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デッド・オア・アライヴ (バンド)

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デッド・オア・アライヴ
原語げんごめい Dead or Alive
出身しゅっしん イングランドの旗 イングランド リヴァプール
ジャンル
活動かつどう期間きかん 1980ねん - 2011ねん
レーベル エピック
共同きょうどう作業さぎょうしゃ ストック・エイトキン・ウォーターマン
公式こうしきサイト Official Dead Or Alive Website
きゅうメンバー

デッド・オア・アライヴDead or Alive)は、ピート・バーンズを中心ちゅうしんとしたイギリスのバンドである。1980ねん結成けっせいされ、2018ねん解散かいさん

経歴けいれき[編集へんしゅう]

Nightmares In Wax (March 1980)

1980ねんリヴァプール出身しゅっしんピート・バーンズをリーダーに結成けっせいされた。前身ぜんしんのバンド時代じだいふくめ、デビュー当初とうしょゴシック・ロックとしてあつかわれていたが、ストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースをけるようになり、Hi-NRGと、それを基盤きばんとしてまれたユーロビートしょうされるダンス・ミュージック音楽おんがくせいをシフトさせた1980年代ねんだいに「ユー・スピン・ミー・ラウンド」が全米ぜんべいチャートにはいるヒットとなった[5]

1985ねんストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースのもとで、Hi-NRGおと高密度こうみつどしポピュラーに進化しんかさせた2ndアルバムである『ユースクエイク』をリリースした。世界せかいてきには人気にんきのピークをぎた1990年代ねんだい中盤ちゅうばん以降いこうも、日本にっぽんのみでリリースされるアルバムがあった。また、エレクトロ、テクノをサウンドの中核ちゅうかくえ、中心ちゅうしん音楽おんがく制作せいさくおこなっていた。

しかし、1990年代ねんだい後半こうはんはいるとピート・バーンズが過剰かじょう整形せいけい手術しゅじゅつ原因げんいん体調たいちょう悪化あっかさせ、治療ちりょうのために自作じさく著作ちょさくけんまではらったことなどが原因げんいん活動かつどう停滞ていたい。2000ねんの『フラジャイル』がスタジオ・アルバムとして事実じじつじょうラスト・アルバムとなった。2011ねん公式こうしきFacebookページじょう実施じっしされたファンとの質疑しつぎ応答おうとうで、ピートが「デッド・オア・アライヴのさい結成けっせいはない」ことを明言めいげんし、すでにバンドとしては解散かいさん状態じょうたいであることがあきらかとなった[6]。ピート・バーンズは2016ねん死去しきょした。なお、2011ねん時点じてんでもう一人ひとりのメンバーであったスティーヴ・コイも2018ねん死去しきょしている。

日本にっぽん公演こうえん[編集へんしゅう]

10月3にち 大阪城おおさかじょうホール、4にち 名古屋なごやレインボーホール、8にち 日本武道館にほんぶどうかん
10月2にち 名古屋なごやレインボーホール、6にち 東京とうきょうドーム、7にち&8にち 大阪城おおさかじょうホール
11月22にち 大阪城おおさかじょうホール、24にち&25にち 代々木よよぎだいいち体育館たいいくかん、27にち 福岡ふくおかサンパレス、28にち 浜松はままつ文化ぶんかセンター、29にち 愛知あいちけん体育館たいいくかん

ディスコグラフィ[編集へんしゅう]

スタジオ・アルバム[編集へんしゅう]

  • 美醜びしゅうかん』 - Sophisticated Boom Boom (1984ねん)
  • 『ユースクエイク』 - Youthquake (1985ねん)
  • 『ブランド・ニュー・ラヴァー』 - Mad, Bad, and Dangerous to Know (1986ねん)
  • 『ヌード』 - Nude (1988ねん) ※日本にっぽんではオリコン洋楽ようがくアルバムチャートで1988ねん12月26にちづけから通算つうさん6しゅう1獲得かくとく[7]
  • 『ファン・ザ・フレイム・パート1』 - Fan the Flame (Part 1) (1990ねん)
  • 『ファン・ザ・フレイム・パート2・ザ・リザレクション』 - Fan the Flame (Part 2) The Resurrection (2021ねん) ※正式せいしき発売はつばいされる2021ねんより以前いぜんに、ピート・バーンズ個人こじん名義めいぎで1992ねん米国べいこくツアーちゅうにレーベルをかいさず発売はつばいされた「Love Pete」とばれるべつ企画きかくのアルバムが「Fan the Flame (Part 2) "Love Pete" The Acoustic Session」と改題かいだいされたうえ海賊かいぞくばんとして出回でまわっており、それにたいしてピート・バーンズは2006ねん発売はつばいされた自叙伝じじょでん「Freak Unique」のなか非難ひなんしていた。[8]
  • 『クレオパトラ』 - Nukleopatra (1995ねん)
  • フラジャイル』 - Fragile (2000ねん)

コンピレーション・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『リップ・イット・アップ』 - Rip It Up (1987ねん)
  • 『スター・ボックス』 - Star Box (1993ねん)
  • 『エヴォリューション グレイテスト・ヒッツ』 - Evolution: The Hits (2003ねん)
  • ベスト・オブ・デッド・オア・アライヴ』 - That's the Way I Like It:The Best of Dead or Alive (2010ねん)
  • Sophisticated Boom Box MMXVI (2016ねん)
  • Invincible (2020ねん)
  • 『レット・ゼム・ドラッグ・マイ・ソウル・アウェイ』 - Dead Or Alive: Let Them Drag My Soul Away - Singles, Demos And Live Recordings 1979-1982 (2023ねん)
  • Still Spinning: The Singles Collection (2024ねん)
  • Running Wild -The Inevitable Years (2024ねん) ※アナログのみ。2023ねん発売はつばいの『レット・ゼム・ドラッグ・マイ・ソウル・アウェイ』 はCDとアナログ同時どうじ発売はつばいで、CDばんはアナログばんはいっていないトラックが数多かずおおくあり、ほんさくはそれらのアナログ収録しゅうろくだったトラックの一部いちぶをアナログしたもの。

リミックス・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『ヌード - リメイド・リモデルド』 - Nude - Remade Remodelled - (1989ねん)
  • 『アンブレイカブル -ザ・フラジャイル・リミキシーズ-』 - Unbreakable – The Fragile Remixes (2001ねん)
  • Pete Hammond Hi-NRG Remixes (2024ねん)

シングル[編集へんしゅう]

  • I'm Falling (1980ねん)
  • Number Eleven (1981ねん)
  • It's Been Hours Now (1982ねん)
  • The Stranger (1982ねん)
  • I'd Do Anything (1983ねん)
  • What I Want (1983ねん)
  • Misty Circles (1983ねん)
  • That's The Way [I Like It] (1984ねん)
KC&ザ・サンシャイン・バンドのカヴァー。
バンド最大さいだいのヒットシングルであり、1996ねん、1997ねん、2003ねんにもリミックス・バージョンがシングルカットされている。
2006ねんには、ピートのTV番組ばんぐみ出演しゅつえんにUKチャート5まで上昇じょうしょうするさいヒットとなった。[9]
  • ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー」 - Lover Come Back To Me (1985ねん)
  • In Too Deep (1985ねん)
  • 「マイ・ハート・ゴーズ・バング」 - My Heart Goes Bang [Get Me To The Doctor] (1986ねん)
  • 「ブランド・ニュー・ラヴァー」 - Brand New Lover (1986ねん)
  • 「サムシング・イン・マイ・ハウス」 - Something In My House (1987ねん)
  • 「フックト・オン・ラヴ」 - Hooked On Love (1987ねん)
  • 「オール・マイ・キッシズ」 - I'll Save You All My Kisses (1987ねん)
  • 「サン・オブ・ア・ガン」 - Son Of A Gun (1987ねん日本にっぽんのみ)
  • アンド・カウント・2・テン」 - Turn Around And Count 2 Ten (1988ねん)
  • 「カム・ホーム・ウィズ・ミー・ベイビー」 - Come Home With Me Baby (1989ねん)
  • 「ドント・セイ・グッバイ」 - Baby Don't Say Goodbye (1989ねん日本にっぽんべいでシングルカット)
  • 「キャリー・オン」 - I Cannot Carry On (1989ねん日本にっぽんでのプロモーションシングルのみ)
  • 「ユア・スウィートネス」 - Your Sweetness [Is Your Weakness] (1990ねん日本にっぽんのみ)
  • 「ゴーン・2・ロング」 - Been Gone 2 Long (1991ねん日本にっぽんのみ)
  • 「アンハッピー・バースデイ」 - Unhappy Birthday (1991ねん日本にっぽんのみ)
  • Rebel Rebel (1994ねん)
International Chrysis名義めいぎでのリリース。デヴィッド・ボウイのカヴァー。
  • Sex Drive (1994ねん)
イタリアのダンスミュージック・ユニット「Glam」の作品さくひんにピートが参加さんかしたもの。
Rebel Rebelとともに、のちにデッド・オア・アライヴ名義めいぎのアルバム『クレオパトラ』にも収録しゅうろくされた。
  • Hit And Run Lover (2000ねん日本にっぽんでのプロモーションシングルのみ)
  • Tonight.... (2021ねん配信はいしんのみ)
  • Hurt Me [Did U Have 2 Hurt Me] (2021ねん配信はいしんのみ)
  • Selfish Side [Alternate Early Mix] (2023ねん配信はいしんのみ)
  • Give It To Me [Demo] (2023ねん配信はいしんのみ)
  • Total Stranger [Pete Hammond Hi-NRG Remix] (2024ねん配信はいしんのみ)
  • Gone 2 Long [Pete Hammond Hi-NRG Remix] (2024ねん配信はいしんのみ)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Du Noyer, Paul (2007). Liverpool – Wondrous Place: From the Cavern to the Capital of Culture. London: Virgin Books. pp. 184, 198. ISBN 978-0-75351-269-2 
  2. ^ Ankeny, Jason. Dead or Alive Biography - オールミュージック. 2024ねん5がつ9にち閲覧えつらん
  3. ^ Welsh, Daniel (2016ねん10がつ24にち). "ピート・バーンズさん死去しきょ 「デッド・オア・アライブ」のボーカル". ハフポスト NEWS. BuzzFeed. 2024ねん5がつ9にち閲覧えつらん
  4. ^ Pilchak, Angela, ed (2005). Contemporary Musicians: Profiles of the People in Music. Gale. p. 20. ISBN 978-0787680657 
  5. ^ You Spin Me Round”. 2021ねん9がつ1にち閲覧えつらん
  6. ^ http://www.deadoralive.net/newsite/QA_with_Pete.pdf
  7. ^ オリコンのデータ協力きょうりょくによる “全曲ぜんきょく、80年代ねんだい週間しゅうかんオリコンチャートNo.1” の洋楽ようがくコンピが登場とうじょう、ソニーミュージック、2017ねん8がつ8にち
  8. ^ Burns, Pete (2007-08-01) (英語えいご). Freak Unique: My Autobiography - Pete Burns. Kings Road Publishing. ISBN 978-1-78606-410-3. https://books.google.co.jp/books?id=nTmtDwAAQBAJ&pg=PT108&hl=ja&source=gbs_toc_r&cad=3#v=onepage&q&f=false 
  9. ^ Inside The Hit Factory: Dead Or Alive - You Spin Me Round (Like a Record)

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]