コパ・リベルタドーレス

CONMEBOLリベルタドーレス CONMEBOL Libertadores
開始かいし年ねん	1960年ねん
主催しゅさい	CONMEBOL
地域ちいき	南みなみアメリカ
参加さんかチーム数すう	47
前回ぜんかい優勝ゆうしょう	フルミネンセ （1回かい目め）
最多さいた優勝ゆうしょう	インデペンディエンテ（7回かい）
サイト	公式こうしきサイト
コパ・リベルタドーレス2024

コパ・リベルタドーレス（西にし: Copa Libertadores）は、南米なんべいサッカー連盟れんめい（CONMEBOL）が主催しゅさいする、クラブチームによるサッカーの大陸たいりく選手権せんしゅけん大会たいかいである。CONMEBOL（コンメボル）リベルタドーレス（西にし: CONMEBOL Libertadores）とも呼よばれ、日本にっぽんでは「リベルタドーレス杯はい」という呼称こしょうが用もちいられることもある。

概要がいよう

南米なんべいサッカー連盟れんめいに加盟かめいする10カ国かこくの国内こくないリーグ戦せんの上位じょういチーム（国くにによって選出せんしゅつの仕方しかたが異ことなる場合ばあいもある）によって行おこなわれる、南米なんべい大陸たいりくのクラブ王者おうじゃを決定けっていするカップ戦せんである（1998年ねん以降いこう、南米なんべいサッカー連盟れんめいの招まねきでメキシコのチームも本ほん大会たいかいに出場しゅつじょうするようになったが、2017年ねん以降いこうは国内こくないリーグの日程にっていとの関係かんけいで出場しゅつじょうしていない）。第だい1回かい大会たいかいの1960年ねん大会たいかい以降いこう数々かずかずの名めい勝負しょうぶを生うみ、現在げんざい、南米なんべいにおけるクラブレベルの大会たいかいとしては最もっとも権威けんいのある大会たいかいとして認識にんしきされている。またサッカー強豪きょうごう国こくの国内こくないリーグの覇者はしゃが多数たすう集あつまることから、UEFAチャンピオンズリーグに次ついで世界せかいレベルの名めい選手せんしゅや次世代じせだいのスター候補こうほ選手せんしゅが多おおく出場しゅつじょうすることでも知しられており、プレーレベルの高たかい大会たいかいとして世界中せかいじゅうから注目ちゅうもくを集あつめる大会たいかいとなっている。

優勝ゆうしょうチームには12月のFIFAクラブワールドカップ（旧きゅうトヨタカップ）への出場しゅつじょう権けんが与あたえられる。

大会たいかいの名称めいしょう

「リベルタドーレス（Libertadores、解放かいほう者しゃの意い）」とは19世紀せいきのラテンアメリカ諸国しょこくにおける独立どくりつ運動うんどうの指導しどう者しゃを指さすスペイン語ごであり、南米なんべい諸国しょこくの独立どくりつ運動うんどうの指導しどう者しゃたちと国民こくみんの歴史れきしに対たいする敬意けいいが込こめられている。 なお、1998年ねんから2007年ねんまではトヨタ自動車とよたじどうしゃ、2008年ねんから2012年ねんまではスペインのサンタンデさんたんでール銀行るぎんこうが冠かんむりスポンサーを務つとめてきたため、大会たいかいの正式せいしき名称めいしょうは「コパ・トヨタ・リベルタドーレス」、「コパ・サンタンデール・リベルタドーレス」と変遷へんせんし、2013年ねんから2017年ねんはブリヂストンが冠かんむりスポンサーを務つとめ、正式せいしき名称めいしょうも「コパ・ブリヂストン・リベルタドーレス」となっていた。

歴史れきし

1948年ねんに南米なんべい最強さいきょうクラブを決きめるための大会たいかい（カンペオナート・スダメリカーノ・デ・カンペオネス）が開ひらかれたものの、交通こうつう手段しゅだんや各国かっこくのスケジュールなどの問題もんだいなどもあり定期ていき的てきに開催かいさいされるまでにいたらなかった。その後ご欧州おうしゅうでチャンピオンズカップが開催かいさいされたこと、欧州おうしゅう側がわから大陸たいりく間あいだでのチャンピオン同士どうしの対抗たいこう戦せんを開ひらこうという提案ていあんもあり、1960年ねんから定期ていき的てきに開催かいさいされることになった。当初とうしょは各国かっこく1チームの参加さんかであったが、66年ねんから各国かっこく2チームずつに参加さんかチームを増ふやし大会たいかいの規模きぼも大おおきくなった。それとともに南米なんべい最強さいきょうクラブを決きめる大会たいかいとして定着ていちゃくしていった。

コパ・リベルタドーレス2017には、前回ぜんかい大会たいかい優勝ゆうしょうチーム、前年ぜんねんのコパ・スダメリカーナ優勝ゆうしょうチーム、ブラジルから7チーム、アルゼンチンから6チーム、ボリビア、チリ、コロンビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラから4チームの合計ごうけい47チームが参加さんかした。

1998年ねんから2016年ねんまで、CONCACAFに加盟かめいしているメキシコ・リーグの上位じょういクラブが招待しょうたい出場しゅつじょうしていた。この間あいだ、メキシコのクラブが優勝ゆうしょうした場合ばあいはトヨタカップやFIFAクラブワールドカップの南米なんべい代表だいひょうとしての出場しゅつじょう権けんは与あたえられず、その次つぎに成績せいせきの良よかったCONMEBOL加盟かめい国こくのクラブが繰くり上あげとなるレギュレーションであったが、メキシコのクラブが優勝ゆうしょうすることは無なかった。

開催かいさい方式ほうしき

本ほん大会たいかいは、開催かいさい前年度ぜんねんどの各国かっこく大会たいかいの上位じょういチームに参加さんか資格しかくが与あたえられる。例たとえば、2019年ねん大会たいかいの参加さんか資格しかくは、主おもに2018年ねんシーズンの結果けっかによって与あたえられる（アルゼンチンのみ、ヨーロッパ型がたの年としを跨またぐシーズンであるため、2017-18シーズンの結果けっかによる。また、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、チリは国内こくないカップ戦せんの勝者しょうしゃにも出場しゅつじょう権けんが与あたえられる）。

開催かいさい時期じきは、参加さんかチーム数すうの拡大かくだいにより、ほぼ通年つうねん（1月がつ～11、12月）であり、並行へいこうして開催かいさいされる同おなじく南米なんべいサッカー連盟れんめい主催しゅさいのコパ・スダメリカーナには、コパ・リベルタドーレスの予選よせん3回戦かいせんとグループステージの敗退はいたいチームの一部いちぶが予選よせん2回戦かいせんから出場しゅつじょうする（なお、2011年ねんより前年度ぜんねんどのスダメリカーナでの優勝ゆうしょうクラブもリベルタドーレスに出場しゅつじょうできるようになった）。

大会たいかいではグループリーグとトーナメント方式ほうしきによって進行しんこうする。従来じゅうらいは、決勝けっしょうを含ふくめ全ぜん試合しあいホーム・アンド・アウェー方式ほうしきであったが、2019年ねん大会たいかいからは決勝けっしょうのみUEFAチャンピオンズリーグ決勝けっしょう同様どうよう、中立ちゅうりつ地ち一発いっぱつ勝負しょうぶ（同点どうてんの場合ばあいは延長えんちょう戦せん、PK戦せんを実施じっし）で行おこなわれる。ホーム・アンド・アウェー方式ほうしきにおけるアウェーゴールルールは（1988年度ねんどの1大会たいかいと）2005年ねん以降いこうの大会たいかいより採用さいようされており（ただし、決勝けっしょう戦せんでの適用てきようは2007年ねんまで）、アウェーゴール数すうも並ならんだ場合ばあいは、延長えんちょう戦せんを行おこなわず、PK戦せんで決着けっちゃくをつける。また、1962年ねん～1987年ねんは、2試合しあいの合計ごうけい勝がち点てんで勝利しょうりチームを決きめており、1勝しょう1敗はいか2引ひき分わけの場合ばあいは中立ちゅうりつ地ちでの3試合しあい目めを行おこなっていた（3試合しあい目めが引ひき分わけの場合ばあいは、得失点とくしってん差さか抽選ちゅうせんで勝者しょうしゃを決定けってい）。

1987年ねん以前いぜんは前回ぜんかい大会たいかいの優勝ゆうしょうチームは、準決勝じゅんけっしょうに相当そうとうするラウンドまでシードされていたため、連覇れんぱを達成たっせいしやすい形式けいしきとなっていた。

出場しゅつじょう枠わく数すうの変遷へんせん

1965年ねん以前いぜんは各国かっこく1チーム＋前回ぜんかい大会たいかい優勝ゆうしょうチームの最大さいだい11チーム、1966年ねん～1999年ねんは各国かっこく（メキシコからの招待しょうたいは1998年ねん以降いこう）2チームずつ＋前回ぜんかい大会たいかい優勝ゆうしょうチームの最大さいだい23チームであった。（不ふ出場しゅつじょうの協会きょうかい・連盟れんめいがあり、出場しゅつじょうチームが少すくない年度ねんどもあった。）

	2000- 2003	2004	2005- 2016	2017-
前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃ	1	1	1	1
前年ぜんねんのコパ・スダメリカーナ覇者はしゃ	-	-	-	1
アルゼンチン	4	4	5	6
ボリビア	3	3	3	4
ブラジル	4	5	5	7
チリ	3	3	3	4
コロンビア	3	3	3	4
エクアドル	3	3	3	4
パラグアイ	3	3	3	4
ペルー	3	3	3	4
ウルグアイ	3	3	3	4
ベネズエラ	2	3	3	4
メキシコ(CONCACAF)	2	2	3	-
合計ごうけい	34	36	38	47

2009年ねん大会たいかいでは新型しんがたインフルエンザの世界せかい的てき流行りゅうこうの影響えいきょうにより、メキシコでの試合しあい開催かいさいが不可能ふかのうとなり、メキシコの2チームが決勝けっしょうトーナメント出場しゅつじょうを辞退じたいした。2010年ねん大会たいかいでは、当該とうがい2チームは通常つうじょうの出場しゅつじょう枠わくとは別べつに招待しょうたいされたため、計けい40チームが出場しゅつじょうした。

前年ぜんねんのコパ・スダメリカーナ覇者はしゃは、2011年ねん大会たいかいより出場しゅつじょうできるようになったが、2016年ねん大会たいかいまでは、各国かっこくの出場しゅつじょう枠わくの1つとして出場しゅつじょうしていた。

現行げんこうの開催かいさい方式ほうしき

前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃ、前年ぜんねんのコパ・スダメリカーナ覇者はしゃ、各国かっこくのシーズン優勝ゆうしょうクラブ（アペルトゥーラとクラウスーラのステージごとに優勝ゆうしょうクラブを決きめるボリビア、コロンビア、パラグアイはそれぞれの優勝ゆうしょうクラブ）、ブラジル、アルゼンチン、チリ、コロンビアの国内こくないカップ戦せん、アルゼンチンのリーグカップ戦せんの優勝ゆうしょうクラブのほか、シーズン成績せいせき上位じょういクラブが出場しゅつじょうする。

1回戦かいせん

ボリビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラから1チームずつ、計けい6チームがホームアンドアウェー形式けいしきで対戦たいせんし、勝者しょうしゃ3チームが2回戦かいせんに進出しんしゅつする。

2回戦かいせん

1回戦かいせんの勝者しょうしゃ3チーム、ブラジル、チリ、コロンビアから2チームずつ、アルゼンチン、ボリビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラから1チームずつ、計けい16チームがホームアンドアウェー形式けいしきで対戦たいせんし、勝者しょうしゃ8チームが3回戦かいせんに進出しんしゅつする。

3回戦かいせん

2回戦かいせんの勝者しょうしゃ8チームがホームアンドアウェー形式けいしきで対戦たいせんし、勝者しょうしゃ4チームがグループステージに進出しんしゅつする。敗者はいしゃ4チームのうち、3回戦かいせんの成績せいせき上位じょうい2チームは同おなじ年度ねんどのコパ・スダメリカーナの予選よせん2回戦かいせんに出場しゅつじょうする。

グループステージ

前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃ、前年度ぜんねんどのコパ・スダメリカーナ覇者はしゃ、3回戦かいせんの勝者しょうしゃ4チーム、アルゼンチン、ブラジルから5チームずつ、その他たの国くにから2チームずつ、計けい32チームが、4チームずつ、8つのグループに分わかれてホームアンドアウェー形式けいしきのリーグ戦せんを戦たたかう。各組かくくみ1位いと2位いの計けい16チームが決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつする。各組かくくみ3位いの8チームは同おなじ年度ねんどのコパ・スダメリカーナの予選よせん2回戦かいせんに出場しゅつじょうする。

決勝けっしょうトーナメント

準決勝じゅんけっしょうまではホームアンドアウェー形式けいしきで対戦たいせんする。決勝けっしょう戦せんのみ、予あらかじめ選定せんていされた中立ちゅうりつ地ちでの1試合しあい勝負しょうぶで行おこない、優勝ゆうしょうチームを決定けっていする。

過去かこの開催かいさい方式ほうしき

2005年ねん～2016年ねん

予選よせんには、メキシコを含ふくむ参加さんか11カ国かこくから1チームずつに加くわえ、前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃが所属しょぞくする国くにから更さらに1チームの計けい12チームが参加さんかする。ホームアンドアウェー形式けいしきでの対戦たいせんの勝者しょうしゃがグループステージに進出しんしゅつする。

グループステージには、予選よせんの勝者しょうしゃ6チーム、前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃのほか、アルゼンチンとブラジルから4チームずつ、その他たの9カ国かこくから2チームずつ（ただし、前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃが所属しょぞくする国くにの1チームは予選よせんに出場しゅつじょうするため、1チーム少すくなくなる）の計けい32チームが参加さんかする。4チームずつ8つのグループに分わかれて、ホームアンドアウェー形式けいしきのリーグ戦せんを戦たたかい、各組かくくみ上位じょうい2チームずつ、計けい16チームが決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつする。

決勝けっしょうトーナメントは決勝けっしょうを含ふくめ、全すべてホームアンドアウェー形式けいしきで対戦たいせんし、優勝ゆうしょうチームを決定けっていする。2010年ねんのみ、メキシコから追加ついかで招待しょうたいされた2チームが決勝けっしょうトーナメントから出場しゅつじょうしたため、グループステージからの進出しんしゅつチームが14チームとなった。

2004年ねん

グループステージには、前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃ、ブラジルから5チーム、アルゼンチンから4チーム、メキシコから2チーム、その他たの8カ国かこくから3チームずつの計けい36チームが参加さんかする。4チームずつ9つのグループに分わかれて、ホームアンドアウェー形式けいしきのリーグ戦せんを戦たたかい、各組かくくみ1位いの9チームと2位いのうち成績せいせき上位じょういの5チーム、成績せいせき下位かいの4チームによるプレーオフの勝者しょうしゃ2チームの計けい16チームが決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつする。

決勝けっしょうトーナメントは決勝けっしょうを含ふくめ、全すべてホームアンドアウェー形式けいしきで対戦たいせんし、優勝ゆうしょうチームを決定けっていする。

2000年ねん～2003年ねん

予備よび予選よせんで、ベネズエラとメキシコの2チームずつ、計けい4チームがホームアンドアウェー形式けいしきのリーグ戦せんで対戦たいせんし、上位じょうい2チームがグループステージに進出しんしゅつする。

グループステージには、予備よび予選よせんの勝者しょうしゃ2チーム、前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃ、アルゼンチンとブラジルから4チームずつ、その他たの7カ国かこく（ベネズエラとメキシコ以外いがい）から3チームずつが参加さんかする。4チームずつ8つのグループに分わかれて、ホームアンドアウェー形式けいしきのリーグ戦せんを戦たたかい、各組かくくみ上位じょうい2チームずつ、計けい16チームが決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつする。

決勝けっしょうトーナメントは決勝けっしょうを含ふくめ、全すべてホームアンドアウェー形式けいしきで対戦たいせんし、優勝ゆうしょうチームを決定けっていする。

1989年ねん～1999年ねん

グループステージでは、参加さんか10カ国かこくを2カ国かこくずつ5組くみに分わけ、各国かっこく2チームずつ、計けい4チームを1つのグループとする。5つのグループごとにホームアンドアウェー形式けいしきのリーグ戦せんを戦たたかい、各組かくくみ上位じょうい3チームずつ計けい15チームが決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつする。1998年ねん以降いこうは、メキシコの2チームも参加さんかするため、予備よび予選よせんでベネズエラの2チームと対戦たいせんし、勝者しょうしゃ2チームのみが、グループステージに参加さんかできる。

決勝けっしょうトーナメントには、グループステージ通過つうかチームと前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃの計けい16チームが出場しゅつじょうする。決勝けっしょうを含ふくめ、全すべてホームアンドアウェー形式けいしきで対戦たいせんし、優勝ゆうしょうチームを決定けっていする。1992年ねん大会たいかいのみ、前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃが商業しょうぎょう的てき理由りゆうから、自発じはつ的てきにグループステージから出場しゅつじょうした。

1988年ねん以前いぜん

• 各国かっこくから2チームずつが出場しゅつじょうするようになった1966年ねん以降いこう、グループステージに出場しゅつじょうする同おなじ国こくからの出場しゅつじょうチームは、必かならず同おなじグループに配置はいちされていた。
• 1987年ねん以前いぜんは、上記じょうきの通とおり、勝かち点てんが並ならんだ場合ばあいは、原則げんそくとして、1試合しあいのプレーオフが行おこなわれた（異ことなる国くにのチーム同士どうしが並ならんだケースなどで例外れいがいあり）。
• 1962年ねん～1987年ねんの間あいだ、前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃは準決勝じゅんけっしょうに相当そうとうするラウンドから出場しゅつじょうしていた（例れい：グループステージの勝者しょうしゃ5チームと前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃの計けい6チームを3チームずつ、2つのグループに分わけ、1位いのチームが決勝けっしょうに進出しんしゅつ(1971年ねん～1987年ねん)）。
• 1988年ねん大会たいかいでは、グループステージからの勝かち残のこり5チームと前回ぜんかい大会たいかい覇者はしゃの計けい6チームが準々じゅんじゅん決勝けっしょうを戦たたかい、勝利しょうりした3チームに加くわえ、敗やぶれたチームの中なかで成績せいせき最さい上位じょういのチームが敗者はいしゃ復活ふっかつし、準決勝じゅんけっしょうに進出しんしゅつした（敗者はいしゃ復活ふっかつしたチームは準決勝じゅんけっしょうを突破とっぱしたが、決勝けっしょうで敗やぶれた）。

結果けっか

年度ねんど	優勝ゆうしょう	結果けっか	準じゅん優勝ゆうしょう	会場かいじょう
1960	ペニャロール	1 - 0 1 - 1	オリンピア	センテナリオ（モンテビデオ） ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン）
1961	ペニャロール	1 - 0 1 - 1	パルメイラス	センテナリオ（モンテビデオ） パカエンブー（サンパウロ）
1962	サントス	1 - 2 3 - 2 3 - 0	ペニャロール	センテナリオ（モンテビデオ） ヴィラ・ベルミーロ（サントス） エル・モヌメンタル（ブエノスアイレス）
1963	サントス	3 - 2 2 - 1	ボカ・ジュニアーズ	マラカナン（リオデジャネイロ） ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス）
1964	インデペンディエンテ	0 - 0 1 - 0	ナシオナル	センテナリオ（モンテビデオ） ラ・ドブレ・ビセーラ（アベジャネーダ）
1965	インデペンディエンテ	1 - 0 1 - 3 4 - 1	ペニャロール	ラ・ドブレ・ビセーラ（アベジャネーダ） センテナリオ（モンテビデオ） ナシオナル（サンティアゴ）
1966	ペニャロール	2 - 0 2 - 3 4 - 2 aet	リーベル・プレート	センテナリオ（モンテビデオ） エル・モヌメンタル（ブエノスアイレス） ナシオナル（サンティアゴ）
1967	ラシン	0 - 0 0 - 0 2 - 1	ナシオナル	フアン・ドミンゴ・ペロン（アベジャネーダ） センテナリオ（モンテビデオ） ナシオナル（サンティアゴ）
1968	エストゥディアンテス	2 - 1 1 - 3 2 - 0	パルメイラス	ホルヘ・ルイス・イルスチ（ラプラタ） パカエンブー（サンパウロ） センテナリオ（モンテビデオ）
1969	エストゥディアンテス	1 - 0 2 - 0	ナシオナル	センテナリオ（モンテビデオ） ホルヘ・ルイス・イルスチ（ラプラタ）
1970	エストゥディアンテス	1 - 0 0 - 0	ペニャロール	ホルヘ・ルイス・イルスチ（ラプラタ） センテナリオ（モンテビデオ）
1971	ナシオナル	0 - 1 1 - 0 2 - 0	エストゥディアンテス	ホルヘ・ルイス・イルスチ（ラプラタ） センテナリオ（モンテビデオ） ナシオナル（リマ）
1972	インデペンディエンテ	0 - 0 2 - 1	ウニベルシタリオ	ナシオナル（リマ） ラ・ドブレ・ビセーラ（アベジャネーダ）
1973	インデペンディエンテ	1 - 1 0 - 0 2 - 1 aet	コロコロ	ラ・ドブレ・ビセーラ（アベジャネーダ） ナシオナル（サンティアゴ） センテナリオ（モンテビデオ）
1974	インデペンディエンテ	1 - 2 2 - 0 1 - 0	サンパウロ	パカエンブー（サンパウロ） ラ・ドブレ・ビセーラ（アベジャネーダ） ナシオナル（サンティアゴ）
1975	インデペンディエンテ	0 - 1 3 - 1 2 - 0	ウニオン・エスパニョーラ	ナシオナル（サンティアゴ） ラ・ドブレ・ビセーラ（アベジャネーダ） ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン）
1976	クルゼイロ	4 - 1 1 - 2 3 - 2	リーベル・プレート	ミネイロン（ベロオリゾンテ） エル・モヌメンタル（ブエノスアイレス） ナシオナル（サンティアゴ）
1977	ボカ・ジュニアーズ	1 - 0 0 - 1 0 - 0 aet (PK 5 - 4)	クルゼイロ	ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス） ミネイロン（ベロオリゾンテ） センテナリオ（モンテビデオ）
1978	ボカ・ジュニアーズ	0 - 0 4 - 0	デポルティーボ・カリ	オリンピコ・パスカル・ゲレーロ（カリ） ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス）
1979	オリンピア	2 - 0 0 - 0	ボカ・ジュニアーズ	ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン） ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス）
1980	ナシオナル	0 - 0 1 - 0	インテルナシオナル	ベイラ＝リオ（ポルト・アレグレ） センテナリオ（モンテビデオ）
1981	フラメンゴ	2 - 1 0 - 1 2 - 0	コブレロア	マラカナン（リオデジャネイロ） ナシオナル（サンティアゴ） センテナリオ（モンテビデオ）
1982	ペニャロール	0 - 0 1 - 0	コブレロア	センテナリオ（モンテビデオ） ナシオナル（サンティアゴ）
1983	グレミオ	1 - 1 2 - 1	ペニャロール	センテナリオ（モンテビデオ） オリンピコ・モヌメンタル（ポルト・アレグレ）
1984	インデペンディエンテ	1 - 0 0 - 0	グレミオ	ラ・ドブレ・ビセーラ（アベジャネーダ） オリンピコ・モヌメンタル（ポルト・アレグレ）
1985	アルヘンティノス・ジュニアーズ	1 - 0 0 - 1 1 - 1 aet (PK 5 - 4)	アメリカ・デ・カリ	エル・モヌメンタル（ブエノスアイレス） オリンピコ・パスカル・ゲレーロ（カリ） ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン）
1986	リーベル・プレート	2 - 1 1 - 0	アメリカ・デ・カリ	オリンピコ・パスカル・ゲレーロ（カリ） エル・モヌメンタル（ブエノスアイレス）
1987	ペニャロール	0 - 2 2 - 1 1 - 0 aet	アメリカ・デ・カリ	オリンピコ・パスカル・ゲレーロ（カリ） センテナリオ（モンテビデオ） ナシオナル（サンティアゴ）
1988	ナシオナル	0 - 1 3 - 0 aet	ニューウェルズ・オールドボーイズ	マルセロ・ビエルサ（ロサリオ） センテナリオ（モンテビデオ）
1989	アトレティコ・ナシオナル	2 - 0 0 - 2 (PK 5 - 4)	オリンピア	ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン） エル・カンピン（ボゴタ）
1990	オリンピア	2 - 0 1 - 1	バルセロナ	ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン） モヌメンタル・イシドロ・ロメロ・カルボ（グアヤキル）
1991	コロコロ	0 - 0 3 - 0	オリンピア	ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン） モヌメンタル・ダビド・アレジャノ（サンティアゴ）
1992	サンパウロ	0 - 1 1 - 0 (PK 3 - 2)	ニューウェルズ・オールドボーイズ	マルセロ・ビエルサ（ロサリオ） モルンビー（サンパウロ）
1993	サンパウロ	5 - 1 0 - 2	ウニベルシダ・カトリカ	モルンビー（サンパウロ） ナシオナル（サンティアゴ）
1994	ベレス・サルスフィエルド	1 - 0 0 - 1 (PK 5 - 3)	サンパウロ	ホセ・アマルフィターニ（ブエノスアイレス） モルンビー（サンパウロ）
1995	グレミオ	3 - 1 1 - 1	アトレティコ・ナシオナル	オリンピコ・モヌメンタル（ポルト・アレグレ） アタナシオ・ヒラルド（メデジン）
1996	リーベル・プレート	0 - 1 2 - 0	アメリカ・デ・カリ	オリンピコ・パスカル・ゲレーロ（カリ） エル・モヌメンタル（ブエノスアイレス）
1997	クルゼイロ	0 - 0 1 - 0	スポルティング・クリスタル	ナシオナル（リマ） ミネイロン（ベロオリゾンテ）
1998	ヴァスコ・ダ・ガマ	2 - 0 2 - 1	バルセロナ	サン・ジャヌアリオ（リオデジャネイロ） モヌメンタル・イシドロ・ロメロ・カルボ（グアヤキル）
1999	パルメイラス	0 - 1 2 - 1 (PK 4 - 3)	デポルティーボ・カリ	オリンピコ・パスカル・ゲレーロ（カリ） パレストラ・イタリア（サンパウロ）
2000	ボカ・ジュニアーズ	2 - 2 0 - 0 (PK 4 - 3)	パルメイラス	ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス） モルンビー（サンパウロ）
2001	ボカ・ジュニアーズ	1 - 0 0 - 1 (PK 3 - 1)	クルス・アスル	アステカ（メキシコシティ） ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス）
2002	オリンピア	0 - 1 2 - 1 (PK 4 - 2)	サンカエターノ	ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン） パカエンブー（サンパウロ）
2003	ボカ・ジュニアーズ	2 - 0 3 - 1	サントス	ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス） モルンビー（サンパウロ）
2004	オンセ・カルダス	0 - 0 1 - 1 (PK 2 - 0)	ボカ・ジュニアーズ	ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス） パログランデ（マニサレス）
2005	サンパウロ	1 - 1 4 - 0	アトレチコ・パラナエンセ	ベイラ＝リオ（ポルト・アレグレ） モルンビー（サンパウロ）
2006	インテルナシオナル	2 - 1 2 - 2	サンパウロ	モルンビー（サンパウロ） ベイラ＝リオ（ポルト・アレグレ）
2007	ボカ・ジュニアーズ	3 - 0 2 - 0	グレミオ	ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス） オリンピコ・モヌメンタル（ポルト・アレグレ）
2008	LDUキト	4 - 2 1 - 3 aet (PK 3 - 1)	フルミネンセ	ロドリゴ・パス・デルガド（キト） マラカナン（リオデジャネイロ）
2009	エストゥディアンテス	0 - 0 2 - 1	クルゼイロ	シウダ・デ・ラ・プラタ（ラプラタ） ミネイロン（ベロオリゾンテ）
2010	インテルナシオナル	2 - 1 3 - 2	グアダラハラ	オムニライフ（グアダラハラ） ベイラ＝リオ（ポルト・アレグレ）
2011	サントス	0 - 0 2 - 1	ペニャロール	センテナリオ（モンテビデオ） パカエンブー（サンパウロ）
2012	コリンチャンス	1 - 1 2 - 0	ボカ・ジュニアーズ	ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス） パカエンブー（サンパウロ）
2013	アトレチコ・ミネイロ	0 - 2 2 - 0 aet (PK 4 - 3)	オリンピア	ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン） ミネイロン（ベロオリゾンテ）
2014	サン・ロレンソ	1 - 1 1 - 0	ナシオナル	ディフェンソーレス・デル・チャコ（アスンシオン） ペドロ・ビデガイン（ブエノスアイレス）
2015	リーベル・プレート	0 - 0 3 - 0	UANLティグレス	ウニベルシタリオ（モンテレイ） エル・モヌメンタル（ブエノスアイレス）
2016	アトレティコ・ナシオナル	1 - 1 1 - 0	インデペンディエンテ・デル・バジェ	オリンピコ・アタウアルパ（キト） アタナシオ・ヒラルド（メデジン）
2017	グレミオ	1 - 0 2 - 1	ラヌース	アレーナ・ド・グレミオ（ポルト・アレグレ） シウダ・デ・ラヌース（ラヌース）
2018	リーベル・プレート	2 - 2 3 - 1	ボカ・ジュニアーズ	ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス） サンティアゴ・ベルナベウ（マドリード）
2019	フラメンゴ	2 - 1	リーベル・プレート	モヌメンタル（リマ）
2020	パルメイラス	1 - 0	サントス	マラカナン（リオデジャネイロ）
2021	パルメイラス	2 - 1 aet	フラメンゴ	センテナリオ（モンテビデオ）
2022	フラメンゴ	1 - 0	アトレチコ・パラナエンセ	モヌメンタル・イシドロ・ロメロ・カルボ (グアヤキル)
2023	フルミネンセ	2 - 1 aet	ボカ・ジュニアーズ	マラカナン（リオデジャネイロ）

統計とうけい

クラブ別べつ成績せいせき

クラブ名めい	優ゆう	準じゅん	優勝ゆうしょう年度ねんど	準じゅん優勝ゆうしょう年度ねんど
インデペンディエンテ	7	0	1964,1965,1972,1973,1974,1975,1984
ボカ・ジュニアーズ	6	6	1977,1978,2000,2001,2003,2007	1963,1979,2004,2012,2018,2023
ペニャロール	5	5	1960,1961,1966,1982,1987	1962,1965,1970,1983,2011
リーベル・プレート	4	3	1986,1996,2015,2018	1966,1976,2019
エストゥディアンテス	4	1	1968,1969,1970,2009	1971
オリンピア	3	4	1979,1990,2002	1960,1989,1991,2013
ナシオナル	3	3	1971,1980,1988	1964,1967,1969
サンパウロ	3	3	1992,1993,2005	1974,1994,2006
パルメイラス	3	3	1999,2020,2021	1961,1968,2000
サントス	3	2	1962,1963,2011	2003,2020
グレミオ	3	2	1983,1995,2017	1984,2007
フラメンゴ	3	1	1981,2019,2022	2021
クルゼイロ	2	2	1976,1997	1977,2009
インテルナシオナル	2	1	2006,2010	1980
アトレティコ・ナシオナル	2	1	1989,2016	1995
コロコロ	1	1	1991	1973
フルミネンセ	1	1	2023	2008
ラシン	1	0	1967
アルヘンティノス・ジュニアーズ	1	0	1985
ベレス・サルスフィエルド	1	0	1994
ヴァスコ・ダ・ガマ	1	0	1998
オンセ・カルダス	1	0	2004
LDUキト	1	0	2008
コリンチャンス	1	0	2012
アトレチコ・ミネイロ	1	0	2013
サン・ロレンソ	1	0	2014
アメリカ・デ・カリ	0	4		1985,1986,1987,1996
コブレロア	0	2		1981,1982
ニューウェルズ・オールドボーイズ	0	2		1988,1992
バルセロナ	0	2		1990,1998
デポルティーボ・カリ	0	2		1978,1999
アトレチコ・パラナエンセ	0	2		2005,2022
ウニベルシタリオ	0	1		1972
ウニオン・エスパニョーラ	0	1		1975
ウニベルシダ・カトリカ	0	1		1993
スポルティング・クリスタル	0	1		1997
クルス・アスル	0	1		2001
サンカエターノ	0	1		2002
グアダラハラ	0	1		2010
ナシオナル	0	1		2014
UANLティグレス	0	1		2015
インデペンディエンテ・デル・バジェ	0	1		2016
ラヌース	0	1		2017

クラブ所しょ在国ざいこく別べつ成績せいせき

国くに・地域ちいき名めい	優ゆう	準じゅん
アルゼンチン	25	13
ブラジル	23	18
ウルグアイ	8	8
コロンビア	3	7
パラグアイ	3	5
チリ	1	5
エクアドル	1	3
メキシコ	0	3
ペルー	0	2

備考びこう

• コパ・リベルタドーレスのテレビ中継ちゅうけい開始かいし時じ、終了しゅうりょう時じにはベートーヴェンの交響こうきょう曲きょく第だい9番ばん『歓喜かんきの歌うた』が流ながれる。表彰ひょうしょう式しきの際さいにも流ながれている。

• 2010年ねん4月がつ、サッカーゲーム「ウイニングイレブンシリーズ」がゲーム化かに関かんするライセンス契約けいやくを締結ていけつしたと発表はっぴょうした。この時点じてんでコパ・リベルタドーレスのゲーム化かは世界せかい初はつであった。

• 2019年ねん11月、サッカーゲーム「FIFAシリーズ」においてEAとCONMEBOLとの間あいだでライセンス契約けいやくを締結ていけつしたと発表はっぴょうした。

「FIFA 20」で初はつとなるコパ・リベルタドーレスが搭載とうさいされることになった。 2020年ねん3月がつに配信はいしん予定よていの無料むりょうアップデートで追加ついかされた。ただし、ボカ・ジュニアーズやリーベルプレート、ブラジルの全すべてのチームが偽名ぎめいである。(ウイイレは全すべてフルライセンス。)

オフィシャルスポンサー

• アムステルビール
• bwin
• コカ・コーラ
• エレクトロニック・アーツ（EAスポーツ）
• クリプト・ドットコム
• マスターカード
• TCL
• メルカド・リブレ

オフィシャルパートナー

• パワーエイド
• DHL
• Absolut Sport

オフィシャルライセンシー

• パニーニ

関連かんれん項目こうもく

• コパ・リベルタドーレス・フェメニーナ

外部がいぶリンク

• 公式こうしきサイト
• 大会たいかい情報じょうほう - CONMEBOL.com（スペイン語ご）
• RSSSFによる記録きろく