ジョン・ラングドン (美術家びじゅつか)

ジョン・ラングドン（John Langdon、1946年ねん4月がつ19日にち - ）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのグラフィックデザイナー、アンビグラム作家さっか、画家がか。

人物じんぶつ

ジョン・ラングドンは、ペンシルベニア州しゅうメリオンの米国べいこく聖せい公会こうかい系列けいれつの私立しりつ校こうEpiscopal Academyの教師きょうしジョージ・ラングドンの息子むすことして生うまれ、ジョンも1950年ねんから1964年ねんの間あいだ、この学校がっこうに通とおった。ディッキンソン大学だいがくで英語えいごの学士がくし号ごうを取得しゅとく、1968年ねんに卒業そつぎょうした。

独学どくがくで画家がか、グラフィックデザイナーとなり、1976年ねん以降いこう、フリーランスでレタリングやロゴの書体しょたいデザイナーとしても活動かつどうしている。アンビグラムを描えがき始はじめたのは1960年代ねんだい後半こうはんから1970年代ねんだい初はじめで、1992年ねんにはアンビグラムとエッセイの本ほん『 Wordplay 』を出版しゅっぱんしている。

ラングドンが有名ゆうめいになったのは、ダン・ブラウンの小説しょうせつ『天使てんしと悪魔あくま』『ダ・ヴィンチ・コード』『ロスト・シンボル』に関係かんけいして以降いこうのことである。これらの小説しょうせつの主人公しゅじんこうは、ジョン・ラングドンに敬意けいいを表あらわして、ロバート・ラングドンと名付なづけられた。

ラングドンは主おもに、シュール・レアリズムのサルバドール・ダリやルネ・マグリット、キュビズムのジョルジュ・ブラックやパブロ・ピカソやファン・グリス、グラフィック・アートのマウリッツ・エッシャー、書体しょたいデザイナーのハーブ・ルバーリンの影響えいきょうを受うけている。

ラングドンは現在げんざい、フィラデルフィアのドレクセル大学だいがくで字体じたい研究けんきゅうと企業きぎょうイメージ統合とうごう戦略せんりゃくの教授きょうじゅを務つとめている。アンビグラムと並行へいこうして、言語げんご、活字かつじ、哲学てつがくを取とり入いれた絵画かいがやアート作品さくひんを制作せいさくしている。

外部がいぶリンク

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