ジーザス&メリーチェイン
ジーザス&メリーチェイン The Jesus and Mary Chain | |
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ジャンル |
オルタナティヴ・ロック ポストパンク シューゲイザー ノイズポップ |
1984 2007 | |
レーベル | クリエイション、ブランコ・イ・ネグロ |
Freeheat, Lazycame | |
thejesusandmarychain | |
メンバー |
ジム・リード Jim Reid ウィリアム・リード William Reid ブライアン・ヤング Brian Young フィル・キング Phil King マーク・クローツァー Mark Crozer |
ベン・ルーリー Ben Lurie (1990 - 1998) ダグラス・ハート Douglas Hart (1984 - 1990) ボビー・ギレスピー Bobby Gillespie (1984 - 1986) マレイ・ダーグリッシュ Murray Dalglish (1984) ジョン・ムーア John Moore (1986 - 1988) リチャード・トーマス Richard Thomas (1988 - 1990) スティーブ・モンティ Steve Monti (1990 - 1995) ニック・サンダーソン Nick Sanderson (1993 - 1998) |
ジーザス&メリーチェイン (The Jesus and Mary Chain) は、イギリスのロックバンド。
来歴
[結成 からデビュー
[ジーザス・アンド・メリー・チェインはボーカルのジムとギタリストのウィリアムのリード
1984
1980年代
[1985
アルバムの
リード
1988
1990年代
[1992
1994
しばらくの
解散 後
[再 結成
[2007
ディスコグラフィ
[アルバム
[- サイコキャンディ / Psychocandy (1985
年 )
記念 すべき1stアルバム。アルバム全体 が耳障 りなノイズで覆 われる作風 はその後 のシューゲイザーやオルタナティブ・ロックに大 きな影響 を与 えた。- オリジナルでのリリースは14
曲 だが、1986年 に再発 されたCDでは8曲 目 に"Some Candy Talking"が収録 されている。
- "Never Understand"、"You Trip Me Up"、"Just Like Honey"がシングルカットされた。
- ダークランズ / Darklands (1986
年 )
- 2ndアルバム。
前作 から一転 し、ノイズを抑 えメロディアスな面 を全面 に打 ち出 した。前作 と比 べると地味 と評 されることもあるが、UKアルバムチャートではキャリア最高 の5位 にランクインしている。
- "April Skies"、"Happy When It Rains"、"Darklands"がシングルカットされた。
- オートマティック / Automatic (1989
年 )
- 3rdアルバム。
再 び作風 が変 わり、より派手 でダイナミックなサウンドプロダクションとなった。オリジナルリリースは10曲 目 までで、CD化 に際 し2曲 が追加 されている。
- "Blues From A Gun"、"Head On"がシングルカットされた。
- ハニーズ・デッド / Honey's Dead (1992
年 )
- ファンの
間 では1stと人気 を二分 する4thアルバム。基本 的 には前作 を踏襲 した作風 だが、全 キャリアを包括 する集大成 的 な作品 ともいえる。同 時期 にイギリスでマッドチェスター・ムーブメントがあったためか、ダンサブルなリズムを取 り入 れた曲 もある。 先行 シングルの"Rollercosater"は特 に表記 されていないが再 録 されており、シングルとは異 なる音源 となっている。
- "Reverence"、"Far Gone And Out"、"Almost Gold"がシングルカットされた。
- ストーンド・アンド・ディスローンド / Stoned & Dethroned (1994
年 )
全編 アコースティックで統一 された5thアルバム。先行 シングルの"Sometime Always"にはマジー・スターのヴォーカルで当時 ウィリアムと恋仲 であったホープ・サンドヴァルがデュエットで参加 しており、PVにも出演 している。また、アルバム収録 曲 の"God Help Me"ではザ・ポーグスのシェイン・マガウアンがヴォーカルをとっている。
- "Sometime Always"、"Come On"がシングルカットされた。
- マンキ / Munki (1998
年 )
- 6thアルバム。ブランコ・イ・ネグロの
閉鎖 により再 びクリエイション・レコードからリリースされた。今 作 に伴 うツアー中 にウィリアムがツアーを離脱 したため、ジムだけで残 りのツアーは続行 したものの、ツアー終了 後 バンドは解散 となった。 前作 と同様 、マジー・スターのホープ・サンドヴァルがアルバム収録 曲 「Perfume」でボーカルとして参加 している。- "Cracking Up"、"I Love Rock 'n' Roll"がシングルカットされた。
- ダメージ・アンド・ジョイ / Damage and Joy (2017
年 )
- 19
年 ぶりとなる7thアルバム。自身 のレーベル「Artificial Plastic Records」(流通 はワーナー・ミュージック・グループ系列 のオルタナティヴ・ディストリビューション・アライアンス)よりリリース。キリング・ジョークのユースがベーシストとプロデューサーを担当 した他 、イゾベル・キャンベル、スカイ・フェレイラらが参加 している。
- Glasgow Eyes (2024
年 )
編集 盤
[- キスは
罠 / Barbed Wire Kisses (1988年 ) - サウンド・オブ・スピード / The Sound of Speed (1993
年 ) - ヘイト・ロックンロール / Hate Rock 'N' Roll (1995
年 ) - コンプリート・ジョン・ピール・セッション / The Complete John Peel Sessions (2000
年 ) - 21シングルズ / 21 Singles (2002
年 ) - ライブ・イン・コンサート / BBC Live in Concert (2003
年 ) - The Power of Negative Thinking (2008
年 ) - ファイヴ・オリジナル・アルバムズ <
完全 生産 限定 盤 > (2010年 )
使用 された楽曲
[- 『ロスト・イン・トランスレーション』 -
劇 中 「Just Like Honey」を使用 。サントラにも収録 されている。 - 『
恋 しくて』-劇 中 「The Hardest Walk」が使用 されている。 - インディ
系 の映画 監督 グレッグ・アラキはバンドの大 ファンで、彼 がメガホンをとった『The Living End』はメリー・チェインの同名 の曲 からつけられた。更 に『Totally Fucked Up』では「Head On」を、『The Doom Generation』では「Sometimes Always」と「Penetration」を、『Nowhere』では「In the Black」を使用 している。 - 『クロウ/
飛翔 伝説 』 -劇 中 「Snakedriver」を使用 。サントラにも収録 されている。 - 2000
年代 にシボレーのCMソングとして「Happy When It Rains」が使 われた。 - 2005
年 に英 ビールメイカーのキャンペーンソングとして「Heat」がテレビから流 れた。
トリビア
[- マジー・スターのボーカルであるホープ・サンドヴァルとウィリアムは
以前 恋人 同士 であり、共 に作品 を制作 していた時期 もあった。 映画 『ハイ・フィデリティ』の中 でジャック・ブラックが演 じるレコード屋 の店員 が、客 に"Psychocandy"をすすめる一幕 がある。- デスキャブ・フォー・キューティーの"We Looked Like Giants"には"Do you remember The JAMC"の
一節 が、ジミー・イート・ワールドの"Authority Song"では"The DJ never has it, JAMC Automatic."という歌詞 が見 られる。 - ピクシーズは1991
年 のアルバム"Trompe Le Monde"の中 で"Head On"をカバーしている。
脚注
[- ^ ジーザス&メリー・チェイン、
再 結成 barks 2007年 1月 25日 - ^ ジーザス&メリー・チェイン / ダークランズ CDJournal.com
- ^ アメリカではサブ・ポップからリリースされた。