フランソワ・マリウス・グラネ

フランソワ・マリウス・グラネ
『グラネの肖像しょうぞう画が』、ドミニク・アングル作さく、1807年ねん
誕生たんじょう日び	(1777-12-17) 1777年ねん12月17日にち
出生しゅっしょう地ち	フランス王国おうこく、エクス＝アン＝プロヴァンス
死没しぼつ年ねん	1849年ねん11月21日にち(1849-11-21)（71歳さい没ぼつ）
死没しぼつ地ち	フランス共和きょうわ国こく、エクス＝アン＝プロヴァンス

フランソワ・マリウス・グラネ（François Marius Granet、1777年ねん12月17日にち-1849年ねん11月21日にち）は、フランスの新しん古典こてん主義しゅぎの画家がか。 エクス＝アン＝プロヴァンス出身しゅっしん。

人物じんぶつ

1777年ねん、エクス＝アン＝プロヴァンスで左官さかん工こうの家いえに生うまれる。父親ちちおやの絵画かいがコレクションを模写もしゃすることで絵画かいがに触ふれ、その後ごエクスの絵画かいが学院がくいんで学まなんだ。

1796年ねん、パリに転居てんきょし、ジャック＝ルイ・ダヴィッドに師事しじし、壁画へきがを描えがきながら生計せいけいを立たてる。

1802年ねんにローマに赴おもむき、古代こだいの遺跡いせきや芸術げいじゅつ家かの生涯しょうがいなどを描えがいた。その頃ころ、教会きょうかいや修道院しゅうどういんの内装ないそうが評価ひょうかされ、彼かれの新しん古典こてん主義しゅぎの知識ちしきとは反はんするものではあったが、明暗めいあんの強つよい対比たいひが特徴とくちょうのオランダ絵画かいがのスタイルで有名ゆうめいになる。

1809年ねん、ダヴィッドのアトリエで知しり合あったドミニク・アングルのために、ヴィラ・メディチの宿舎しゅくしゃの屋根やねの上うえでモデルを務つとめた。（右みぎのグラネの肖像しょうぞう画がの画像がぞう参照さんしょう）

1819年ねんにフランスへ帰国きこくした後のち、1826年ねんにルーヴル美術館びじゅつかんの絵画かいが部門ぶもんの学芸がくげい員いんに、1830年ねんにはヴェルサイユ宮みや美術館びじゅつかんの館長かんちょうに任命にんめいされた。

1848年ねんのフランス2月がつ革命かくめいの後のち、エクスに戻もどり隠遁いんとんし、翌年よくねん1849年ねんに没ぼっした。 彼かれの死後しご、アトリエや絵画かいがはエクス市しに遺贈いぞうされ、彼かれの栄誉えいよを称となえその名なを冠かんしたグラネ美術館びじゅつかんが同市どうしに建立こんりゅうされた。現在げんざいも、観光かんこう地ちとして賑にぎわっている。

ギャラリー

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  La Récolte des citrouilles à la Bastide de Malvalat (1796)
  グラネ美術館びじゅつかん所蔵しょぞう、エクス＝アン＝プロヴァンス
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  Le Chœur de la Chapelle des Capucins à Rome (1808)
• 
  La Trinité-des-Monts et la Villa Médicis, à Rome (1808)
  ルーヴル美術館びじゅつかん所蔵しょぞう、
  パリ
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  Stella en prison (1810)
  プーシキン美術館びじゅつかん所蔵しょぞう、モスクワ