クラブ・ティフアナ

クラブ・ティフアナ
原語げんご表記ひょうき	Club Tijuana Xoloitzcuintles de Caliente
愛称あいしょう	Los Xolos (ヘアレス犬いぬたち), Rojinegros (赤あかと黒くろ), Xolaje (ショラヘ), La Jauría (猟犬りょうけんの群むれ), Los Perros Aztecas (アステカの犬いぬ)
クラブカラー	赤あか・黒くろ
創設そうせつ年ねん	2007年ねん
所属しょぞくリーグ	メキシカンリーグ
所属しょぞくディビジョン	リーガMX
ホームタウン	バハ・カリフォルニア州しゅう, ティフアナ
ホームスタジアム	エスタディオ・カリエンテ
収容しゅうよう人数にんずう	27,753
監督かんとく	ミゲル・エレーラ
公式こうしきサイト	公式こうしきサイト
ホームカラー アウェイカラー サードカラー
■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

クラブ・ティフアナ・ショロイッツクイントレス・デ・カリエンテ (スペイン語ご: Club Tijuana Xoloitzcuintles de Caliente) は、メキシコ・ティフアナに本拠地ほんきょちを置おくサッカークラブである。プリメーラ・ディビシオン（リーガMX、1部ぶ）に所属しょぞくしている。ショロス・デ・ティフアナ (Xolos de Tijuana) やショロス (Xolos) と呼よばれることが多おおい。2007年ねん1月がつに設立せつりつされ、アペルトゥーラ2012でプリメーラ・ディビシオン初はつ優勝ゆうしょうを果はたした。チームカラーは赤色あかいろと黒色こくしょくである。

歴史れきし

クラブ創設そうせつとプリメーラ昇格しょうかく (2006-2011)

ドラドス・デ・シナロアがセグンダ・ディビシオン（3部ぶ）に降格こうかくしてすぐ、2006年ねん夏なつにガジョス・カリエンテ (Gallos Caliente) が設立せつりつされ、やがてクラブ・ティフアナ・ショロイッツクイントレス・デ・カリエンテ (Club Tijuana Xoloitzcuintles De Caliente) に名称めいしょうが変更へんこうされた。所有しょゆう者しゃのホルヘ・ハンク・ロンは、スポーツ賭博とばく会社かいしゃのカリエンテの所有しょゆう者しゃであり、2004年ねんから2007年ねんまでティフアナ市長しちょうを務つとめた。ロンはアグアカリエンテ競馬けいば場じょうの近ちかくに33,333人にん収容しゅうようのエスタディオ・カリエンテを建設けんせつすることを発表はっぴょうした。ロンの息子むすこのホルヘ・アルベルト・ハンクが20代だいの若わかさで会長かいちょうとなり、ハンク会長かいちょうとゴグ・ムルギア・フェルナンデス副ふく会長かいちょうはメキシコのプロサッカー史上しじょうもっとも若わかい経営けいえい陣じんとなった。

リーガ・デ・アセンソ（2部ぶ）のアペルトゥーラ2010ではレギュラーシーズンを1位いで終おえ、リギージャには準決勝じゅんけっしょうから出場しゅつじょう。準決勝じゅんけっしょうのアルビネグロス・オリサーバ戦せんは2試合しあいともスコアレスドローだったが、レギュラーシーズンの順位じゅんいで上回うわまわったショロスが決勝けっしょうに駒こまを進すすめた。決勝けっしょうではティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスと対戦たいせんし、ベラクルスのエスタディオ・ルイス・デ・ラ・フエンテで行おこなわれたファーストレグに2-0で勝利しょうりすると、ティフアナで行おこなわれたセカンドレグにも1-0で勝利しょうりし、プリメーラ・ディビシオン（1部ぶ）昇格しょうかく切符きっぷの半分はんぶんを手てにした。

クラウスーラ2011のリギージャ決勝けっしょうではデポルティーボ・イラプアトと対戦たいせんし、ホームで行おこなわれたファーストレグには1-1で引ひき分わけたが、アウェーのエスタディオ・セルヒオ・レオン・チャベスで行おこなわれたセカンドレグに0-1で敗やぶれ、イラプアトがクラウスーラ2011の優勝ゆうしょうクラブとなった。アペルトゥーラ2010優勝ゆうしょうのショロスとクラウスーラ2011優勝ゆうしょうのイラプアトは昇格しょうかくクラブ決定けってい戦せんで対戦たいせんし、イラプアトでのファーストレグはスコアレスドローだったが、ティフアナでのセカンドレグに2-1で勝利しょうりしてプリメーラ・ディビシオン昇格しょうかくを決きめた。ショロスの代かわりにクルブ・ネカクサがリーガ・デ・アセンソに降格こうかくし、ショロスはプリメーラ・ディビシオンでもっとも新あたらしいクラブとなった。2011年ねん6月がつには所有しょゆう者しゃのハンク・ロンが逮捕たいほされた。

プリメーラデビューと初はつ優勝ゆうしょう (2011-)

プリメーラでの初はつ試合しあい

2011-12シーズン開幕かいまく前まえにはホセ・サンド、レアンドロ・アウグスト、フェルナンド・アルセ、エヒディオ・アレバロ・リオス、ダイロ・モレーノを移籍いせき金きん合計ごうけい350万まんドルで獲得かくとくした。 プリメーラ・ディビシオンでの初はつ試合しあいはモナルカス・モレリア戦せんとなり、ホームでの試合しあいに1-2で敗やぶれたが、アメリカ人じんのジョー・コロナがプリメーラ・ディビシオンでのクラブ初はつ得点とくてんを挙あげた。ホームゲームでは5試合しあい連続れんぞくで勝かち星ぼしがなく、ホアキン・デル・オルモ監督かんとくが解任かいにんされてアントニオ・モハメド監督かんとくが就任しゅうにんしたが、8月がつ6日にちのサントス・ラグーナ戦たたかえ (3-1) でプリメーラ・ディビシオン初はつ勝利しょうりを挙あげた。アペルトゥーラ2011は3勝しょう9分ふん5敗はいの15位いでシーズンを終おえた。クラウスーラ2012では17試合しあいで11失点しってん（リーグ最少さいしょう）しか許ゆるさず、7勝しょう7分ふん3敗はいの7位いで初はじめてリギージャに出場しゅつじょうしたが、初戦しょせんの準々じゅんじゅん決勝けっしょうでCFモンテレイに2試合しあい合計ごうけい3-4で敗やぶれた。

2012-13シーズンも堅かたい守備しゅびを見みせ、アペルトゥーラ2012では15失点しってん（リーグ最少さいしょうタイ）しか許ゆるさず、デポルティーボ・トルーカとともに1位いタイでシーズンを終おえた。リギージャでは2番目ばんめにシードされ、準々じゅんじゅん決勝けっしょうではモンテレイに雪辱せつじょくを遂とげ、準決勝じゅんけっしょうのクラブ・レオン戦せんではファーストレグ終了しゅうりょう時じの0-2をセカンドレグで挽回ばんかいして2試合しあい合計ごうけい3-2と大だい逆転ぎゃくてん勝利しょうりを収おさめた。決勝けっしょうではレギュラーシーズン1位いのトルーカと対戦たいせんし、2試合しあい合計ごうけい4-1で勝利しょうりしてプリメーラ・ディビシオン初はつ優勝ゆうしょうを飾かざった。初はつ昇格しょうかくからの期間きかんは過去かこの優勝ゆうしょうクラブの中なかで最短さいたんだった。

クラウスーラ2013は6勝しょう3分ふん8敗はいの10位いに終おわり、リギージャ出場しゅつじょう権けんに勝かち点てん2届とどかなかった。2013年ねんにはコパ・リベルタドーレスに招待しょうたいされ、SCコリンチャンス・パウリスタ（ブラジル）、CDサン・ホセ（ボリビア）、ミジョナリオスFC（コロンビア）と同どう組くみとなったグループリーグでは、4勝しょう1分ふん1敗はいの勝かち点てん13でコリンチャンスに次つぐ2位いとなった。グループ2位いクラブ中ちゅうで最高さいこうの勝かち点てんを獲得かくとくしたため、決勝けっしょうトーナメントでは9番目ばんめにシードされ、決勝けっしょうトーナメント1回戦かいせんではSEパルメイラス（ブラジル）に勝利しょうりしたが、準々じゅんじゅん決勝けっしょうではシード順じゅん1番目ばんめのアトレチコ・ミネイロ（ブラジル）に2試合しあい合計ごうけい2-4で敗やぶれた。

スタジアム

エスタディオ・カリエンテの内部ないぶ

ホームスタジアムのエスタディオ・カリエンテはバハ・カリフォルニア州しゅう、ティフアナにある多目的たもくてきスタジアムであり、2007年ねん11月11日にちのティフアナ対たいプーマス・モレーロス戦せんで公式こうしきにオープンした。竣工しゅんこう時じの収容しゅうよう人数にんずうは13,333人にんだったが、2009年ねん7月がつには16,000人にんまで増ふやされた。所有しょゆう者しゃであるホルヘ・ハンク・ロンがスタジアムを建設けんせつした最大さいだいの目的もくてきは、ティフアナにプロサッカークラブを持もつという野望やぼうである。メキシコサッカー連盟れんめいはプリメーラ・ディビシオンのクラブに15,000人にん以上いじょう収容しゅうようのスタジアムを義務付ぎむづけているため、2009年ねんに収容しゅうよう人数にんずうが増ふえたことで昇格しょうかくする資格しかくを公式こうしきに得えた。スタジアムの建設けんせつは2つの段階だんかいに分わけて計画けいかくされた。第だい1段階だんかいはピッチとスタンド下層かそうの建設けんせつであり、第だい2団体だんたいは収容しゅうよう人数にんずうの増加ぞうかである。経営けいえい陣じんによると、2009年ねん以後いごにさらに4,000席せきを追加ついかして20,000人にん収容しゅうようとなった。選手せんしゅ控室ひかえしつを改修かいしゅうし、汚よごれていた石材せきざい舗装ほそうの駐車ちゅうしゃ場じょうを舗装ほそうし直なおした。建設けんせつ計画けいかくの中なかには照明しょうめいの設置せっちがあり、これは問題もんだいにはならない。

組織そしき

所有しょゆう者しゃのホルヘ・ハンク・ロンは、メキシコ最大さいだいのスポーツ賭博とばく会社かいしゃであるカリエンテの所有しょゆう者しゃであり、カリエンテはサッカーも含ふくめたスポーツ賭博とばくビジネスで成功せいこうした会社かいしゃのため、ショロスのリーグ参戦さんせんは論争ろんそうを呼よんだが、メキシコサッカー連盟れんめいの幹部かんぶはクラブや親会社おやがいしゃに対たいして何なんの行動こうどうも起おこさないという判断はんだんを下くだした。

タイトル

公式こうしき大会たいかい

• プリメーラ・ディビシオン (1部ぶ) : 1回かい
  • アペルトゥーラ2012

• リーガ・デ・アセンソ (2部ぶ) : 1回かい
  • アペルトゥーラ2010

• リーガ・デ・アセンソ プロモシオナル・フィナール : 1回かい
  • 2010-11

親善しんぜん大会たいかい

• サン・ディエゴ・クラシコ : 2回かい
  • 2011, 2012

スポンサーとサプライヤー

期間きかん	ユニフォームサプライヤー	シャツスポンサー
2007	アルデックス	カリエンテ
2007-2008	アスレティカ
2008	ボイト
2009-2010	アスレティカ
2011	Kappa
2011-2013	ナイキ
2013-	アディダス

現げん所属しょぞくメンバー

2022年ねん7月がつ11日にち現在げんざい

注ちゅう：選手せんしゅの国籍こくせき表記ひょうきはFIFAの定さだめた代表だいひょう資格しかくルールに基もとづく。

No. Pos. 選手せんしゅ名めい 1 GK ジョナタン・オロスコ (主将しゅしょう) 2 GK ホセ・アントニオ・ロドリゲス 3 DF イスマエル・ゴベア 4 DF リサンドロ・ロペス 5 MF フェデリコ・レルトラ 6 DF ニコラス・ディアス 8 MF ケビン・カスタニェダ 9 FW ルーカス・カヴァリーニ 10 MF ホアキン・モンテシノス 11 MF ルーカス・ロドリゲス 12 GK リカルド・ディアス 13 DF ルイス・フェリックス

No. Pos. 選手せんしゅ名めい 16 MF アレハンドロ・マルティネス 17 MF レオネル・ロペス 19 MF エドゥアルド・アルメンタ 20 MF ミサエル・ドミンゲス 21 MF フランシスコ・コントレラス 22 MF カルロス・バレンスエラ 23 MF ホセ・フアン・バスケス 25 MF アレクシス・カネロ 27 DF ハイル・ディアス 31 FW ブライアン・ロメロ 33 DF ロドリゴ・ゴディネス 35 DF エベラルド・ルビオ

歴代れきだい監督かんとく

• ビクトル・ランヘル 2007
• ウィルソン・グラニオラッティ 2008-2009
• フアン・アントニオ・ルーナ 2009-2010
• ホアキン・デル・オルモ 2010-2011
• アントニオ・モハメド 2011-2013
• ホルヘ・アルミロン 2013
• セサル・ファリアス 2013-2014
• ダニエル・グスマン 2014-2015
• ルベン・オマール・ロマノ 2015
• ラウル・チャブラン 2015
• ミゲル・エレーラ 2015-2017
• エドゥアルド・コウデ 2017
• ディエゴ・コッカ (2017-2018)
• オスカル・パレハ (2018-2019)
• グスタボ・キンテロス (2020)
• パブロ・ゲーデ (2020-2021)
• ロベルト・シボルディ (2021)
• セバスティアン・メンデス (2021-2022)
• リカルド・バリーニョ (2022-)

歴代れきだい所属しょぞく選手せんしゅ

歴代れきだい最多さいた得点とくてん者しゃのラウル・エンリケス

詳細しょうさいは「Category:クラブ・ティフアナの選手せんしゅ」を参照さんしょう

歴代れきだい最多さいた得点とくてん者しゃ

順位じゅんい	得点とくてん数すう	得点とくてん数すう
1	81	ラウル・エンリケス
2	47	ダイロ・モレノ
3	23	ドゥビエル・リアスコス
4	21	ダリオ・ベネデット
5	21	フィデル・マルティネス

外部がいぶリンク

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