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グレッグ・ベンディアン

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
グレッグ・ベンディアン
Gregg Bendian
生誕せいたん (1963-07-13) 1963ねん7がつ13にち(61さい
出身しゅっしん アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ニュージャージーしゅうイングルウッド
ジャンル ジャズ
職業しょくぎょう ミュージシャン、作曲さっきょく
担当たんとう楽器がっき ドラム、パーカッション、ピアノ
公式こうしきサイト www.greggbendian.com

グレッグ・ベンディアンGregg Bendian1963ねん7がつ13にち - )は、アメリカジャズ・ドラマー、パーカッショニスト、ピアニスト、作曲さっきょくである[1]

アメリカ・ニュージャージーしゅうイングルウッドでまれたベンディアンは、ノエル・ダコスタに師事しじした。かれは、ネルス・クラインパット・メセニーデレク・ベイリーペーター・ブロッツマン、スティーヴ・ハント、ゲイリー・ルーカスセシル・テイラーなどと共演きょうえんし、レコーディングをおこなってきた[2]かれ自身じしん名義めいぎと、かれのグループであるインターゾーン (Interzone)名義めいぎ録音ろくおんされたアルバムには、フュージョンフリー・ジャズ要素ようそまれている。

ベンディアンはトリビュートを録音ろくおんすることをこのんでいる。インターゾーンで、漫画まんがジャック・カービーへのトリビュートとしてアルバム『Requiem for Jack Kirby』を録音ろくおんした。また、オクティヴィア・E・バトラーやその人物じんぶつへのトリビュートを録音ろくおんしている。1999ねんに、かれとネルス・クラインは、ジョン・コルトレーンのアルバム『インターステラー・スペース』のカバー・アルバムであり、好評こうひょうけた『Interstellar Space Revisited』をリリースした。このアルバムについてベンディアンは「フリー・ジャズ・ドラムにけたわたしからのラブレター」と表現ひょうげんしている。CDについて『The Penguin Guide to Jazz』は、「もととなったアルバムにもどることなく、この現代げんだいてきなペアによる音楽おんがくくのはむずかしいことです。ベンディアンとクラインをもう一度いちどきたいという気持きもちなしで、それを再訪さいほうすることもまたむずかしいことです」とべた。

2000ねんには、ヴァイオリニストのジェフ・ゴーティエ、ベーシストのスチュアート・リービグ、ギタリストのG.E.スティンソンと協力きょうりょくして、スタジオでライブ録音ろくおんされた即興そっきょうによる楽曲がっきょくのアルバム『Bone Structure』をコラボレートした[3]。2003ねんにリリースされ、『ダウン・ビートでジョン・アンドリュースから4つほし獲得かくとくした[4]

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • Noir (1993ねん、Les Disques Victo) ※with Paul Plimley、Lisle Ellis
  • Definite Pitch (1994ねん、Aggregate Music)
  • Sacred Scrape (1994ねん、Rastascan) ※with ペーター・ブロッツマン、ウィリアム・パーカー
  • Banter (1995ねん、OODiscs) ※with デレク・ベイリー
  • Bang! (1996ねん、Truemedia Jazzworks) ※with ポール・ワーティコ
  • 『サイン・オブ4』 - The Sign Of 4 (1997ねん、Knitting Factory Works) ※with デレク・ベイリー、パット・メセニー、ポール・ワーティコ
  • Espiritu (1998ねん、Truemedia Jazzworks) ※with アレックス・クライン
  • Interstellar Space Revisited: The Music Of John Coltrane (1999ねん、Atavistic) ※with ネルス・クライン
  • Bone Structure (2003ねん、Cryptogramophone) ※with ジェフ・ゴーティエ、スチュアート・リービグ、G.E.スティンソン
  • Who Knew Charlie Shoe? (2007ねん、Cuneiform) ※with リチャード・レオ・ジョンソン
  • Research (2008ねん、Aggregate Music)

インターゾーン

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  • Gregg Bendian's Interzone (1996ねん、Eremite)
  • Myriad (2000ねん、Atavistic)
  • Requiem for Jack Kirby (2001ねん、Atavistic)

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ Gregg Bendian”. Cryptogramophone.com. 2020ねん4がつ6にち閲覧えつらん
  2. ^ Lynch, Dave. “Gregg Bendian: Biography”. AllMusic. 3 May 2012閲覧えつらん
  3. ^ [1]
  4. ^ Jon Andrews. “(114) Jon Andrews, ****Downbeat - 8/1/03”. Cryptogramophone.com. 2020ねん4がつ6にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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