タトラ 815

タトラ T815
	T815 (2005年ねんモデル)
概要がいよう
販売はんばい期間きかん	1983年ねん – 2023年ねん
ボディ
ボディタイプ	キャブオーバー
パワートレイン
エンジン	ディーゼルエンジン
車両しゃりょう寸法すんぽう
車両しゃりょう重量じゅうりょう	最大さいだい15000kg
系譜けいふ
先代せんだい	タトラ 813（英語えいご版ばん）
後継こうけい	タトラ 817（英語えいご版ばん）; タトラ 158
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タトラ815（Tatra 815）は、チェコのタトラ社しゃが生産せいさんするトラックファミリー。バックボーン型がたチューブとスイングアクスル式しきの独立どくりつ懸架けんかサスペンションを採用さいようしている。車体しゃたいは4x4、6x6、8x8、10x8、10x10、12x8、12x12のバリエーションがあり、エンジンは空冷くうれい式しきと液えき冷ひや式しきのバリエーションがある。タトラ813の後継こうけいとして、当初とうしょは極端きょくたんなオフロード条件じょうけん用ように設計せっけいされていたが、現在げんざいではオフロードとオンロードの両方りょうほう用ように設計せっけいされたモデルもある。

概要がいよう

T815は、1983年ねんにT813の後継こうけいとして同車どうしゃより大型おおがたのモデルとして作つくられた。

1989年ねんには改良かいりょう型がたの815-2が登場とうじょうし、1997年ねんにはTerrN°1という新型しんがたキャビンが搭載とうさいされた。2000年ねんには液えき冷ひやエンジンモデルが追加ついかされ、2003年ねんにEuroⅢに対応たいおう、2006年ねんにSCRとEuroIVに対応たいおうしたエンジンが導入どうにゅうされた。2004年ねんには新型しんがたモデルとして815-7が登場とうじょうした。

設計せっけい

T815の特徴とくちょうは過酷かこくなオフロード条件じょうけんを想定そうていして設計せっけいされていることである。バックボーン型がたフレームにスイングアクスル式しきの独立どくりつ懸架けんかサスペンションをボルトで固定こていし、他たの主要しゅよう部品ぶひんもすべてフレームに取とり付つけることで高たかいねじり剛性ごうせいと曲まげ剛性ごうせいを実現じつげんしている。デファレンシャルギアには2つの対向たいこうする曲まがり歯は傘かさ歯ぱを使用しようしており、デフロックを可能かのうにするロックピンも備そなえている。すべてのサスペンションに伸縮しんしゅく式しきショックアブソーバーが装備そうびされており、一部いちぶのモデルにはスタビライザートーションバーも装備そうびされている。

エンジンは直接ちょくせつ燃料ねんりょう噴射ふんしゃ式しきの12.7L 空冷くうれいOHV V8エンジンを基本きほんとし、EuroⅠ規制きせいまではV10およびV12エンジンも選択せんたく可能かのうだった。また、カミンズとドイツ社しゃの水冷すいれいエンジンも搭載とうさい可能かのうである。トランスミッションはマニュアル、オートマチック、電子でんし制御せいぎょ式しきがある。

バリエーション

民生みんせい用よう
- Tatra 815
- Tatra 815 低てい運転うんてん台だい
- Tatra 815-2
- Tatra 815-2 TERRN°1
- Tatra 815-7
- Tatra 815-6 Force (消防車しょうぼうしゃ)
軍用ぐんよう
- Tatra 815 Armax
- Tatra 815-6 Force
- Tatra 815-7 Force
レース
- ラリーレイド
- Truck trial

出典しゅってん