(Translated by https://www.hiragana.jp/)
マコーレーの括弧 - Wikipedia コンテンツにスキップ

マコーレーの括弧かっこ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

マコーレーの括弧かっこは、材料ざいりょう力学りきがくなどの分野ぶんやにおいて、ランプ関数かんすうなどの特異とくい関数かんすう切断せつだんべき関数かんすう)を記述きじゅつするために使用しようされる表記ひょうきほうである。

ただしちゅう括弧かっこ)のわりにやま括弧かっこ )がもちいられることもおおい。[1] また、集合しゅうごう記号きごう との混同こんどうけるため、関数かんすうただし部分ぶぶんという意味合いみあいで +または +記号きごうもちいられることもある。なおをどちらにふくめるかは流儀りゅうぎによる。

材料ざいりょう力学りきがく

[編集へんしゅう]

マコーレーの表記ひょうきほうは、材料ざいりょう力学りきがくにおいてはり断面だんめんりょくげモーメント)の静的せいてき解析かいせき一般いっぱんてき使用しようされ、一般いっぱん不連続ふれんぞくであるせんだんりょくおよびげモーメントあつかうためにもちいられる。これは、マコーレーの括弧かっこ使用しようすることで、これらの不連続ふれんぞく曲線きょくせん単一たんいつしきによってあつかうことが可能かのうになるためであるためである。材料ざいりょう力学りきがく分野ぶんやにおいてはマコーレーほう記述きじゅつするためにやまかっこ( )の記法きほうがよくもちいられる。

上記じょうきしきとおり、以上いじょうのときにまんのときにひとしくなる。これをもちいれば、をせんだんりょく作用さようてんとしてすべてのちからによる作用さよう単一たんいつしきあらわすことが出来できる。

また、のときは単位たんいステップ関数かんすうとなる。ただしをどちらにふくめるか(あるいは未定義みていぎとするか)は流儀りゅうぎによる。

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ Lecture 12: Beam Deflections by Discontinuity Functions. Introduction to Aerospace Structures. Department of Aerospace Engineering Sciences, University of Colorado at Boulder