シングルプレイヤーコンピュータゲーム

シングルプレイヤーコンピュータゲーム（英語えいご: single-player video game）とは、ゲームプレイ全体ぜんたいを通とおしてプレイヤーが1人ひとりのみのコンピュータゲームである。「シングルプレイヤーゲーム」は通常つうじょう1人にんのみで遊あそぶ事ことのできるゲームを指さすと同時どうじに「シングルプレイヤーモード」という通常つうじょうシングルプレイヤー（1人ひとり用よう）向むけのゲームモードを指さすこともありそういうゲームでは異ことなるモードで複数ふくすう人じんのプレイヤーが遊あそぶ事こともできる。『Tennis for Two』、『スペースウォー!』、『Pong』といった黎明れいめい期きのコンピュータゲームは2人ふたり用ようであり、1人ひとり用ようゲームが人気にんきを得えていったのは『スピードレース』や『スペースインベーダー』のヒットによるものだった。1978年ねんには最初さいしょのMMORPG、別名べつめいMUDが製作せいさくされた。1990年代ねんだい初期しょきにはマルチプレイヤーモード向むけにLocal Area Networkとヌルモデムを活用かつようした多おおくのゲームが登場とうじょうした。そのようなゲームには『DOOM』がある。

大だい規模きぼなシングルプレイヤーゲームの主おもなセールスポイントは興味きょうみをひくストーリーライン、印象いんしょう的てきなグラフィック、リアリティのあるノンプレイヤーキャラクターと敵てきである。有名ゆうめいな例れいとして『ゼルダの伝説でんせつ』のようなアクションアドベンチャーゲーム、マリオシリーズやソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズのようなプラットホームゲーム、『メタルギア』のようなステルスゲーム、『バイオハザード』や『サイレントヒル』のようなサバイバルホラー、『DOOM』や『Half-Life』、『『Deus Ex』のようなファーストパーソン・シューターがある。小規模しょうきぼなゲームのセールスポイントは学習がくしゅう曲線きょくせんとプレイのしやすさ（多おおくのタイトルはいくつかのサイトで無料むりょうで遊あそべる）である。

本質ほんしつ的てきにデザインにおいてシングルプレイヤーを重視じゅうししている特定とくていのゲームジャンルもあり、そのようなジャンルとして『テトリス』のようなパズルゲーム、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のようなプロットベースのロールプレイングゲーム（RPG）が挙あげられる。これらのジャンルに加くわえ最近さいきんのジャンルとしてテトリスのオンラインマルチプレイヤーバージョンのようなMORPGがありこのトレンドを戻もどす役割やくわりを果はたしている。

今時いまどきのコンシューマーゲームやアーケードゲームの圧倒的あっとうてき多数たすうはシングルプレイヤーで遊あそべるように開発かいはつしているが、これらのゲームの多おおくはまた2人ふたり以上いじょうで遊あそべるためのモード（同時どうじプレイとは限かぎらない）も用意よういしており、2人ふたり以上いじょうのプレイヤーが絶対ぜったい必要ひつようなゲームとしては『Unreal Tournament』などがあるが非常ひじょうに少すくない。

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