スプリンターセルシリーズ

スプリンターセル(Splinter Cell)は、作家さっかトム・クランシー監修かんしゅうのステルスゲームシリーズであり、ユービーアイソフトにより製作せいさく・販売はんばいされている。

概要がいよう[編集へんしゅう]

高度こうどな情報じょうほう技術ぎじゅつを用もちいた大だい規模きぼテロ等ひとしを、アメリカ国家こっか安全あんぜん保障ほしょう局きょくの架空かくうの秘密ひみつ部署ぶしょサードエシュロン所属しょぞくのエージェントであるサム・フィッシャーが阻止そしする、というのがシリーズに共通きょうつうするストーリーラインとなるが、5作さく目めのコンヴィクションについては敵対てきたいする組織そしきが古巣ふるすのサードエシュロンとなっている。

スニーキングアクションゲームであるため、同どうジャンルを代表だいひょうするメタルギアシリーズと比較ひかくされる場合ばあいがしばしば見みられるが、それぞれテーマや雰囲気ふんいきの異ことなる、まったく別べつのゲームである。

同どうジャンルのThiefシリーズ同様どうよう、暗闇くらやみに潜ひそむという特徴とくちょうがあり、部屋へやの明あかりを消けす、もしくは破壊はかいすることで闇やみを作つくり出だし、その場ばに潜ひそむ事ことで敵てきに見みつかりにくくなる。

スプリンターセルの実写じっしゃ映画えいが化かの企画きかくがある。ユービーアイソフトとNew Regencyはスプリンターセルの映画えいが化か製作せいさくで提携ていけいする事ことを発表はっぴょうした。脚本きゃくほんをエリック・ウォーレン・シンガーが書かき、主役しゅやくであるサムフィッシャー役やくはトム・ハーディだと言いう^[1]。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

シリーズを重かさねるごとにゲーム性せいが進化しんかしているが、以下いかの特徴とくちょうがある。

主人公しゅじんこうは超人ちょうじんではない
暗殺あんさつもしくは、誰だれも死しなせずに、ミッションを遂行すいこうすることが目的もくてき
ラスボスに該当がいとうするような敵てきキャラクターは存在そんざいしない(ミッションによっては暗殺あんさつを命めいじられるが、超ちょう人的じんてきな強つよさはない)
最先端さいせんたんのスコープや端末たんまつを用もちいてスパイ活動かつどうを行おこなう
とにかく気配けはいを消けして行動こうどうする(シリーズによって、やり方かたがかなり変かわっている)

最高さいこうのプレイとは、「どの敵てきキャラクターにも一般いっぱんキャラクターにも気きづかれることなく任務にんむを遂行すいこうする」こと。サム・フィッシャーは任務にんむ中ちゅう、そこに存在そんざいしてはならないのである。(多少たしょうのミスがあってもクリアは可能かのう)

スプリンターセルコンヴィクションでは、同社どうしゃ発売はつばいタイトルアサシンクリードシリーズの「集団しゅうだんに紛まぎれ気配けはいを消けす」システムが採用さいようされているのと、敵てきの誰だれもがフィッシャーを狙ねらっている(存在そんざいが前提ぜんていになっている)ため、いささかゲーム性せいが異ことなっている。