フィリピンとミャンマーの関係かんけい

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フィリピン・ミャンマー関係かんけい
MyanmarとPhilippinesの位置を示した地図

ミャンマー

フィリピン

フィリピンとミャンマーの関係かんけい英語えいご: Philippines-Myanmar relations)では、フィリピンミャンマーこくあいだ関係かんけいについて言及げんきゅうする。両国りょうこくは、ともに東南とうなんアジア諸国しょこく連合れんごう加盟かめいこくである。両国りょうこく正式せいしきこくあいだ外交がいこう関係かんけいむすんだのは、1956ねん9がつであった[1]。ミャンマーはマニラに、フィリピンはヤンゴンに、それぞれ大使館たいしかん設置せっちしている。

こくあいだ関係かんけい[編集へんしゅう]

フィリピンは、ミャンマーが民政みんせい移行いこうする2011ねん以前いぜんは、同国どうこく軍事ぐんじ政権せいけんたいしてもっともきびしく批判ひはんしていたアジアのくにひとつであった。ミャンマーは現在げんざい近隣きんりん諸国しょこくとの貿易ぼうえきから実益じつえきようとしており、フィリピンとは経済けいざいてきむすびつきをつよめるためこくあいだ貿易ぼうえき会議かいぎおこなっている[2]

両国りょうこくは、とくにビジネスと経済けいざい分野ぶんやむすびつきをつよめている。フィリピンのジェジョマール・ビナイふく大統領だいとうりょうとミャンマーのテイン・セイン大統領だいとうりょうは、2012ねんニューデリー開催かいさいされたアセアン・インド記念きねんサミットにおいて、フィリピンがコメとバナナにかんする技術ぎじゅつ提供ていきょうすることをつうじ、ミャンマーの農業のうぎょう分野ぶんや支援しえんおこなうことで合意ごういした[1]。フィリピンのアルバート・デル・ロサリオ外相がいしょうは、ネピドーにてミャンマーのワナ・マウン・ルイン外相がいしょう訪問ほうもん、これにより両国りょうこく関係かんけいはさらに緊密きんみつなものとなった。フィリピンは現在げんざい西側にしがわ諸国しょこくによるミャンマーへの経済けいざい制裁せいさい解除かいじょけて支援しえんしている[2]

その[編集へんしゅう]

デル・ロサリオ外務がいむしょうは、ミャンマーの民主みんしゅロードマップの遵守じゅんしゅ重要じゅうようであると主張しゅちょう、ルイン外務がいむしょうたいして2,000めい以上いじょう政治せいじはん釈放しゃくほうするよう 意向いこうつたえた[3]

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]