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サリマ県 (サリマけん、Salima) は、マラウイ中部の県で、中心の町もサリマ(Salima township)である。中部州にある。
北側がコタコタ、西側が、ンチシ、ドーワ、及びリロングウェ、東側がマラウイ湖を挟んでマンゴチ、南側がデッザの各District(県)に囲まれている。マラウイ湖の西岸に面しており、その一帯の標高は500mほどのため、暑い地域である。
Lilongwe, Linthipe等の川が西から東に流れ、マラウイ湖に注いでいる。
主要な道路は、リロングウェへの国道14号線(通称「M14」)、湖沿いにムズズとバラカの手前の国道1号線(通称「M1」)との合流点を結ぶ国道5号線(通称「M5」あるいは Lake Shore Road)南北に縦貫している。また、サリマの町と東のセンガ・ベイ(Senga Bay)を結ぶ道路も一応舗装されている。チポカには、マラウイ湖を行き来する旅客船が寄港する。この船は、南部のモンキー・ベイ、北部のカタベイ、リコマ島、チズムル島、チルンバ(Chilumba)、タンザニアのムバンバ・ベイ(Mbamba Bay)などを結んでいる。
マラウイ鉄道が通っている[1]が、現在は貨物のみの扱いである。
- Salima, Senga Bay, Chipoka