チッポラ

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チッポラえい: Zipporah, ヘブライ: צִפּוֹרָה‎)は、『旧約きゅうやく聖書せいしょ』「エジプト」に登場とうじょうする女性じょせいである。ミデヤンじん祭司さいしイテロむすめで、モーセつまである。ヘブライで「小鳥ことり」の意味いみである。しん共同きょうどうやくしん改訳かいやく2017ではツィポラ表記ひょうきされている。

エジプトでエジプトじん殺害さつがい事件じけん発覚はっかくしてミデヤン逃亡とうぼうしたモーセは、イテロのむすめのチッポラに出会であって結婚けっこんし、ゲルショムとエリエゼルの2人ふたりをもうけた。

イスラエルじんをエジプトから救出きゅうしゅつするというあるじ召命けたモーセとともに、ミデヤンからエジプトにった。その途中とちゅうあるじはモーセをころそうとされた、そのとき、チッポラは息子むすこ割礼かつれいほどこしてモーセをすくった[1]。このとき、チッポラは2人ふたり息子むすこともにイテロのもとにかえったとおもわれる。

エジプトのちに、チッポラと2人ふたり息子むすこはイテロにれられて、レフィディムでモーセと再会さいかいした[2]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ いずるエジプト」4しょう24せつ-26せつ
  2. ^ いずるエジプト」18しょう1せつ-7せつ

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • しん聖書せいしょ辞典じてん」いのちのことばしゃ、1985ねん