クローダ・ダ・ラーゴ

クローダ・ダ・ラーゴ
クローダ・ダ・ラーゴ（北西ほくせいから）
標高ひょうこう	2715 m
所在地しょざいち	イタリアベッルーノ県けん
位置いち	北緯ほくい46度ど29分ふん10秒びょう 東経とうけい12度ど05分ふん57秒びょう
OpenStreetMap
プロジェクト 山やま

クローダ・ダ・ラーゴ（Croda da Lago）は、イタリアにある山やま。東ひがしアルプス山脈あるぷすさんみゃくの一部いちぶであるドロミーティにある連峰れんぽうである。コルティーナ・ダンペッツォ（Cortina d'Ampezzo）の南南西なんなんせい、サン・ヴィート・ディ・カドーレ（San Vito di Cadore）の西北西せいほくせいに位置いちする。西にしにはジアウ峠とうげ（Passo Giau）がある。最もっとも高たかいピークであるシーマ・アンブリッツォーラ（Cima Ambrizzola）の標高ひょうこうは2715 mである。

クローダ（croda）はイタリア系けいチロルで草木くさきが生はえていない岩山いわやまや稜線りょうせんを指さす言葉ことばである。古ふるくはピッツ・フォルミン（Piz Formin）やクローダ・ディ・フォルミン（Croda di Formin）とも呼よばれていた。

主おもなピーク

1. シーマ・アンブリッツォーラ（Cima Ambrizzola） 2715 m
2. クローダ・ダ・ラーゴ（Croda da Lago） 2701 m
3. シーマ・デ・ラストイ（Cima de Lastoi） 2657 m
4. モンテ・セルネラ（Monte Cernera） 2657 m
5. ベッコ・ディ・メッツォーディ（Becco di Mezzodì） 2603 m

歴史れきし

初はつ登頂とうちょうは1884年ねんにエトヴェシュ・ロラーンド（Vásárosnaményi báró Eötvös Loránd）男爵だんしゃくとインナーコフラー（Michael Innerkofler）によりなされた 。エトヴェシュは、ハンガリーの物理ぶつり学者がくしゃであると同時どうじに、南みなみチロルでは登山とざん家かとして知しられ、本人ほんにんは科学かがく的てき発見はっけんよりも登山とざんの実績じっせきを誇ほこりに思おもうと度々たびたび言いっていた。ドロミーティのミズリーナ湖この東ひがしに彼かれの名なに因ちなんだ山頂さんちょう、シーマ・エトヴェシュ（Cima Eotvos, 2825 m）がある。

イタリア人じん作家さっかディーノ・ブッツァーティ（Dino Buzzati）の遺のこ灰はいはクローダ・ダ・ラーゴにまかれた。ブッツァーティはドロミーティのペール・ディ・サン・マルティーノ（Pale di San Martino, 3192 m）とクローダ・ダ・ラーゴをとりわけ好このんでいた。

ギャラリー

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  ラガツォイからの眺ながめ。鋸のこ刃は状じょうの山やまがクローダ・ダ・ラーゴ、中央ちゅうおう手前てまえはチンクェトッリ（Cinque Torri）、左ひだり奥おくはアンテラオ（Antelao）。
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  北西ほくせいからの眺ながめ。奥おくはモンテ・ペルモ（Monte Pelmo）
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  南みなみからの眺ながめ。右みぎ下かに山やまの名なの元もととなったフェデーラ湖こ（Lago Federa）が見みえる。
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  コルティーナ・ダンペッツォからの眺ながめ。