出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "スパーク" 洗剤 – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2011年4月) |
スパーク(Spark)は、ライオンから発売されていた洗濯用洗剤。1969年2月から1998年6月まで発売。
商品概要・歴史[編集]
1969年2月の発売当初は、大型洗剤で、有りんであった。
ちなみに、当初のセールスポイントは、有効成分をマイクロカプセルに包み込み、それを白い洗剤の粒子に付着することで、水に溶かすと液がブルーになり、強力な洗浄力を発揮して、衣類を輝く白さに洗い上げるものであった。
やがて、同社の洗濯用洗剤において主力商品となり、蛍光増白剤の改良などにより、洗浄力の強化を重ねてきたが、1979年に「トップ」[1]が発売されると、同社の洗濯用洗剤における主力がそちらに移ってしまい、「スパーク」の売上げが低迷したため、販売を一旦終了したとされる。
その後、1991年にこのシリーズでは初の無りん洗剤で、コンパクト洗剤として復活。この製品では、洗浄主成分にパーム油由来の植物原料を100%使用し、「おもしろいほどよく落ちる」のキャッチフレーズで発売された。しかし、同社の「Hiトップ」に比べると、売上げが低迷したとされ、最小使用量[2]20g化、蛍光増白剤無配合の製品の発売を経て、販売終了となった。
- 第1期
- 1969年2月、大型洗剤として発売(当時の社名は、ライオン油脂)
- 1970年、パッケージ変更。
- 1972年、組成、パッケージ変更。
- 1974年、一度、商品名が「ホワイトスパーク」に改称
- 1975年、コンパクト洗剤「スパーク25」を発売
- 1977年、商品名が「スパーク」に複名
- 1979年、組成、容量、パッケージ変更
- 1980年、売上げ低迷により、一旦生産終了
- 第2期
歴代の商品[編集]
- スパーク(大型洗剤)
- ホワイトスパーク
- スパーク25
- 小型で、洗剤使用量は大型と同様。
- 液体スパーク
- スパーク(コンパクト洗剤)(1991年 - 1995年)
- 環境のために、植物原料を使った。
- 植物原料 スパーク(1995年 - 1996年)
- 植物原料を100%使用した商品。
- スパーク(スーパーコンパクト洗剤)(1996年 - 1998年)
- 蛍光増白剤無配合。末期の製品。
発売当初から綿、麻、合成繊維用であった。
- 大型洗剤
- ABS
- 界面活性剤
- 初代酵素
- 蛍光増白剤
- コンパクト洗剤
- 植物原料
- 酵素
- 漂白剤
黄緑が基調。第2期はプラスチックのふたがついた。
1969年発売当初はコーラスで「パパパパパパパ スパークは パパパパパパパ 青い水」「パパパパパパパ スパークで パンティーストッキングプレゼント」というものがあった。当時発売されて間もないパンティーストッキングを景品としていた。
1979年頃は「育ちざかりは汚しやさん」という歌詞。
1997年のCMに使われた歌はそのときの出演者が歌う。
CM出演タレント[編集]
- 第1期
-
- 第2期
-
- 1977年のCMは、テーマは野球で、ナレーションは「大汚れに、スパーク!」と喋る。
- 1979年のCMは、女性が10人程度の子供と一緒に、歌を歌う内容だった。
- 1995年のヤックン夫婦が出演するCMは、ハーモニカの音楽に合わせて、石川が「私たちはスパークで洗います。素肌が触れるものを洗うのだから、私たちは植物生まれにこだわります。あなたも、植物の力で洗いませんか?」と長台詞を言っていた。ちなみに薬丸はCM中の演技では一言も喋らなかった。(最後の「LIONから」のみ)
競合商品[編集]
- ブルーチャイム - 水の色がブルーに変更する。
- ザブ - 花王初の酵素入り洗剤
- ^ ライオン(油脂)では初の酵素入り洗剤であった。
- ^ 水30lに対して