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この項目では、地質学用語について説明しています。
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団塊(だんかい、英: nodule[1][2]、concretion[1])とは、地質体中に見られる、周囲と成分の異なる塊。ノジュールともいう[3]。堆積物の砕屑粒子の隙間が鉱物で充填されてできたものはコンクリーションという。
内部に化石を閉じ込めていることがあり[4]、その場合には周囲の母岩よりも硬い団塊が地面の圧力に耐え、内部の化石は立体を保っていることが多い。従って化石採集の際には、雨や川による浸食を受けて露頭から落ちた団塊を探すという手法も採られている[5]。