ナチョ・ドゥアト

ナチョ・ドゥアト（2010年ねん7月がつ28日にち）

ナチョ・ドゥアト（Nacho Duato, 本名ほんみょう：Juan Ignacio Duato Bárcia, 1957年ねん1月がつ8日にち - ）は、スペインのバレエダンサー、振付ふりつけ家か。

バレンシア生うまれ。18歳さいのときロンドンのランベールバレエスクールへ入学にゅうがくし、ブリュッセルのモーリス・ベジャール・ムードラ・バレエスクール、ニューヨークのアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターで学まなぶ。その後ご同どうバレエ団だんに入団にゅうだんしようとするが永住えいじゅう許可きょかが下おりず、1980年ねんにストックホルムの国立こくりつクルベリ・バレエ団だんに入団にゅうだんする。翌よく1981年ねんにハーグのネザーランド・ダンス・シアター（NDT）に移籍いせき。ダンサーとして踊おどる傍かたわら、イリ・キリアンやハンス・ファン・マネンの元もとで振付ふりつけ師しとして活動かつどう。1983年ねんにはNDTのために振付ふりつけた処女しょじょ作さく「ジャルディ・タンカート」がケルンの国際こくさい振付ふりつけ家かコンクールで1位いを受賞じゅしょう。

1990年ねんにスペイン国立こくりつリリコ・バレエ団だんの芸術げいじゅつ監督かんとくに、マイヤ・プリセツカヤの後任こうにんとして就任しゅうにん。1993年ねんに同どう団だんはスペイン国立こくりつダンスカンパニー(CND)に改称かいしょうした。 舞台ぶたい衣装いしょう、美術びじゅつなども手掛てがけ、また自身じしんも優秀ゆうしゅうなダンサーであり、よく自演じえんする。 処女しょじょ作さく「ジャルディ・タンカート」をはじめ、「カミング・トゥギャザー」、「ナ・フローレスタ」、「バッハへのオマージュ」など代表だいひょう作さくは多おおく、数すう多おおくのカンパニーが彼かれの作品さくひんをレパートリーとしている。

キリアン、フォーサイス、ノイマイヤーに続つづく次代じだいのコンテンポラリー・ダンス・コレオグラファーとして期待きたいされる。

2005年ねんに映画えいが『靴くつに恋こいして』に医師いし役やくとして出演しゅつえんしている。

2011年ねんにミハイロフスキー劇場げきじょうの芸術げいじゅつ監督かんとくに就任しゅうにんした。