シャルル・ヴィクトール・エマニュエル・ルクレール

シャルル・ヴィクトール・ エマニュエル・ルクレール Charles Victor Emmanuel Leclerc
生誕せいたん	1772年ねん3月17日にち フランス王国おうこく、ポントワーズ
死没しぼつ	1802年ねん11月2日にち フランス共和きょうわ国こく、サン＝ドマング（現げん ハイチ） トルトゥーガ島とう
所属しょぞく組織そしき	フランス陸軍りくぐん
軍ぐん歴れき	1791 - 1802
最終さいしゅう階級かいきゅう	少将しょうしょう
戦闘せんとう	フランス革命かくめい戦争せんそう ナポレオン戦争せんそう ハイチ革命かくめい

シャルル・ヴィクトール・エマニュエル・ルクレール（Charles Victor Emmanuel Leclerc, 1772年ねん3月17日にち - 1802年ねん11月2日にち）は、フランス革命かくめい戦争せんそう・ナポレオン戦争せんそう期きの軍人ぐんじん。ナポレオン・ボナパルトの妹いもうとポーリーヌの最初さいしょの夫おっと。

資産しさん家いえの子ことして生うまれ、軍人ぐんじんとなりフランス革命かくめい戦争せんそうで功績こうせきを挙あげ昇進しょうしんしていった。

ナポレオンとはトゥーロン攻囲こうい戦せんで出会であい、共ともに戦たたかってその能力のうりょくを認みとめられた。1797年ねんにポーリーヌ・ボナパルトと結婚けっこんした。

その後ごも活躍かつやくするが、1801年ねん10月がつにサン＝ドマング（現在げんざいのハイチ）に転任てんにんとなり、黒人こくじん反乱はんらんの鎮圧ちんあつに当あたった。ルクレールは現地げんちの実力じつりょく者しゃトゥーサン・ルーヴェルチュールを破やぶって和平わへい協定きょうていを結むすび、その後ごだまし討うちちでトゥーサンを捕とらえてフランスに送還そうかんした。ルクレールはトゥーサンの捕縛ほばく後ご、ナポレオンに島しまの黒人こくじんの半数はんすうを抹殺まっさつするように書簡しょかんで訴うったえたが、サン＝ドマングの熱帯ねったいの気候きこうに適応てきおうできなかったために黄熱病おうねつびょうにかかり、「黒くろい吐瀉としゃ物ぶつにまみれて」病死びょうしした。

関連かんれん作品さくひん

• アレホ・カルペンティエル/木村きむら栄一えいいち、平田ひらた渡わたる：訳やく 『この世よの王国おうこく』水声すいせい社しゃ、1992年ねん7月がつ - ルクレールとポーリーヌの姿すがたがフィクションとして再さい構築こうちくされている。

外部がいぶリンク

• The Louverture Project: Charles Victor Emmanuel Leclerc