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ペンズハーストのハーディング男爵だんしゃく

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
ペンズハーストの
ハーディング男爵だんしゃく
Baron Hardinge of Penshurst

紋章もんしょう記述きじゅつ

Arms:Gules on a Chevron Argent fimbriated Or three Escallops Sable a Chief wavy Argent thereon the representation of a French Frigate wholly dismasted towed towards the dexter by an English Frigate in a shattered state Crests:1st: a Dexter Hand couped in Naval Uniform grasping a Sword surmounting a Dutch and French Flag in saltire on the former inscribed "Atalanta" and on the latter "Piedmontaise" the sword passing through a Wreath of Laurel near the point and a little below through one of Cypress all proper; 2nd: a Mitre Gules thereon a Chevron Argent fimbriated Or charged with three Escallops Sable Supporters:Dexter: a Bear proper; Sinister: a Bengal Tiger also proper
創設そうせつ時期じき1910年ねん7月がつ21日にち
創設そうせつ者しゃジョージ5世せい
貴族きぞく連合れんごう王国おうこく貴族きぞく
初代しょだい初代しょだい男爵だんしゃくチャールズ・ハーディング
現げん所有しょゆう者しゃ4代だい男爵だんしゃくジュリアン・ハーディング
推定すいてい相続そうぞく人じんヒュー・ハーディング
付随ふずい称号しょうごうなし
現況げんきょう存続そんぞく
モットー国王こくおうと国家こっかのために
(Pro Rege et Patria)

ペンズハーストのハーディング男爵だんしゃく（ペンズハーストのハーディングだんしゃく、英えい: Baron Hardinge of Penshurst）は、イギリスの貴族きぞく、男爵だんしゃく、連合れんごう王国おうこく貴族きぞく爵位しゃくい。インド総督そうとくのチャールズ・ハーディングが1910年ねんに叙じょされたのに始はじまる。ハーディング子爵ししゃく家かの分家ぶんけ筋すじ。

歴史れきし

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第だい2代だいハーディング子爵ししゃくチャールズ・ハーディング（英語えいご版ばん）(1822-1894)の次男じなんで外交がいこう官かんのチャールズ・ハーディング (1858–1944)は、1910年ねん7月がつ21日にちの勅許ちょっきょ状じょうにより連合れんごう王国おうこく貴族きぞく爵位しゃくい「ケント州しゅうペンズハーストにおけるペンズハーストのハーディング男爵だんしゃく（Baron Hardinge of Penshurst, of Penshurst in the County of Kent）」に叙じょせられた。彼かれはこの後のち、1910年ねんから1916年ねんにかけてインド総督そうとくを務つとめている[1][2]。初代しょだい男爵だんしゃくが1944年ねんに死去しきょした際さい、長男ちょうなんエドワードが第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせんで戦死せんししていたため、次男じなんアレクサンダーが爵位しゃくい継承けいしょうした[2]。

その2代だい男爵だんしゃくアレック・ハーディング(1894-1960)は、1936年ねんから1943年ねんにかけてエドワード8世せいとジョージ6世せいの国王こくおう秘書官ひしょかん（英語えいご版ばん）を務つとめた[2][3]。

2代だい男爵だんしゃくの死後しご、その長男ちょうなんのジョージ・ハーディング(1921–1997)が3代だい男爵だんしゃくを継承けいしょう。彼かれの死後しごにはその長男ちょうなんのジュリアン・ハーディング(1945-)が4代だい男爵だんしゃくを継承けいしょうし、現在げんざいに至いたっている[2]。

男爵だんしゃく家かの紋章もんしょうに刻きざまれるモットーは『国王こくおうと国家こっかのために（Pro Rege et Patria）』[2][4]。

ペンズハーストのハーディング男爵だんしゃく (1910年ねん)

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出典しゅってん

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  1. ^ 浜はま渦うず哲雄てつお『大だい英えい帝国ていこくインド総督そうとく列伝れつでん イギリスはいかにインドを統治とうちしたか』中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ、1999年ねん(平成へいせい11年ねん)、163-165頁ぺーじ。ISBN 978-4120029370。 
  2. ^ a b c d e f Heraldic Media Limited. “Hardinge of Penshurst, Baron (UK, 1910)” (英語えいご). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年ねん2月がつ26日にち閲覧えつらん。
  3. ^ 君塚きみづか, 直隆なおたか『女王じょおう陛下へいかの影法師かげぼうし - 秘書官ひしょかんからみた英国えいこく政治せいじ史し』（第だい一いち刷さつ）筑摩書房ちくましょぼう、東京とうきょう都と台東たいとう区く〈ちくま学芸がくげい文庫ぶんこ〉、2023年ねん、222,229,237頁ぺーじ。ISBN 4480511644。 
  4. ^ Brody, Iles 著ちょ、向後こうご 英一ひでかず 訳わけ『ウィンザー公こうとともに去さりぬ』（初版しょはん）新潮社しんちょうしゃ、東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く、1956年ねん、194頁ぺーじ。ASIN B000JB0DN4。 

関連かんれん項目こうもく

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