ビシェンプール

ビシェンプール বিষ্ণুপুর Bishnupur
ビシェンプール ビシェンプールの位置いち （マニプル州しゅう とインド内うち）
座標ざひょう: 北緯ほくい24.6333度ど 東経とうけい93.766度ど / 24.6333; 93.766
国くに	インド
州しゅう	マニプル州しゅう
行政ぎょうせい区く	ビシェンプール県けん
人口じんこう	16,704 (2011年ねん現在げんざい)
標準時ひょうじゅんじ	IST (UTC+5:30)
各種かくしゅコード • 郵便ゆうびん(en) • 795126

ビシェンプールは、インド北東ほくとう部ぶのマニプル州しゅうの都市としである。日本語にほんごでは大戦たいせん時じより「ビシェンプール」と呼よびならわされているが、中世ちゅうせいにヴィシュヌ神かみの神殿しんでんが建立こんりゅうされたことにちなんでおり、「ビシュヌプル」と表記ひょうきされることもある。

概要がいよう

マニプル州しゅうを南北なんぼくに縦断じゅうだんするインド国道こくどう２号線ごうせんと、西にしのかたアッサム平原へいげんへ抜ぬける街道かいどうの結節けっせつ点てんであり、古来こらい交通こうつうの要衝ようしょうであった。

また、街まちの南東なんとうに広ひろがるロクタク湖こは、水草みずくさによる浮島うきしまが無数むすうに点在てんざいする沼沢しょうたく地ちであり、風光ふうこう明媚めいびのみならず、貴重きちょうな生態せいたい系けいを保存ほぞんしていることから、ラムサール条約じょうやくによる登録とうろく地ちともなっている。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん時ときは、日本にっぽん軍ぐんと英えい印しるし軍ぐんの激戦げきせん地ちとなった。第だい33師団しだん (日本にっぽん軍ぐん)の歩兵ほへい第だい214連隊れんたいは、アラカン山脈さんみゃくを踏破とうはした部隊ぶたいから逐次ちくじこの街まちに攻撃こうげきを仕掛しかけるが、そのほとんどが壊滅かいめつした。

また、オード・ウィンゲートが墜落ついらく死しした地ちとしても知しられる。

作品さくひん

• 『ロクタク湖こ白雨はくう（インパール前線ぜんせん）』（向井むかい潤じゅん吉きち 1944年ねん）