ハインリヒ・ツー・メクレンブルク

ヘンドリック Hendrik
オランダ王おう配はい
オランダ王おう配はいヘンドリック（1912年ねん）
在位ざいい	1901年ねん2月がつ7日にち - 1934年ねん7月がつ3日にち
別称べっしょう号ごう	メクレンブルク公こう
全ぜん名な	独どく: Heinrich Wladimir Albrecht Ernst ハインリヒ・ヴラディミル・アルブレヒト・エルンスト
出生しゅっしょう	(1876-04-19) 1876年ねん4月がつ19日にち ドイツ帝国ていこく メクレンブルク＝シュヴェリーン大公たいこう国こく、シュヴェリーン
死去しきょ	(1934-07-03) 1934年ねん7月がつ3日にち（58歳さい没ぼつ） オランダ、デン・ハーグ
埋葬まいそう	オランダ、デルフト、新しん教会きょうかい
配偶はいぐう者しゃ	ウィルヘルミナ
子女しじょ	ユリアナ
家名かめい	メクレンブルク＝シュヴェリーン家か
父親ちちおや	フリードリヒ・フランツ2世せい
母親ははおや	マリー・フォン・シュヴァルツブルク＝ルードルシュタット

ハインリヒ・ツー・メクレンブルク（ドイツ語ご: Heinrich zu Mecklenburg, 1876年ねん4月がつ19日にち - 1934年ねん7月がつ3日にち）は、メクレンブルク＝シュヴェリーン大公たいこう国こくの大公たいこう家か成員せいいん。メクレンブルク公こう。メクレンブルク＝シュヴェリーン大公たいこうフリードリヒ・フランツ2世せいの八はち男なんで、オランダ女王じょおうウィルヘルミナの王おう配はいとなりオランダ王子おうじに叙じょされた。オランダ語ご名なはヘンドリック・ファン・メクレンブルフ（Hendrik van Mecklenburg）。

生涯しょうがい

1876年ねん4月がつ19日にち、フリードリヒ・フランツ2世せいとその3人にん目めの妃ひであったシュヴァルツブルク＝ルードルシュタット侯ほう子こカール・ギュンターの長女ちょうじょマリーの間あいだに第だい4子し（末子まっし）としてシュヴェリーンで生うまれた。異母いぼ兄けいにフリードリヒ・フランツ3世せい大公たいこうがいる。

ドレスデンのギムナジウムで教育きょういくを受うけた。ギリシャやイギリス領りょうインド帝国ていこく、セイロン島とうなどを旅行りょこうしてからドイツへ戻もどり、プロイセン王国おうこく陸軍りくぐんに入隊にゅうたいした。その後ごポツダムの近衛このえ猟りょう兵へい連隊れんたいに少尉しょういとして配属はいぞくされ、しばらく軍ぐん歴れきを積つんだ。

1900年ねん10月16日にちにオランダ女王じょおうウィルヘルミナとの婚約こんやくが成立せいりつし、1901年ねん2月がつ7日にちにハーグで結婚けっこんした。またこの前日ぜんじつである2月がつ6日にち付づけで、ハインリヒはオランダ王子おうじ（Prins der Nederlanden）の称号しょうごうと殿下でんか（Koninklijke Hoogheid）の敬称けいしょうを与あたえられた。なお、メクレンブルク家か側がわは彼かれに対たいしてオラニエ公こうの称号しょうごうを与あたえるよう求もとめたが、これは受うけ容いれられなかった。

1901年ねんに海軍かいぐん少将しょうしょう（Schout-bij-nacht）および陸軍りくぐん少将しょうしょう（Generaal-majoor）に、1904年ねんには海軍かいぐん中将ちゅうじょう（Viceadmiraal）および陸軍りくぐん中将ちゅうじょう（Luitenant-Generaal）に任にんじられた。またヘンドリックは枢密院すうみついん（Raad van State）の顧問こもん官かんでもあったが、これらの地位ちいを政治せいじ的てきに使つかうことはなかった。

1934年ねん7月がつ3日にち、心臓しんぞう発作ほっさによりハーグで薨去こうきょした。墓所はかしょはデルフトの新しん教会きょうかいにある。

子女しじょ

妻つまのウィルヘルミナは何なん度どか妊娠にんしんしているが、無事ぶじに生うまれたのは一女いちじょだけであった。

• ユリアナ・ルイーゼ・エンマ・マリア・ウィルヘルミナ （1909年ねん - 2004年ねん、オランダ女王じょおう）

また、別べつの女性じょせいとの間あいだに庶子しょしをもうけていたことが1979年ねんになって明あきらかになった。