ジョージ・ショー

ジョージ・ショー

ジョージ・ショー（George Shaw、1751年ねん12月10日にち – 1813年ねん7月がつ22日にち）は、イギリスの植物しょくぶつ学者がくしゃ、動物どうぶつ学者がくしゃである。

略歴りゃくれき

バッキンガムシャーのBiertonで生うまれた。オクスフォード大学だいがくのマクダレン・ホールで学まなび、1772年ねんに学位がくい（M.A.）を得えた。医師いしの仕事しごとをした後のち、1786年ねんにオクスフォード大学だいがくで植物しょくぶつ学がくの助じょ講師こうしとなった。1788年ねんに創立そうりつされたロンドン・リンネ協会きょうかいの創立そうりつ者しゃの一人ひとりである。1789年ねんに王立おうりつ協会きょうかいフェローに選えらばれた。

1791年ねんに大だい英えい博物館はくぶつかん（ロンドン自然しぜん史し博物館はくぶつかん）の学芸がくげい員いん助手じょしゅ（assistant keeper）となり、先任せんにんのエドワード・ウィテーカー・グレイが没ぼっすると学芸がくげい員いんとなった。大だい英えい博物館はくぶつかんに購入こうにゅうされたハンス・スローンの博物学はくぶつがくコレクションの整理せいり・分類ぶんるいを行おこなう仕事しごとを行おこなうが、大だい部分ぶぶんの標本ひょうほんは保存ほぞん状態じょうたいが悪わるく、医学いがく、解剖かいぼう学がくに関かんする標本ひょうほんは王立おうりつ外科げか医師いし会かいの博物館はくぶつかんに送おくられたが、劣化れっかした動物どうぶつや鳥とりの剥製はくせいは焼却しょうきゃくされた。大だい英えい博物館はくぶつかんの学芸がくげい員いんの仕事しごとは、助手じょしゅを務つとめたドイツ出身しゅっしんのチャールズ・コーニックに引ひき継つがれた。

カモノハシなどオーストラリアの動物どうぶつの記載きさいを行おこなった最初さいしょのイギリスの学者がくしゃで著書ちょしょに "Zoology of New Holland" (1794)がある。カモノハシの研究けんきゅう論文ろんぶんは1799年ねんにNaturalist's Miscellanyに発表はっぴょうされた。爬虫類はちゅうるいと両生類りょうせいるいの多おおくの新種しんしゅを記載きさいした。

その他たの著書ちょしょにはアシュトン・リーバー（Ashton Lever）が集あつめた博物学はくぶつがくコレクションの一部いちぶを紹介しょうかいした、" Musei Leveriani explicatio, anglica et latina"や "General Zoology, or Systematic Natural History" (16巻かん) (1809–1826) (9巻かんから16巻かんは昆虫こんちゅう学者がくしゃのジェームズ・フランシス・スティーブンス（James Francis Stephens）が執筆しっぴつ）や、"Naturalist's Miscellany"などがある。

General zoology, or Systematic natural historyの図版ずはん

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参考さんこう文献ぶんけん

• Mullens and Swann - A Bibliography of British Ornithology (1917)
• William T. Stearn - The Natural History Museum at South Kensington ISBN 0-434-73600-7