コナコヴォ

座標ざひょう: 北緯ほくい56度ど42分ふん東経とうけい36度ど47分ふん / 北緯ほくい56.700度ど東経とうけい36.783度ど / 56.700; 36.783

コナコヴォ（ロシア語ご: Конаково, Konakovo）は、ロシアのトヴェリ州しゅうにある都市とし。人口じんこうは3万まん3560人にん（2021年ねん）^[1]。モスクワから北西ほくせいへ120km、州都しゅうとトヴェリからは南東なんとうへ82km。ヴォルガ川がわを堰せき止とめたイヴァンコヴォ貯水ちょすい湖この右岸うがん（南側みなみがわ）にある。コナコヴスキー地区ちくの行政ぎょうせい中心ちゅうしん地ち。

歴史れきし

1806年ねん、この地ちにクズネツォヴォ（Кузнецово）の村むらができた。1820年ねん代だい末まつには陶磁器とうじきおよびファイアンス陶器とうき（錫すず釉陶器き）の工場こうじょうが建設けんせつされ、その評価ひょうかと需要じゅようが高たかまるとともにクズネツォヴォも大おおきくなった。1930年ねん、町まちは革命かくめい家かポルフィリ・コナコフの栄誉えいよをたたえてコナコヴォと改名かいめいされ、1937年ねんに市しに昇格しょうかくした。

経済けいざい・交通こうつう

コナコヴォ最大さいだいの企業きぎょうは、街まちの北東ほくとうにあるコナコヴスカヤ火力かりょく発電はつでん所しょ（Konakovskaya GRES）である。1969年ねんに操業そうぎょうし天然てんねんガスで動うごいているこの発電はつでん所しょは、政府せいふが半分はんぶんを所有しょゆうする独占どくせん電力でんりょく会社かいしゃ統一とういつエネルギーシステムが運営うんえいしていたが、2004年ねんに独立どくりつし他ほかの3つの火力かりょく発電はつでん所しょとともにOGK-5（第だい5卸売おろしうり電力でんりょく株式会社かぶしきがいしゃ）を構成こうせいするようになった。2008年ねんからイタリアの大手おおて電力でんりょく会社かいしゃエネルがOGK-5の過半数かはんすうを取得しゅとくしている。また19世紀せいき以来いらいの陶磁器とうじき・ファイアンス陶器とうき工場こうじょうも操業そうぎょうしている。その他たの産業さんぎょうには建材けんざいや工具こうぐなどがある。