シャリヤ (ロシア)

座標ざひょう: 北緯ほくい58度ど22分ふん東経とうけい45度ど31分ふん / 北緯ほくい58.367度ど東経とうけい45.517度ど / 58.367; 45.517

シャリヤ（ロシア語ご: Шарья́、ラテン文字もじ表記ひょうきの例れい: Sharya）は、ロシア西部せいぶのコストロマ州しゅうにある町まち。人口じんこうは2万まん439人にん（2021年ねん）^[1]。州都しゅうとコストロマから北東ほくとうへ330キロメートル。ヤロスラヴリからはガーリチを経へてキーロフへ向むかうシベリア鉄道てつどう本線ほんせんが通とおる。モスクワからシャリヤ駅えきまでは701キロメートル。ヴォルガ川がわの左ひだり支流しりゅうヴェトルガ川がわの左岸さがんにある。

歴史れきし

シャリヤを通とおる鉄道てつどうは、サンクトペテルブルクからヴォログダを経へてヴャトカ（現在げんざいのキーロフ）に至いたる鉄道てつどうである。この路線ろせんは1906年ねんに開通かいつうし、シベリア鉄道てつどうに向むかう列車れっしゃが通とおる路線ろせんにもなった。この時ときに開通かいつうしたシャリヤ駅えきは近ちかくを流ながれる川かわの名前なまえからきている。

駅えきとともに生うまれた集落しゅうらくは、1938年ねん 11月27日にちには市しの地位ちいを得えている。

文化ぶんか

シャリヤはコストロマ州しゅう東部とうぶの文化ぶんかの中心ちゅうしんであり、高等こうとう教育きょういく機関きかんの分校ぶんこうが集あつまっている。またソ連それん崩壊ほうかい後ごは聖堂せいどうなども再建さいけんされた。

経済けいざい

シャリヤ周辺しゅうへんは林業りんぎょうが盛さかんで、製材せいざい業ぎょうや家具かぐ製造せいぞう業ぎょうなどが集あつまる。鉄道てつどうの大おおきな車庫しゃこもあり、鉄道てつどう関連かんれん工業こうぎょうも立地りっちする。その他た、建材けんざい業ぎょうや食品しょくひん工業こうぎょう（ミネラルウォーターのびん詰づめなど）もある。