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クラドニ図形ずけい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
四角形しかっけい平板へいばんしょうじるクラドニ図形ずけい。ここで振動しんどう平板へいばん中心ちゅうしんにスピーカーなどの振動しんどうもと接続せつぞくしている。
よりたか共鳴きょうめい周波数しゅうはすうあらわれる図形ずけい

クラドニ図形ずけい(Chladni figure)は、ドイツの物理ぶつり学者がくしゃエルンスト・クラドニにちなんだ図形ずけいであり、物体ぶったい固有こゆう振動しんどうふし可視かしする方法ほうほうである。この図形ずけいは1680ねん7がつ8にちロバート・フックによって見出みいだされたのち、1787ねんにクラドニの著書ちょしょはじめて記載きさいされた[1]

金属きんぞく・プラスチック・ガラス・ボウルなどにピンとったラップなどの平面へいめんにスピーカーなどで振動しんどうあた音程おんていえると、共鳴きょうめい周波数しゅうはすうにおいて平面へいめんつよ振動しんどうする部分ぶぶんと、振動しんどうふしとなり振動しんどうしない部分ぶぶんしょうじる。ここへたとえばしおすななどのつぶたいくと、振動しんどうによってはじばされたつぶたいふしあつまることで、幾何きかがくてき模様もよう観察かんさつされる。

波長はちょうみじかくなる(おとたかくなる)ほどあらわれる幾何きかがく模様もよう構造こうぞうこまかいものになる。平面へいめんもちいる材料ざいりょう均質きんしつでない場合ばあいはそれにおうじて、あらわれる幾何きかがく模様もよう影響えいきょうける。

たとえばギター背面はいめんについてもこのクラドニ図形ずけい観察かんさつされている。

ギター背面はいめんしょうじるクラドニ図形ずけい

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Entdeckungen über die Theorie des Klanges ("Discoveries in the Theory of Sound")

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]