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ザ・ラプチャー

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ザ・ラプチャー
The Rapture
The Rapture 2011ねん
基本きほん情報じょうほう
出身しゅっしん アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくニューヨークしゅうニューヨーク
ジャンル ダンス・パンクインディー・ロックポストパンク・リバイバルエレクトロニカアート・パンク
活動かつどう期間きかん 1998ねん - 2013ねん
2019ねん -
レーベル DFA、Gravity、Sub PopVertigoUniversal
メンバー ルーク・ジェナー
ヴィト・ロッコフォルテ
ガブリエル・アンドルッツィ
きゅうメンバー ブルックス・バンスティン
クリストファー・レリア
マット・セイファー

ザ・ラプチャー (The Rapture) は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくニューヨーク出身しゅっしんダンス・パンクバンド1998ねん結成けっせい2014ねん一旦いったん解散かいさんしたが、2019ねん活動かつどう再開さいかいした[1]

ダンスパンク、ポストパンクアシッドハウスディスコエレクトロニカロックなど様々さまざまなジャンルから影響えいきょうけた音楽おんがくせい特徴とくちょうで、バンドサウンドでありながらもスリリングかつタイトなダンスビートけい楽曲がっきょく演奏えんそうする。2000年代ねんだい初頭しょとうポストパンク・リバイバル牽引けんいんした、ダンス・パンクムーブメントの中心ちゅうしんてきなバンドとしてられている[2]

1999ねん1がつにミニアルバム『Mirror』をリリース。その2001ねんにはSub Pop契約けいやくし、EP『Out of the Races』と『Onto the Tracks』をリリース。2002ねんにはDFA Recordsより代表だいひょうきょく「House of Jealous Lovers」をリリース、ぜんえいシングルチャートで27記録きろくし、批評ひひょうから絶賛ぜっさんびる。2003ねん、デビューアルバム『Echoes』をリリース。2006ねんに2さくのスタジオアルバム『Pieces of the People We Love』をユニバーサル・レコードとヴァーティゴ・レコードからリリース。2008ねんにギター・ボーカルのルーク・ジェナーが8ヶ月かげつほどバンドを離脱りだつしたのち、ベース・ボーカルのマット・セイファーが2009ねん脱退だったい。DFA Recordsとさい契約けいやくし、2011ねんに3さくのアルバム『In the Grace of Your Love』をリリース。2014ねん公式こうしき声明せいめいされていなかったが、ザ・ラプチャーが解散かいさんしていたことがあきらかになる。バンドはその2019ねんにセイファーをのぞくメンバーでさい結成けっせいした[3]

バイオグラフィー

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ライブでうたうボーカルのルーク・ジェナー(2006ねん

1998ねん、ルーク・ジェナー、ヴィト・ロッコフォルテ、クリストファー・レリアによって結成けっせいされた。1999ねん、デビューミニアルバム『Mirror』(ミラー)をリリース。そのメンバー・チェンジをニューヨーク拠点きょてんうつし、同年どうねん10月ワシントンD.C.のライヴで出会であったマット・セイファーが加入かにゅうした。その、プロデューサー・チームのDFA出会であい、やがてかれらのスタジオでレコーディングを開始かいしする。2001ねん、DFAプロデュースによるEPをサブ・ポップからリリース、それに参加さんかしたガブリエル・アンドルッツィが7がつ正式せいしき加入かにゅうした。

2002ねんDFAレコーズからリリースしたシングル「House of Jealous Lovers」(ハウス・オブ・ジェラス・ラヴァーズ)がえいべい反響はんきょうび、ヴァーティゴレーベルとワールドワイド契約けいやくむす[4]。バンドはDFAとアルバム製作せいさくおこない、2003ねんデビューアルバム『Echoes』(エコーズ)をリリースした。アルバムはたか評価ひょうかけ、ダンス・パンク(ディスコ・パンク)ムーブメントの火付ひつやくポストパンク・リバイバル牽引けんいんする存在そんざいとして決定的けっていてき評価ひょうかけた[5]のち音楽おんがくメディアが発表はっぴょうした2000年代ねんだいのベストリストではアルバムとシングル「House of Jealous Lovers」が軒並のきなだか評価ひょうかされており、おおくのメディアにばんひとつとしてえらばれた[6][7]

そのバンドはメジャーのみちあゆむことになり、前作ぜんさく『Echoes』の成功せいこうたずさわってきたDFAレコーズをはなユニバーサル ミュージック グループ契約けいやくむすぶ。しかし『Echoes』の制作せいさくたずさわったものなかにはユニバーサルへの移籍いせき歓迎かんげいしないこえもあがっていた。2006ねん、2ndアルバム『Pieces of the People We Love』(ピーセス・オブ・ザ・ピープル・ウィ・ラヴ)をリリースするがげはびず、音楽おんがくメディアの評価ひょうかたものの前作ぜんさく『Echoes』ほどの評判ひょうばんにはいたらなかった[8]

ライブで演奏えんそうするルーク・ジェナー(2011ねん

2009ねん、ベーシストのマット・セイファーが脱退だったいしたことがバンドのブログをつうじて発表はっぴょうされた。同時どうじにスタジオで作曲さっきょく作業さぎょうおこなっていることをあきらかにし、翌年よくねんPhilippe Zdarをプロデューサーにむかえアルバム製作せいさく開始かいしする。2011ねん紆余曲折うよきょくせつかれらは古巣ふるすDFAレコーズへもどり、じつに5ねんぶりとなる3rdアルバム『In the Grace of Your Love』(イン・ザ・グレース・オブ・ユア・ラブ)をリリースした。アルバムからの先行せんこうシングル「How Deep Is Your Love?」はおおくの音楽おんがくメディアで年間ねんかんベストトラックのひとつにえらばれるなどたか評価ひょうかけた[9]

2014ねん3月、DFAレコーズのマネージャーであるジョナサン・ガルキンがバンドはすでに解散かいさんしたとかした[10]

2019ねん2がつ、ルーク・ジェナーはFacebookつうじてザ・ラプチャーがさい結成けっせいすることを発表はっぴょうした[11]復帰ふっき公演こうえん4がつ30にちウィリアムズバーグのミュージックホールでおこなわれ、その5月4にちにはロングビーチで開催かいさいされたJust Like Heavenフェスティバルに出演しゅつえんした。長年ながねんのメンバーだったマット・セイファーはTwitterでの質問しつもんこたえ、さい結成けっせい参加さんかしないことが確認かくにんされた[12]

メンバー

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現在げんざいのメンバー

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  • ルーク・ジェナー (Luke Jenner) - ギター / ボーカル (1998–2008, 2008-2013, 2019-)
  • ヴィト・ロッコフォルテ (Vito Roccoforte) - ドラムス / パーカッション (1998-2013, 2019-)
  • ガブリエル・アンドルッツィ (Gabriel Andruzzi) - キーボード / サックス / パーカッション (2002–2013, 2019-)、ベース (2010–2013)

過去かこのメンバー

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  • ブルックス・バンスティン (Brooks Bonstin) - ベース / ボーカル (1998–2000)
  • クリストファー・レリア (Christopher Relyea) - キーボード / ボーカル (1998–2000)
  • マット・セイファー (Matt Safer) - ベース / ボーカル (1999–2009)

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • ミラー - Mirror (1999ねん)
  • エコーズ - Echoes (2003ねん)
  • ピーセズ・オブ・ザ・ピープル・ウィ・ラブ - Pieces of the People We Love (2006ねん)
  • イン・ザ・グレース・オブ・ユア・ラブ - In the Grace of Your Love (2011ねん)

来日らいにち公演こうえん

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  • 2003ねん
  • 2006ねん
    • 8がつ12にち 千葉ちば 幕張まくはりメッセ - SUMMER SONIC TOKYO
    • 8がつ13にち 大阪おおさか インテックス大阪おおさか - SUMMER SONIC OSAKA
  • 2007ねん
    • 4がつ9にち 大阪おおさか 心斎橋しんさいばしCLUB QUATTRO
    • 4がつ10日とおか 名古屋なごや 名古屋なごやCLUB QUATTRO
    • 4がつ11にち 東京とうきょう 渋谷しぶやCLUB QUATTRO
  • 2012ねん
    • 2がつ27にち 大阪おおさか 梅田うめだAKASO
    • 2がつ28にち 東京とうきょう 恵比寿えびすLIQUIDROOM
    • 2がつ29にち 東京とうきょう 渋谷しぶやduo music exchange

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ The Rapture Have Broken Up, Pitchfork.”. 2014ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  2. ^ The Raptureが解散かいさんか, RO69(アールオーロック).”. 2014ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ Minsker. “The Rapture Reunite, Announce Shows”. Pitchfork. Pitchfork Media. 2019ねん2がつ6にち閲覧えつらん
  4. ^ [1] "The Rapture Biography."
  5. ^ The Rapture: Echoes, Album Reviews, Pitchfork.”. 2014ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  6. ^ The Rapture - Echoes - Reviews & Ratings.”. 2014ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  7. ^ Staff Lists: The Top 500 Tracks of the 2000s: 20-1, Pitchfork.”. 2014ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  8. ^ [2] "Barks, The Rapture."
  9. ^ Staff Lists: The Top 100 Tracks of 2011, Pitchfork.”. 2014ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  10. ^ ザ・ラプチャー、解散かいさんしたことがあきらかに (2014/03/10), RO69.”. 2014ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  11. ^ Minsker. “The Rapture Reunite, Announce Shows”. Pitchfork. Pitchfork Media. 2019ねん2がつ6にち閲覧えつらん
  12. ^ Safer (2019ねん2がつ5にち). “I was not asked.”. 2019ねん2がつ6にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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