出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
トーマス・デッケル Thomas Dekker
|
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/86/Cycling_%28road%29_pictogram.svg/30px-Cycling_%28road%29_pictogram.svg.png) |
|
---|
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/54/Thomas_Dekker_2006.jpg/180px-Thomas_Dekker_2006.jpg) |
基本情報 |
---|
本名 |
トーマス・デッケル Thomas Dekker |
---|
愛称 |
トム |
---|
生年月日 |
(1984-09-06) 1984年9月6日(39歳) |
---|
国籍 |
オランダ |
---|
身長 |
188cm |
---|
体重 |
70kg |
---|
選手情報 |
---|
所属 |
ガーミン・シャープ |
---|
分野 |
ロードレース |
---|
役割 |
選手 |
---|
特徴 |
オールラウンダー |
---|
プロ経歴 |
---|
2003–2008 2009 2011 2012– |
ラボバンク ロット チポートレ ガーミン |
---|
主要レース勝利 |
---|
ティレーノ~アドリアティコ総合優勝 2006 ツール・ド・ロマンディ総合優勝 2007
オランダ国内選手権個人TT 2004-2005 |
最終更新日 2013年4月16日 |
トーマス・デッケル(Thomas Dekker、1984年9月6日 - )は、オランダ・北ホラント州のダークショルン出身の自転車競技選手。
2004年、2005年のオランダ国内個人タイムトライアルを制したことで一躍注目の的に。その勢いは止まるところを知らず、2006年、ティレーノ〜アドリアティコで総合優勝を果たしたが、これはUCIプロツアー史上最年少優勝選手記録である(21歳220日)。さらに2007年はツール・ド・ロマンディでも総合優勝を果たした。また同年はツール・ド・フランスでも初出場を果たした。
ここまでほぼ順風満帆といった戦績を誇ったデッケルだったが、2008年のツール・ド・フランスを目前にして、なぜかチームメンバーから外されてしまった。またクラシカ・サンセバスティアン終了時点において、UCIプロツアー個人ランキング第9位につけていたが、8月14日、ラボバンクを退団したことにより、これまで獲得してきたポイントは全て剥奪された。同年9月27日、2009年シーズンより、サイレンス・ロットへの加入が決まったと、自身のウェブで表明した。
2009年7月1日、国際自転車競技連合(UCI)は、バイオロジカル・パスポートに基づき、2007年12月に実施された、競技外ドーピング検査のために採取された血液及び尿サンプルを改めて、2009年6月20日にドイツ・ケルンのアンチ・ドーピング研究所で調査したところ、エリスロポエチン(EPO)が含まれていることをつきとめた[1]。
2011年、ドーピングによる出場停止処分が終了した後、8月1日より、ガーミンの育成チームであるチポートレ・ディヴェロップメント・チームと契約し、レース復帰。
2012年、ガーミン・バラクーダ(後のガーミン・シャープ)に移籍。
2004年
オランダ国内選手権・個人タイムトライアル 優勝
- グランプリ・エディ・メルクス 優勝(クン・デコルトとのペア)
2005年
2006年
2007年
2008年
2012年
- ^ サイクリングニュース2009年7月1日付記事(英語)