞくするものだけではなくドミネーターやベースカードもわせてしめしている。「ユニット」と「ユニットカード」を混同こんどうしないよう、注意ちゅうい必要ひつようである

スペルカードのなかには、ふうかみさつほうしんさつ)とばれる特別とくべつなものが全部ぜんぶろくまい存在そんざいし、これらはストーリーにもおおきくかかわることになる。くわしい解説かいせつ#ふうかみさつ参照さんしょう

なお、ほんさくマニュアルではドミネーターもカードの一種いっしゅとして記載きさいされているが[1]実質じっしつてきにはドミネーターはカードではないと理解りかいしてしまってつかえない。あくまでドミネーターの情報じょうほうがユニットカードとおな形式けいしき画面がめんじょう表示ひょうじされるだけである。ドミネーターについては#ドミネーターこう解説かいせつする。

ユニットカード[編集へんしゅう]

ドミネーターの手足てあしとなってともたたかい、使役しえきされるものをボードじょう召喚しょうかんするカード。
ユニットカード(とドミネーター)が個々ここ性質せいしつ性能せいのうめるのは、基本きほん能力のうりょく特殊とくしゅ能力のうりょくである。基本きほん能力のうりょくすべてのユニットカード(とドミネーター)に設定せっていされているが、特殊とくしゅ能力のうりょくはそれをつカードとたないカードとがある。
みっつの系統けいとうなかもっとかずおおく、ぜん206種類しゅるいちゅう122種類しゅるいめる。

基本きほん能力のうりょく[編集へんしゅう]

基本きほん能力のうりょく以下いかのような能力のうりょくあつまりであり、HP・AP・DFのみっつは、おもにユニット同士どうし戦闘せんとうかかわる数値すうちである。

このほかに「属性ぞくせい」というものがあるが、これにかんしては#属性ぞくせいこう参照さんしょう

HP
そのユニットの耐久たいきゅうりょくヒットポイント。ユニット同士どうし戦闘せんとうやスペルカードによる攻撃こうげきとうで、この数値すうちが0になると、そのカードはボードじょうからえる。くわしくは#ユニットこう参照さんしょう
すべてのユニットカードはこの数値すうちいちけたであり、HPが1しかないカードもめずらしくはない。
最大さいだいHPを増減ぞうげんさせる効果こうかつカードは存在そんざいしない。
AP
ユニットの攻撃こうげきりょく。この数値すうちたかいほど、相手あいてユニットのHPをおおらすことができるが、APが0のカードも存在そんざいする。
APはスペルとう増減ぞうげん可能かのう減少げんしょうした場合ばあい、0をとおしてマイナスのになることはない。
DF
ユニットの防御ぼうぎょりょく戦闘せんとう相手あいてユニットからけるダメージを、その数値すうちぶんだけ軽減けいげんする。大半たいはんの(厳密げんみつにはすべての)ユニットはこの数値すうちが0であるが、特殊とくしゅ能力のうりょく防御ぼうぎょスキル」をっていればプラス1ポイント、「鉄壁てっぺき」をっていればプラス2ポイントの加算かさんがある。
戦闘せんとう、この数値すうち相手あいてのAPを上回うわまわっていれば、そのユニットはダメージをけない。ただし、スペルとアクティブけい特殊とくしゅ能力のうりょくによるダメージは軽減けいげんできない。また、特殊とくしゅ能力のうりょく貫通かんつう」を所持しょじしているユニットは、戦闘せんとう相手あいてユニットのDFを無視むししてダメージをあたえることができる。
DFは厳密げんみつには基本きほん能力のうりょくではなく、特殊とくしゅ能力のうりょく範疇はんちゅうふくまれる。しかし画面がめんじょうではHPやAPとべて表示ひょうじされることがおおいので便宜上べんぎじょうここにしるす。
DFはスペルとう増減ぞうげん可能かのう減少げんしょうした場合ばあい、0をとおしてマイナスのになることはない。
移動いどうりょく
そのユニットが、いちターンのあいだにボードじょう最大さいだいなにマス移動いどうできるかをしめ数値すうち
標準ひょうじゅんてき数字すうじ移動いどうりょく3。もっとおおいユニットは移動いどうりょく5。移動いどうりょくが2以下いかのユニットカードは、基本きほん能力のうりょく特殊とくしゅ能力のうりょく優遇ゆうぐうされる傾向けいこうにある。
移動いどうりょくはスペルによって増加ぞうか可能かのう減少げんしょうさせることも可能かのうだが、1よりもひくくなることはない。

特殊とくしゅ能力のうりょく[編集へんしゅう]

ドミネーターおよびユニットカードは、そのおおくが特殊とくしゅ能力のうりょくそなえている。特殊とくしゅ能力のうりょくにはアクティブとパッシブの種類しゅるいがあり、一体いったいのユニットが最大さいだいみっつの特殊とくしゅ能力のうりょくつ。

アクティブ
ユニットの行動こうどうてきぐんユニットに戦闘せんとう仕掛しかけるわりに使つかうことができる特殊とくしゅ行動こうどう使用しようにはコストが必要ひつようとなり、一部いちぶはコストにくわえてソウルも必要ひつようとなる。
ユニットのHPをけずるもの、補助ほじょてきなものひとし、その効果こうか様々さまざまた、もしくはまったおな効果こうかのスペルが存在そんざいするものもある。
画面がめんじょうのカード情報じょうほう表示ひょうじでは黄色きいろ表記ひょうきされ、パッシブけい特殊とくしゅ能力のうりょく区別くべつされる。
アクティブけい特殊とくしゅ能力のうりょく一覧いちらん
能力のうりょくめい 効果こうか コスト ソウル
スナイプLV1 範囲はんい2以内いない任意にんいユニットにAPぶんのダメージ。 5 -
スナイプLV2 範囲はんい3以内いない任意にんいユニットにAPぶんのダメージ。 7 -
スナイプLV3 範囲はんい4以内いない任意にんいユニットにAPぶんのダメージ。 9 -
バーサーク 隣接りんせつするぜんユニットと自分じぶんに2のダメージ。 3 -
回転かいてん 隣接りんせつするぜんユニットに2のダメージ。 4 -
ブースト AP+2、DF+1の状態じょうたい攻撃こうげきおこなうことができる。 4 -
暗殺あんさつ 範囲はんい3以内いないでベース以外いがい任意にんいユニットを破壊はかいする。 7 1
足止あしど 隣接りんせつする任意にんいユニットをつぎターン行動こうどうみにする。 6 1
魔法まほう詠唱えいしょう つぎ使つかうカードのコストを2らす。ただし1未満みまんにはならず、この効果こうか重複じゅうふくしない。 1 -
マインドリード カードをいちまいく。手札しゅさつが5まい以内いないでなければ使つかえない。 5 -
進化しんか AP+2される。 4 1
盗賊とうぞく 隣接りんせつする任意にんいユニットの付加ふかカードをランダムでいちまいうばう。 3 -
せい召喚しょうかん 対象たいしょう土地とち属性ぞくせいえる。 4 -
みずせい召喚しょうかん 対象たいしょう土地とち属性ぞくせいみずえる。 4 -
せい召喚しょうかん 対象たいしょう土地とち属性ぞくせいえる。 4 -
かぜきよし召喚しょうかん 対象たいしょう土地とち属性ぞくせいふうえる。 4 -
支配しはい号令ごうれい 隣接りんせつするすべての土地とち自軍じぐん支配しはいにする。 5 -
拠点きょてん破壊はかい みずからと対象たいしょうのベースを破壊はかいする。 2 -
ベースリペア 対象たいしょうのベースのHPを3かいふくする。 3 -
パッシブ
ターン開始かいし戦闘せんとう、そのユニットが撃破げきはされたときひとし、それぞれにさだめられた条件じょうけんたしているとき自動的じどうてきにその効果こうか発揮はっきする能力のうりょく。コストやソウルを消費しょうひすることなく発動はつどうする[2]
基本きほんてきには、戦闘せんとう有利ゆうりはこんだり、発動はつどうともにHPを回復かいふくするひとして恩恵おんけいをもたらすが、強力きょうりょくなユニットにたいする制限せいげんとしてマイナス効果こうかつものもある。
画面がめんじょうのカード情報じょうほう表示ひょうじではしろ表記ひょうきされ、アクティブけい特殊とくしゅ能力のうりょく区別くべつされる。
パッシブけい特殊とくしゅ能力のうりょく一覧いちらん
能力のうりょくめい 効果こうか
妄信もうしん 自軍じぐんターン開始かいしにコストを3発生はっせいさせる。
再生さいせい 自軍じぐんターン開始かいしにHPが2かいふくする。
攻撃こうげき魔法まほう無効むこう 攻撃こうげきスペルでダメージをけない。
即死そくし防御ぼうぎょ 即死そくし効果こうかつスペルや特殊とくしゅ能力のうりょく破壊はかいされない。
強化きょうか不可ふか 強化きょうか弱体じゃくたいのスペルを付加ふかできない。
援護えんご攻撃こうげき このユニットと隣接りんせつしたベース以外いがい自軍じぐんユニットはAP+1。
援護えんご防御ぼうぎょ このユニットと隣接りんせつしたベース以外いがい自軍じぐんユニットはDF+1。
共闘きょうとう 同種どうしゅのユニットがボードじょうに2たい以上いじょうある場合ばあい自軍じぐんてきぐん区別くべつなくかぞえて1たいごとにAP+2・DF+1。
修行しゅぎょう賜物たまもの てきぐんユニットを1たい破壊はかいするごとに、AP+1・DF+1される。
強化きょうか効果こうか1.5ばい スペルによるAP・DFの増幅ぞうふくが1.5ばいげとなる。
先制せんせい攻撃こうげき 戦闘せんとう一方いっぽうてき相手あいて攻撃こうげきし、HPを0にできれば反撃はんげきされない。相手あいてもこの能力のうりょくつならたがいに無効むこう
貫通かんつう 戦闘せんとう相手あいてのDFを無視むししてダメージをあたえることができる。
防御ぼうぎょスキル DF+1。
鉄壁てっぺき DF+2。
大振おおぶりの見切みき 戦闘せんとう、AP4以上いじょう相手あいてからの攻撃こうげき無効むこうする。
たいせい 戦闘せんとう相手あいて属性ぞくせいユニットであればその攻撃こうげき無効むこうする。
みずたいせい 戦闘せんとう相手あいてみず属性ぞくせいユニットであればその攻撃こうげき無効むこうする。
たいせい 戦闘せんとう相手あいて属性ぞくせいユニットであればその攻撃こうげき無効むこうする。
ふうたいせい 戦闘せんとう相手あいてふう属性ぞくせいユニットであればその攻撃こうげき無効むこうする。
カウンター てきぐんターンのあいだのみ、AP+3。
コダマ 戦闘せんとうのみ、APが相手あいておなになる。また、それ以外いがいではAPの変化へんかしない。
相打あいう 戦闘せんとう破壊はかいされた場合ばあい、このユニットを破壊はかいした相手あいて同時どうじ破壊はかいする。
破産はさんたね 戦闘せんとう終了しゅうりょうてきぐんのデッキからカードをいちまいさつにする。
言霊ことだまちから 戦闘せんとう終了しゅうりょう戦闘せんとう結果けっかかかわりなく相手あいて破壊はかいする。ただしベースは破壊はかいできない。
逃避とうひ 戦闘せんとう仕掛しかけられたとき、ボードじょうから離脱りだつして手札しゅさつもどる。
手札しゅさつまい以上いじょうある場合ばあい、このユニットは破壊はかいされさつとなる。
復活ふっかつ 破壊はかいされたとき召喚しょうかん同等どうとうのコスト・ソウルを支払しはらってボードじょう復帰ふっきできる。
形見かたみたからさつ 破壊はかいされたとき手札しゅさつよんまい以下いかであればデッキからカードをいちまいく。
いやしの宿命しゅくめい 破壊はかいされたとき自軍じぐんドミネーターのHPを2かいふくする。
ラストフラワー 破壊はかいされたとき隣接りんせつするすべてのユニットに2のダメージをあたえる。
流浪るろうみん まった土地とちしか支配しはいにできない。
おさむじょう ベースに戦闘せんとう仕掛しかける場合ばあい、AP+5。
密偵みってい てきぐんのベースを通過つうかできる。
ベース効果こうか無効むこう ベースの効果こうか範囲はんいないはいっても、その影響えいきょうけない。
召喚しょうかん補助ほじょ このユニットと隣接りんせつした土地とちにユニットを召喚しょうかんする場合ばあい支払しはらうコストを1らす。
ドミネーター 即死そくし防御ぼうぎょ」と「強化きょうか不可ふか」をあわつ。

スペルカード[編集へんしゅう]

多彩たさい効果こうかをもたらす魔法まほうわざ発動はつどうするカード。いち使用しようさつとなる使つかてのカードだが、攻守こうしゅわたって戦術せんじゅつはばひろげることができる。

スペルカードは、ターン開始かいしのカードフェイズだけではなく、バトルフェイズとばれるユニット同士どうし戦闘せんとうにも使用しようできる。戦闘せんとうのスペル使用しようかんしては#戦闘せんとうこう参照さんしょう

スペルをもちいる対象たいしょうは、ユニット、プレイヤー(のつデッキや手札しゅさつ)、土地とちみっつに大別たいべつされる。これらのうち、ユニットにたいして作用さようするものはとく種類しゅるいおおい。

用途ようと効果こうかから、以下いかのように分類ぶんるいできる。なお、付加ふかけいのスペルは、ユニット1たいにつきけい6まいまでしか累積るいせきできない。

ダメージ
ユニットのHPを減少げんしょうさせる攻撃こうげきスペル。カードごとさだめられた一定いっていだけHPをらし、ダメージのがランダムに上下じょうげすることはない。これらのスペルは、「攻撃こうげき魔法まほう無効むこう」の特殊とくしゅ能力のうりょく無効むこうされてしまう。
「マジックボルト」「ちから逆流ぎゃくりゅう」「アースノヴァ」とう
回復かいふく復活ふっかつ
HPの減少げんしょうしたユニットをいやしたり、HPが0になってさつとなったユニットをボードじょう復活ふっかつさせるスペル。
いやしのしずく」「いのちのカケラ」「やみからの帰還きかんとう
即死そくし
ユニットカードのHPを強制きょうせいてきに0にしてしまうスペル。ボードじょうのユニットを、強制きょうせいてき手札しゅさつもどしてしまうものもふくまれる。これらのスペルは「即死そくし防御ぼうぎょ」の特殊とくしゅ能力のうりょく無効むこうされ、ドミネーターにたいしても無効むこうとなる。
黄昏たそがれみちびき」「強者きょうしゃ贖罪しょくざい」「ホームシック」とう
たい手札しゅさつたいデッキ
ボードじょうのユニットや土地とちではなく、どちらかのプレイヤーを指定していして使用しようするカード。手札しゅさつやデッキにまれたカードに干渉かんしょうする。
「どわすれ」「おもいがけぬ来客らいきゃく」「未来みらい破壊はかいとう
付加ふか強化きょうか弱体じゃくたい
おもにユニットカードのAP・DFを増減ぞうげんさせるスペル。また、パッシブけい特殊とくしゅ能力のうりょくたせるスペルも基本きほんてきにはここにふくまれる[3]特殊とくしゅ能力のうりょく強化きょうか不可ふか」をつユニットカードと、ドミネーターにはこれらのスペルを付加ふかできない。
ちから」「おもちゃのけん」「たたかいのかんとう
付加ふか(その
なんらかの状態じょうたい変化へんか、あるいは制限せいげんをユニットカードにもたらすスペル。効果こうか発揮はっきすると自動的じどうてき付加ふか解除かいじょされるものもある。
ふう加護かご」「マジックバリア」「隠遁いんとんとう
変化へんか変質へんしつ(ユニット)
指定していしたユニットを根本こんぽんてきことなるものへとえてしまうスペル。付加ふかけいのスペルとはちがい、そのユニットが破壊はかいされることでしか効果こうか解除かいじょされない。
かがみぞう実体じったい」「内通ないつうしゃ決起けっき」「ひよこちゅうのろい」とう
変化へんか変質へんしつ土地とち
指定していした土地とち状態じょうたい変化へんかさせるスペル。土地とちいろえて支配しはいすう#土地とちとコストこうにて後述こうじゅつ)を増減ぞうげんさせたり、指定していした土地とちをいずれかの属性ぞくせい#属性ぞくせいこうにて後述こうじゅつ)にすることができる。
侵略しんりゃく」「空白くうはくあるじ」「陽炎かげろうまちとう
受動じゅどう
てきぐんターンのカードフェイズにみ、ユニットの召喚しょうかんやスペルの発動はつどうすことができるスペル。
交渉こうしょう妨害ぼうがい」「呪力じゅりょく消滅しょうめつ」「リバースマジック」とう

ベースカード[編集へんしゅう]

地形ちけい建築けんちくぶつとうをボードじょう召喚しょうかん配置はいちするカード。みっつの系統けいとうなかもっとかずすくなく、16種類しゅるいしか存在そんざいしない。ソウルが必要ひつよう設定せっていされているものはなく、コストと維持いじコストのみ支払しはらえばカードを使用しようできる。

ベースはのユニットとはちがい、HPはあるがAP・DF・移動いどうりょく特殊とくしゅ能力のうりょくたない。移動いどうしたりてきぐんユニットに戦闘せんとう仕掛しかけることはできず、てきぐんユニットから戦闘せんとう仕掛しかけられた場合ばあい無抵抗むていこうにHPをらされるだけになる。なお、自力じりきでの移動いどうはできないものの、スペルをもちいてベースをうごかすことは可能かのう

以下いか種類しゅるいけられる。

範囲はんいがた
そのベースが配置はいちされた土地とち中心ちゅうしんとした一定いってい範囲はんいないのユニットにたいして効果こうかおよぼすもの。範囲はんいがいのユニットにたいしては無力むりょくなため、配置はいち場所ばしょをよくかんがえる必要ひつようがある。
勇者ゆうしゃぞう」「いやしのいずみ」「たい魔法まほう結界けっかいとう
その
カードの効果こうか範囲はんいが「0」となっているもの。そのベースとのユニットとの位置いち関係かんけいではなく、それぞれにさだめられた条件下じょうけんかにおいて効果こうか発揮はっきする。
あきらせき鉱山こうざん」「ガウガブルの農地のうち」「破滅はめつきざ時計とけいだいとう

ルールとシステム[編集へんしゅう]

このふしでは、ほんさく基本きほんてきなゲームルールを解説かいせつする。これらのルールはあくまでも原則げんそくであり、一部いちぶのカードにはてはまらない。

デッキと手札しゅさつ[編集へんしゅう]

ほんさくでは、ひとつのデッキさんじゅうまいのカードから構成こうせいされる。おなじカードはひとつのデッキにさんまいまでしかれることができないが、それ以外いがい制限せいげん存在そんざいしない。とはえ、バランスをかんがえたうえでカードをえらばなければつことは困難こんなん
編集へんしゅう構築こうちくしたデッキには名前なまえけ、セーブデータひとつにつき、みっつまで保存ほぞん可能かのう
勝負しょうぶはじまると、最初さいしょにデッキからよんまいのカードが手札しゅさつとしてプレイヤーにくばられる。以降いこう、ターンがまわってくるたびいちまいずつカードをく。手札しゅさついちろくまいまでしかつことができない。ろくまい手札しゅさつったままでターンをえ、ターンで手札しゅさつななまいになってしまう場合ばあい任意にんいいちまいえらんでさつとする。デッキを使つかってくカードがなくなった場合ばあいさつとなっているすべてのカードをシャッフルしてあらたなデッキとする。このさい、ドミネーターはペナルティとしてHPを5ポイントうしなう。

ドミネーター[編集へんしゅう]

ドミネーターは勝敗しょうはいきそうプレイヤーキャラクターそのものであり、ユニットの一種いっしゅでもある。
システムうえはユニットカードにちかあつかいであるが、カードによって召喚しょうかんされることはなく、最初さいしょからボードじょう配置はいちされる。ゲームルールじょうでの立場たちばは、チェスキングや、将棋しょうぎ王将おうしょうちかく、てきぐんドミネーターのHPを0にすると勝利しょうりぎゃく自軍じぐんドミネーターのHPが0になると敗北はいぼくとなる。
ドミネーターはのユニットにくらべて最大さいだいHPが圧倒的あっとうてきおお設定せっていされており(もっとすくないものでも20)、たがいに容易たやす撃破げきはすることはできない。つまりドミネーターはボスキャラてき存在そんざいである。
また、ゲームちゅう登場とうじょうするすべてのドミネーターは、例外れいがいなく特殊とくしゅ能力のうりょく「ドミネーター」をそなえている。その効果こうかにより、即死そくし効果こうか強化きょうか弱体じゃくたいけい付加ふかスペルが無効むこうされる。

土地とちとコスト[編集へんしゅう]

勝負しょうぶ舞台ぶたいとなるボードは、しろちいさな正方形せいほうけいのマス区切くぎられており、このマスのひとつひとつを「土地とち」とぶ。ユニットが召喚しょうかん配置はいちされた土地とち、ボードじょう移動いどうしたユニットが通過つうかした土地とち移動いどうえたユニットがまった土地とちは、そのユニットがぞくするぐんのシンボルカラー(あおもしくはあか)に変化へんかする。あおあかいずれかのいろ変化へんかした土地とちは「支配しはい」とばれ、それぞれのぐんのものとなる。しかし、どちらかがすで支配しはいとした土地とちでも、もう片方かたがたぐんぞくするユニットがこうから進入しんにゅうすると、その土地とちいろえられてしまう。
それぞれのぐん支配しはい総数そうすうを「コンクエスト」とび、コンクエストにおうじたコストまいターン開始かいし供給きょうきゅうされる。土地とちいちマスにつきいちポイントのコストとなる。コストはカードを使用しようするための代価だいかとなるものであり、コストがりなければ手札しゅさつにあるカードでもそれを使つかうことはできない。
コストとは、MPのようなものであり、「コンクエスト=最大さいだいMP」「カードごとさだめられたコスト=消費しょうひMP」であるとかんがえれば理解りかいしやすいだろう。
序盤じょばんから使用しよう可能かのうていコストカードと、コンクエストがひろがってからでないと使つかえないが、強力きょうりょく効果こうかめたこうコストカード。つためには、これらの両方りょうほうをバランス使つかいこなすことが重要じゅうようになる。

ユニット[編集へんしゅう]

このこうでは、ドミネーター以外いがいの「カードで召喚しょうかん配置はいちされるユニット」全般ぜんぱん、つまりユニットカードとベースカードの両方りょうほう共通きょうつうする性質せいしつについてしるす。
ユニットの召喚しょうかんは、基本きほんてき自軍じぐんのドミネーターやユニットと隣接りんせつした土地とちにのみ可能かのう[4]実際じっさいにユニットを召喚しょうかんするには、まずコストが必要ひつようとなり、召喚しょうかんもそのユニットがボードじょう存在そんざいつづけるための維持いじコストをまいターン支払しはらわなければならない[5]なんポイントのコストを支払しはらうかはユニットごとまっている。コストと維持いじコストは、基本きほんてきに「つよい」とされるユニットほどたか設定せっていされている。
召喚しょうかんされたユニットのHPが0になることを「破壊はかい」とぶ。ユニットが破壊はかいされるとそのユニットはボードじょうから退場たいじょうし、さつおくりとなる。コンクエストがりなくなり、召喚しょうかんしたユニットの維持いじコストが支払しはらえない場合ばあい維持いじコストが支払しはらえるわくないおさまるようにユニットを選択せんたく破棄はきする。このさい、そのユニットの破壊はかい発動はつどう条件じょうけんとした特殊とくしゅ能力のうりょく発動はつどうしないが、ソウルは発生はっせいする。

戦闘せんとう[編集へんしゅう]

ユニットがボードじょう移動いどうし、ぞくするぐんことなるユニット同士どうし隣接りんせつすると、移動いどうしてきたがわのユニットは隣接りんせつしたてきぐんユニットに戦闘せんとう仕掛しかけることができる。
戦闘せんとう発生はっせいし、ボードじょうでのアクションフェイズから戦闘せんとうフェイズに画面がめんわると、プレイヤーはユニットの行動こうどう開始かいしまえ手札しゅさつからスペルカードをいちまいだけ選択せんたく使用しようできる。このときえらべるスペルは、戦闘せんとう使用しよう対応たいおうしている種類しゅるいのもののみとなっている。
戦闘せんとうはじまると、りょうぐんのユニットはたがいにいちずつ攻撃こうげきい、APのだけそれぞれのHPをらす。基本きほんてき先攻せんこうおさむ概念がいねんはないが、どちらか片方かたがた特殊とくしゅ能力のうりょく先制せんせい攻撃こうげき」をっていればそのかぎりではない。
スペルによる攻撃こうげきはユニットの攻撃こうげき特殊とくしゅ能力のうりょくよりも優先ゆうせんして処理しょりされ、スペルによる攻撃こうげきでユニットが破壊はかいされた場合ばあい、ユニットが攻撃こうげき行動こうどううつることなく戦闘せんとう終了しゅうりょうとなる。

ソウル[編集へんしゅう]

ユニット同士どうし戦闘せんとうやスペルカードによる攻撃こうげきとうによって、ユニットが破壊はかいされると、そのユニットをうしなったがわソウル発生はっせいし、破壊はかいされたユニットいちたいにつきいちポイントのソウルをられる。強力きょうりょくなカードやアクティブスキルには、コストにくわえてソウルも必要ひつようとなるものがおおい。
また、カードを使用しようしたいがそのためのコストがりないときには、ソウルをコストわりに支払しはらうことも可能かのう。これをおこな場合ばあい、ソウルいちポイントをコストいちポイントとして計算けいさんする。

属性ぞくせい[編集へんしゅう]

一部いちぶのユニットカードと土地とちには属性ぞくせいばれる特性とくせい設定せっていされている。属性ぞくせいは「」「みず」「」「ふう」のよん種類しゅるい存在そんざいし、それぞれあかあおみどりいろあらわされる。属性ぞくせい土地とちを「属性ぞくせい」とぶ。属性ぞくせいのマスはそれぞれの属性ぞくせいいろ縁取へりとりされ、属性ぞくせい土地とち区別くべつされる。
属性ぞくせいつユニットを召喚しょうかんするさい召喚しょうかんするユニットと同属どうぞくせい土地とちであれば自軍じぐんユニットと隣接りんせつしていないはなれた土地とちであっても召喚しょうかん可能かのう。また、ボードじょう属性ぞくせい配置はいちかくステージごとまったものに固定こていされている。
属性ぞくせいつユニットが自身じしんおな属性ぞくせい土地とちあいだ、そのユニットはAPとDFに+1の修正しゅうせいる。この効果こうかは、ユニットが属性ぞくせい属性ぞくせい土地とち移動いどうするとうしなわれる。

評価ひょうかとカードの入手にゅうしゅ[編集へんしゅう]

ストーリーモードでてきドミネーターとの勝負しょうぶえると、最大さいだいじゅうまいのカードをあらたに取得しゅとくできる。このときもらえるカードの種類しゅるいは、相手あいてドミネーターごとめられている。終了しゅうりょうのプレイヤーの状態じょうたいによって評価ひょうかくだされ、その評価ひょうか次第しだいではレアリティのたかいカードを複数ふくすう入手にゅうしゅすることも可能かのうこう評価ひょうか条件じょうけんとしては、以下いかのようなものがおもかかわる。
  • なるべくすくないターンすう勝利しょうりする。
  • なるべくおおくの土地とち支配しはいした状態じょうたい勝利しょうりする。
  • 保持ほじソウルすうを0にした状態じょうたい勝利しょうりする。
  • なるべくHPをらした状態じょうたい勝利しょうりする[6]

あらすじ[編集へんしゅう]

太古たいこ封印ふういんされた邪神じゃしんヘルガイアねむそう神殿しんでんカルディナルアーク。ヘルガイア復活ふっかつきざしをかんってねむりから目覚めざめた神殿しんでん守護しゅごしゃエグマは、地上ちじょうらばるスペクトラルカードものたち神殿しんでんへとあつめる。封印ふういん欠片かけらでありヘルガイアのちから宿やどしたスペクトラルカードをつドミネーターたち彼等かれらなかのいずれかが、ヘルガイアに勝利しょうりふたた封印ふういんなりせるかもしれない。エグマにとってそれはけであった。

登場とうじょう人物じんぶつ[編集へんしゅう]

以下いかじゅういちめい全員ぜんいんがカードをあやつるドミネーターとして登場とうじょうする。ガラハド・ヘルガイア・アース以外いがいはちめいほんさく初出しょしゅつとなるキャラクター。

  • ガラハド
人間にんげんおとこ。19さい
初出しょしゅつは『学園がくえん都市としヴァラノワール』。ほんさく主人公しゅじんこう祖父そふがおまもりとしてっていたスペクトラルカードによって神殿しんでんみちびかれる。無類むるいごときで、ヘルガイアにたいしてもあくまで「け」としてのぞむ。
ドミネーターとしては、てきユニットのDFを無視むしできる「貫通かんつう」の特殊とくしゅ能力のうりょくつのが特徴とくちょう。ただし、ほんさく登場とうじょうするユニットの大半たいはんもとからDFが0なのでその恩恵おんけいけられる局面きょくめんすくない。
  • エグマ
ぞくおとこ。2000さい以上いじょう
そう神殿しんでん守護しゅごしゃであり、邪神じゃしん封印ふういんまもしゅ。ガラハドたちせた張本人ちょうほんにんながとききているが、外見がいけんわか少年しょうねんもとだい魔王まおうジャネスの腹心ふくしんで、守護しゅごしゃ使命しめいともふうかみさつ「ジャネスの常闇とこやみ」をたくされている。
ほんさくチュートリアルやくであり、本編ほんぺんはじまると最初さいしょのステージでガラハド(プレイヤー)にゲームの基本きほんさづけてくれる。
  • シャイア
人間にんげんおんな。17さい
トレジャーハンター家系かけいまれた少女しょうじょシャベル武器ぶきとして使つかう。祖父そふからふうかみさつ「メルセドアのつばさ」をいでおり、カルディナルアークの存在そんざい神殿しんでん召喚しょうかんされるまえからっていた。ハンターとしての実力じつりょくにはめぐまれておらず、これまでまともに財宝ざいほうにありつけたことはない。
先制せんせい攻撃こうげき」の特殊とくしゅ能力のうりょくち、使つかうユニットにも「先制せんせい攻撃こうげきちがおおい。くわえて移動いどうりょくげるスペルも使つかってくるという、スピード重視じゅうし傾向けいこうのドミネーター。
  • イグルス
ぞくおとこ。25さい
軍人ぐんじん名家めいか出身しゅっしん軍師ぐんし軍師ぐんしとしては優秀ゆうしゅうでも、個人こじん武勇ぶゆうにはおと自分じぶん劣等れっとうかんいている。それゆえりょく固執こしつし、ヘルガイアのちからものにしようとうごく。
隣接りんせつした味方みかたユニットを強化きょうかする「援護えんご攻撃こうげき」と「援護えんご防御ぼうぎょ」の特殊とくしゅ能力のうりょくあわつ。軍人ぐんじんらしく、剣士けんし騎士きし姿すがたつカードをおおふくんだデッキ構成こうせい特徴とくちょう
  • レフィーナ
人間にんげんおんな。16さい
自然しぜんしん信仰しんこうするムロマチの巫女ふじょ戦争せんそう両親りょうしんくしている。ヘルガイアに身体しんたいられてあやつられており、その手足てあしとなってガラハドのまえふさがる。
まいターン3ポイントのコストを自動じどうられる「妄信もうしん」の特殊とくしゅ能力のうりょくち、使つかうユニットもコストをやしやすいものがそろっている。
  • シェリエラ
人間にんげんおんな。21さい
遺跡いせき研究けんきゅうしゃ。スペクトラルカードは研究けんきゅう対象たいしょうとして所持しょじしていた。ちから財宝ざいほうもとめるほかのドミネーターとちがい、あくまで神殿しんでん調査ちょうさ目的もくてきとしている。その研究けんきゅう意欲いよくは、ガラハドを助手じょしゅとして勧誘かんゆうしようとするほど。
じゅう使つかで、一方いっぽうてきはなれたてきユニットを攻撃こうげきできる「スナイプLV1」の特殊とくしゅ能力のうりょくっている。そのため、配置はいちやぶつけるユニットをよくかんがえてたたか必要ひつようのある相手あいてである。
  • シモン
人間にんげんおとこ。39さい
盗掘とうくつ所持しょじしていたスペクトラルカードも盗掘とうくつれたもの。ガラハドとは旧知きゅうちなかで、情報じょうほうとしてもられている。
のドミネーターたちちがって「ドミネーター」以外いがい特殊とくしゅ能力のうりょくたないわりに移動いどうりょくたかい。
  • フェルアンダー
人間にんげんおとこ。23さい
自称じしょう正義せいぎ勇者ゆうしゃ」だが、その実体じったい幼稚ようち身勝手みがってなならずもの。ガラハドにやぶれたイグルスにそそのかされてガラハドに勝負しょうぶいどんでくる。
隣接りんせつする周囲しゅうい4マスの土地とちじょうのユニットを攻撃こうげきする「回転かいてんり」の特殊とくしゅ能力のうりょくつため、安易あんいかこむとおおきな被害ひがいけることも。
  • ワイズ
やみエルフおんな。216さい
戦争せんそうんでいたむらぞくほろばされた魔法使まほうつかい。復讐ふくしゅうするちからとしてヘルガイアをもとめている。
ユニットの召喚しょうかんコストをげる「召喚しょうかん補助ほじょ」や、スペルカードでダメージをけなくなる「攻撃こうげき魔法まほう無効むこう」の特殊とくしゅ能力のうりょくつ。
  • ヘルガイア
初出しょしゅつは『スペクトラルフォース』。とおむかしはしらかみ々によってカルディナルアークに封印ふういんされた邪神じゃしん地上ちじょうあらそいと混沌こんとんちたため封印ふういんよわまり、復活ふっかつけてうごす。人間にんげん尺度しゃくどでは邪神じゃしんばれているが、元来がんらい自然しぜんしんでありネバーランドの意思いし具現ぐげんした存在そんざい
かみだけあってすべての基本きほん能力のうりょく段違だんちがいにたかい。
  • アース
初出しょしゅつは『すなのエンブレイス』。ほんさく最終さいしゅうボス封印ふういんほころびを危惧きぐして神殿しんでんった天界てんかいかみ。ガラハドとのあいだで「すべてのふうかみさつあつめ、勝負しょうぶてばヘルガイアを封印ふういんするちからす」という「け」をわす。
ヘルガイア以上いじょうたか基本きほん能力のうりょくくわえ、まいターンHPが回復かいふくする「再生さいせい」の特殊とくしゅ能力のうりょくそなえる。くわえて「回転かいてんり」まで使つかえるという死角しかくのない強敵きょうてき

ふうかみさつ[編集へんしゅう]

邪神じゃしんヘルガイアを封印ふういんするちから宿やどしたいちまいのカードと、ヘルガイアをカルディナルアークに封印ふういんしたはしらかみ々のちから宿やどしたまいのカードからる。いずれもレアリティは最高さいこうの6。分類ぶんるいじょうはスペルカードだが、カードイラスト縁取へりとりのデザインがのスペルカードとはすこことなっている。の200種類しゅるいのカードがじゅうまいまであつめられるのにたいし、ふうかみさつはそれぞれいちまいのみ入手にゅうしゅ可能かのう必要ひつようりょうはそれぞれことなるが、6まいすべてが効果こうか発動はつどうにソウルを必要ひつようとする。

  • コリーアのひじりひかり
ストーリーモードをすすめると登場とうじょうするほかふうかみさつちがい、かくしカードのようなあつかいになっているカード。「ユーロの足枷あしかせ」を入手にゅうしゅし、そう勝利しょうりすうが50しょうたっするとはいる。
最大さいだい4たいまで自軍じぐん墓地ぼちからユニットを復活ふっかつさせることができる。消費しょうひソウルすうは2。
  • ジャネスの常闇とこやみ
エグマがだい魔王まおうジャネスから管理かんりまかされたカード。
ボードじょうすべてのユニットの維持いじコストを2ばいにしてしまう。消費しょうひソウルすうは2。この効果こうか重複じゅうふくせず、勝敗しょうはいけっするまで持続じぞくする。
  • ヘルガイアの息吹いぶき
ストーリーモードのエンディングで、アースとのけにったガラハドのたくされることになるカード。
自軍じぐんユニットすべてのAPとDFを+1する。この効果こうか付加ふかスペルあつかいではないため、ドミネーターや「強化きょうか不可ふか」をつユニットにたいしても有効ゆうこう消費しょうひソウルすうは3。この効果こうか重複じゅうふくせず、勝敗しょうはいけっするまで持続じぞくする。
  • ユーロの足枷あしかせ
一度いちどガラハドにやぶれたイグルスが神殿しんでんない発見はっけんしたカード。
発動はつどうした時点じてんでボードじょう存在そんざいしたりょうぐんぜんユニットの基本きほん移動いどうりょくを1に固定こていしてしまう。このカードの発動はつどうよりものちにボードじょう召喚しょうかんされたユニットにたいしては無効むこう。また、「ふう加護かご[7]」などの付加ふかスペルで増加ぞうかしたぶんには影響えいきょうしない。たとえば、「ユーロの足枷あしかせ」を使つかったのちにあるユニットに「ふう加護かご」を2まい付加ふかした場合ばあい、そのユニットの移動いどうりょくは3となる。消費しょうひソウルすうは1。この効果こうか勝敗しょうはいけっするまで持続じぞくする。
  • メルセドアのつばさ
最初さいしょはいふうかみさつで、シャイアが祖父そふからいだカード。
自軍じぐんユニットすべての移動いどうりょくを+1する。消費しょうひソウルすうは2。この効果こうか重複じゅうふくせず、勝敗しょうはいけっするまで持続じぞくする。
  • イプシロンの加護かご
シェリエラが神殿しんでんない探索たんさくして発見はっけんしたカード。
このカードを使用しようしたのち自軍じぐん発生はっせいするソウルのが2ばいになる。消費しょうひソウルすうは2。この効果こうか重複じゅうふくせず、勝敗しょうはいけっするまで持続じぞくする。

その脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  • 攻略こうりゃくほん
『カルディナルアーク 〜混沌こんとんふうさつ公式こうしきガイド』 ISBN 9784757181489
NTT出版しゅっぱんかんぜんカードリスト、カードの入手にゅうしゅ法則ほうそく開発かいはつしゃインタビュー、設定せっていとう収録しゅうろく掲載けいさい
  • 脚注きゃくちゅう
  1. ^ マニュアル16ぺーじ、19ぺーじ
  2. ^ 唯一ゆいいつ、「復活ふっかつ」だけは例外れいがい
  3. ^ 即死そくし防御ぼうぎょ」を付加ふかする「祝福しゅくふくひかり」は例外れいがい
  4. ^ 属性ぞくせいつユニットカードはこれにてはまらない。また、スペルの効果こうかによってその制限せいげん無視むしすることも可能かのう
  5. ^ 維持いじコストが0のユニットも少数しょうすうだが存在そんざいする。
  6. ^ ノーダメージで勝利しょうりした場合ばあいよりも評価ひょうかられるように設定せっていされた理由りゆう不明ふめい
  7. ^ 付加ふかしたユニットの移動いどうりょくを+1するスペル。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]