ホセ・マヌエル・フラド

	RCDエスパニョールでのフラド（2017年ねん）
名前なまえ
本名ほんみょう	ホセ・マヌエル・フラド・マリン; José Manuel Jurado Marín
ラテン文字もじ	JOSE MANUEL JURADO
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	スペイン
生年月日せいねんがっぴ	1986年ねん6月29日にち（37歳さい）
出身しゅっしん地ち	サンルーカル・デ・バラメーダ
身長しんちょう	176cm
体重たいじゅう	72kg
選手せんしゅ情報じょうほう
ポジション	MF (OH), セカンドトップ
利きき足あし	右足みぎあし
ユース
	レアル・マドリード
クラブ1
代表だいひょう歴れき
	1. 国内こくないリーグ戦せんに限かぎる。2021年ねん9月がつ16日にち現在げんざい。; ■テンプレート（■ノート ■解説かいせつ）■サッカー選手せんしゅpj

この名前なまえは、スペイン語ご圏けんの人名じんめい慣習かんしゅうに従したがっています。第だい一いち姓せい（父方ちちかたの姓せい）はフラド、第だい二に姓せい（母方ははかたの姓せい）はマリンです。

ホセ・マヌエル・フラド・マリン（José Manuel Jurado Marín, 1986年ねん 6月29日にち - ）は、スペイン王国おうこくアンダルシア州しゅうカディス県けん出身しゅっしんのサッカー選手せんしゅ。ポジションは攻撃こうげき的てきミッドフィルダー、セカンドトップ、左ひだりウイング。

経歴けいれき[編集へんしゅう]

レアル・マドリードのカンテラで育そだつ。「ジネディーヌ・ジダンの後継こうけい者しゃ」「カンテラのジダン」と謳うたわれ期待きたいされていた。Bチームのレアル・マドリード・カスティージャでは数すう年ねん主力しゅりょく選手せんしゅとして活躍かつやく。アルバロ・アルベロアや、ロベルト・ソルダード、ファンフラン、ディエゴ・ロペス等ひとしとBチームの黄金おうごん期きを築きずき、2部ぶリーグへ昇格しょうかくさせるなど攻撃こうげきの中心ちゅうしんとして活躍かつやくした。

また、ユース世代せだいのスペイン代表だいひょうを経験けいけんしており、2003年ねんにはU-17欧州おうしゅう選手権せんしゅけんで準じゅん優勝ゆうしょうしU-17世界せかい選手権せんしゅけんに出場しゅつじょう、準じゅん優勝ゆうしょうした。なお2005年ねんのワールドユースは、カスティージャで昇格しょうかく争あらそいをしていたため他たのチームメイトと共ともに参加さんかしなかった。U-21代表だいひょうではの主力しゅりょく選手せんしゅであった。

しかしながら他たのカンテラ出身しゅっしんの選手せんしゅたちと同様どうよう、「銀河系ぎんがけい軍団ぐんだん」と呼よばれたトップチームではほとんど出番でばんを与あたえられることは無なかった。2006年ねん 8月がつに同おなじマドリードを本拠ほんきょとするアトレティコ・マドリードに移籍いせき金きん300万まんユーロの4年ねん契約けいやくで、2年ねん後ごに600万まんユーロで買かい戻もどせるオプション付つきで移籍いせきした。カンテラで育そだてた有望ゆうぼうな若手わかてを、よりによって隣となりのライバルチームに移籍いせきさせるレアル・マドリードの手法しゅほうはメディアの注目ちゅうもくを惹ひき、物議ぶつぎを醸かもした。

この移籍いせきは、当時とうじチームのスポーツディレクターを務つとめていたプレドラグ・ミヤトビッチが会長かいちょうの休暇きゅうか不ふ在中ざいちゅうに成立せいりつ。その話はなしを耳みみにした当時とうじの会長かいちょうラモン・カルデロンは急いそいでチームへと戻もどり、アトレティコ側がわとの会談かいだんを取とり付つけた。そして最初さいしょの条件じょうけんは維持いじし、新あらたに、

「最初さいしょの2シーズン、フラドをベルナベウでプレーさせた場合ばあいアトレティコに罰則ばっそくが課かされること。」
「契約けいやく期間きかんの4年ねんの間あいだにフラドを移籍いせきさせる場合ばあい、レアル・マドリードに優先ゆうせん交渉こうしょう権けんがあり、まず最初さいしょにレアル・マドリードと交渉こうしょうしなければならない。」というこの2つの条件じょうけんをなんとか追加ついかさせることが出来できた。

移籍いせき後ごは両りょうサイドMFの主力しゅりょくである選手せんしゅが相次あいついで怪我けがでいなくなったチーム事情じじょうから与あたえられたチャンスを見事みごとに掴つかみ、レアル・マドリード時代じだいの鬱憤うっぷんを晴はらす切きれのあるプレーを見みせた。2007-08シーズンは出場しゅつじょう機会きかいが減少げんしょうし、16試合しあい出場しゅつじょうにとどまる。

2008-09シーズンは出場しゅつじょう機会きかいを求もとめてマジョルカへレンタル移籍いせき。35試合しあいに出場しゅつじょうし、9ゴール9アシストと活躍かつやくを見みせた。

2009-10シーズンにアトレティコに復帰ふっき。不調ふちょうに陥おちいるチームの中なかでも好こうパフォーマンスを披露ひろうしレギュラーの座ざを掴つかむ。

2010-11シーズン、シャルケ04からオファーを受うけ^[1]、クラブや監督かんとくのキケ・フローレスは難色なんしょくを示しめしたものの^[2]、移籍いせきを強つよく希望きぼうし^[3]、夏なつの移籍いせき市場いちばが閉しまる直前ちょくぜんの2010年ねん8月がつ31日にちにシャルケへの移籍いせきが決定けっていした^[4]。

なお、移籍いせき決定けってい前まえに出場しゅつじょうしたリーガ・エスパニョーラ第だい1節せつ・スポルティング・ヒホン戦せんで1ゴールを挙あげ、アトレティコへの惜別せきべつ弾だんとなった。

シャルケでは同年どうねん12月がつ4日にちのバイエルン戦せんで先制せんせい弾だんとなる初はつゴールを決きめた。その次つぎの試合しあいとなるUEFAチャンピオンズリーググループステージのベンフィカ戦せんではラウルが胸むねで落おとしたボールから先制せんせいゴールを決きめた。チームはグループステージを首位しゅいで通過つうかし、ホームで行おこなわれた準々じゅんじゅん決勝けっしょうインテル戦たたかえ2ndlegでラウルのゴールをアシストし、チームのクラブ史上しじょう初はつとなるベスト4進出しんしゅつに貢献こうけんした。