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ポワレ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ポワレフランス語ふらんすご: poêlé)は、フランス料理りょうりにおける調理ちょうりほうのひとつ。

調理ちょうりほう

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現代げんだいヌーベルキュイジーヌ以降いこう)では、ポワレなべフライパン)に油脂ゆしをひき、表面ひょうめんをカリッと中身なかみをふんわりした感触かんしょくざいげる手法しゅほうしている。さかな料理りょうり調理ちょうりほうとしてなじみふかいが、元々もともとにく料理りょうりもちいられていた料理りょうりほうで、調理ちょうりちゅうざいからあぶらしるをかけまわす(アロゼ(フランス語ふらんすごみずき)とばれる)。

調理ちょうりいちれいとしては、さかなしおコショウして下味したあじをつけ、オリおりブ油ぶゆ両面りょうめんいろよくいたのちソースともりつける。さかなウシノシタした平目ひらめ)やスズキアマダイなどの白身しろみさかなや、マスサケるいなどがよくもちいられる。ムニエルとはことなり、小麦粉こむぎこなどのこなをまぶさない。

古典こてんてきオーギュスト・エスコフィエ定義ていぎ)には「ぶたをしたそこふかどうなべに、少量しょうりょうフォンきにすること」とされ、ただ「く」という方法ほうほうではない。エスコフィエ整理せいりするまえロティぶたをせずそこあさ鉄板てっぱんにくかたまりをのせ、フォンをもちいずにオーブンでくこと。れいとしてローストビーフ)や、ブレゼぶたをしたそこふかどうなべに、にくかたまり多量たりょうのフォンをたしオーブンで煮込にこく。れいとしてビーフシチュー)と混同こんどうされていた。

なお、ポワレの本来ほんらい意味いみきまたは表面ひょうめんをカリッとげる調理ちょうりほうだが、ソテー(sauté)とほぼおな意味いみもちいられるれいもみられるようになっている[1]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 佐藤さとうただしとおるらしのフランス語ふらんすご単語たんご8000』とげ、2014ねん、37ぺーじ 

関連かんれん項目こうもく

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